この記事では「富士山ナンバーはダサい」という持論を書いていきます。
あらかじめ謝っておきます。
ごめんなさい。
富士山ナンバーはダサい
富士山ナンバーの車を見かけるたびに違和感を覚えてしまうんですよね。
富士山って、あまりにピンポイントすぎると思うのです。
しかも地名ではなく山だし、車の所有者はべつに富士山に住んでいるわけではないだろうし。
富士山から来たの?
品川ナンバーの車を見たら「品川から来たのか」と思います。
愛媛ナンバーの車を見たら「愛媛から来たのか」と思います。
富士山ナンバーの車を見たら、困惑します。どこから来たんだかわかりません。
富士山ナンバーはまるで樹海のなかを激走し、段差で後輪を空転させ、泥だらけになりながら下山してきたような印象を与えます。
なんというか、富士山ナンバーはめちゃくちゃワイルドなのです。
ピンク色のかわいらしい軽自動車が富士山ナンバーだと「こんな車でよくオフロードを走破できたな」と感心しますし、ゴリゴリのSUVが富士山ナンバーだと「でしょうね!」と納得します。
実際に下山してきたわけではないのでしょうが、イメージとしてはそんな感じです。
琵琶湖ナンバー?
富士山ナンバーのおかしさは、琵琶湖ナンバーで考えるといっそうわかりやすくなるかもしれません。
琵琶湖ナンバーなど存在しませんが、もしあったら、まちがいなくバカにされるでしょう。
琵琶湖ナンバーを見たどこかの心無い人間が「おいおい水陸両用車かよ」などと揶揄することも考えられます。
琵琶湖に住んでいるわけでもなければ、琵琶湖の上を駆け抜けてきたわけでもありませんからね。
地名ではなく、土地のシンボルやアイコンをナンバープレートに表示するのは、どうもおかしいように思えてなりません。
いまのところ該当するのは「富士山ナンバー」しかありませんが。
シンボルをナンバーにするということ
富士山以外にも土地のシンボルやアイコンをナンバーに記載し始めたら、カオスな状態になります。
たとえば栃木県の宇都宮は「餃子ナンバー」になるでしょう(クサそう)。
千葉県浦安市は「ディズニーナンバー」になります(ピカピカしていてゆっくり走りそう)。
埼玉県春日部市は「クレヨンしんちゃんナンバー」です(すぐ擦りそう)。
京都府は「清水寺ナンバー」や「金閣寺ナンバー」、「銀閣寺ナンバー」などが乱立します(進路の邪魔をしたらバチが当たりそう)。
こんなことになったら大変です。
どうか富士山ナンバーには最初で最後であってほしいものですが。
まとめ
富士山ナンバーの違和感について書いてきました。
べつに富士山ナンバーの車に煽られたわけでも、特別な恨みを持っているわけでもありません。
ただただ「そんなのありかよ」と釈然としない気持ちがあったので、こうして記事にしただけです。
「富士山ナンバー」は付けるほうも嫌だろうと想像していましたが、希望ナンバーで数字を「3776」にしている人もいて、わりとノリノリだったりするみたいですね。
当事者がいいならまぁいいか、という気もしますが。
以上、富士山ナンバーはダサいという持論でした。
長野県に住む私はただひたすら「八ヶ岳ナンバー」が誕生しないことを祈っています。お偉いさん方がどうか富士山ナンバーに感化されませんよう。
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