この記事では「なぜホテルのベッドには枕が2つも置いてあるのか」をイラストを交えて解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
なぜホテルのベッドには枕が2つもあるのか?
ホテルでは1つのベッドにたいして2つの枕が置かれていることがありますね。
枕はそれぞれ大きさが異なっていることでしょう。
自分に合う枕を選べる
それは「自分に合うほうの枕を使ってください」という意味です。
適した枕のサイズは人によってちがいます。
ですので、どんな体格の人でも満足できるように大小2種類の枕を置いてくれているわけですね。
宿泊客が自分で好きなほうを選べるように。つまりは親切心です。
枕の高さが合わないと、よく眠れなかったり、肩が凝ったりしますからね。
枕が2つ置いてある場合には、両方試して自分に合うほうを選びましょう。
大きさだけでなく、枕の硬さが違うこともありますよ。
シングルベッドなのに2つ
ビジネスホテルのシングルベッドに枕が2つ置いてあるのも「好きなほうを選べるように」という配慮からです。
ときどき2つ並んだ枕を見て「シングルルームに2人で泊まってもいいのか?」と勘違いする人がいるようですが、けっして2名分ではありません。
2つある枕の使い方
せっかく2つ用意してくれたのであれば、遠慮なく2つ活用しましょう。
枕を重ねる
高枕が好きな人は、枕を2つ重ねて使うのがおすすめです。
まるで江戸時代の枕みたいですが……。
抱き枕にする
選ばなかったほうの枕を抱き枕として使うこともできます。
ふだん抱き枕を使用しない方も、ぜひホテルで試してみてください。
抱き枕には「人を安心させる効果」があるので、きっとぐっすり眠れますよ。
枕投げには使わない
ダブルやツインベッドには計4つの枕が置かれていることになります。
これも述べてきたとおりの理由であって、「枕投げをエンジョイできるように」ではありません。
枕がたくさんあるからといって枕投げをエンジョイしないようにお願いします。
海外では3つ4つあることも
アメリカなど海外では、2つどころか枕が3つ4つ置かれていることがあります。
日本のホテルよりもアメリカのホテルのほうが親切……なわけではなく、そもそもの用途が違うんですね。
枕というよりもほとんどクッションの役割を果たします。
ベッドで本を読んだり、テレビを見たりしやすいようにです。
文化の違いですね。日本では「ベッドは寝るときだけ」しか使わない人が多い一方で、アメリカ人はベッドでくつろぐ習慣があるので。
まとめ
ホテルのベッドに枕が2つ置いてある意味をご紹介してきました。
「小さいほうが枕で大きいほうはクッション」だと思っている方もいるようですが、あの嘘みたいに大きいほうも枕です。
ぜひ両方を寝くらべてみて、自分に合うほうを選んでみてください。
使わないほうの枕をソファの上に放り投げたり、ベッドの隅っこに放り投げたりしていた方は、今後は抱き枕として活用してみるのもいいでしょう。
これまで以上に熟睡できるかもしれません。
以上、ホテルのベッドに枕が2つ置いてある理由でした。
謎が解けたのでスッキリした気分でぐっすり眠れることでしょう。
おやすみなさい。
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