スバルのレヴォーグってなんともカッコいい車ですよね。
この記事では「レヴォーグの上位モデルであるSTI Sportを運転してみた感想」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
レヴォーグ1.6STI Sportを運転した感想
知人が購入したレヴォーグSTI Sportを運転させてもらいました。
グレードは1.6STIパフォーマンスで、走りに関わる部分にも手が加えられたSTIのなかでも上位のモデルです。
信号機の少ない田舎の山道を30分ほど走ってみて、その「上質な乗り心地」に驚きましたね。
乗り心地が上質
「STI Sport」なんて名称なので、さぞ足回りが硬いのかと思っていましたが、そんなことはありません。
とても上質で、「おれは高級車に乗っているぞ」という感じがします。
段差を越えるときも嫌なショックはありませんし、遮音性も高いため、ロングドライブも快適でしょう。
助手席や後部座席でもストレスなく過ごせます。 同乗者に優しい車ですね。
1.6Lターボは速くない
レヴォーグSTI Sportには1.6Lターボと2.0Lターボの2グレードが存在します。
で、今回運転したのは排気量の小さい1.6Lターボのほうでした(ノーマルのレヴォーグとおなじ)。
乗り心地は良いのですが、お世辞にも速いとはいえません。
見た目がスポーティなだけで走りはわりとふつうです。
大人が3人乗った状態でも力不足には感じなかったものの、あくまでも必要十分なパワーであり、加速フィールに感動するようなことはありません。
STIの1.6Lターボモデルは170馬力です。もし速さも求めるのであれば、最高出力300馬力を誇る2.0Lターボモデルを買うのが良いでしょう。
1.6Lターボはけっして速くはないので。
あるいはおなじスバルのWRXを買うか、ですね。
日本の道路なら1.6Lターボで十分?
じつはこの知人はレヴォーグSTIの前にWRX STIに乗っていて、「日本の道路ならWRXほどのパワーは必要ない。公道では発揮できないし」と語っていました。
冷静に考えてみれば、まぁそうなのかもしれません。
1.6Lでもたしかに実用性は充分です。
ただ、見栄だったり加速時の高揚感だったりの感情が絡んでくると、やはり2.0Lモデルの存在が気になってしまうわけですが……。
エクステリアがカッコいい
STIには標準でアンダースポイラーが装着されており、ノーマルのレヴォーグとは明らかに見た目がちがいます。
スポーティでカッコいいのです。
最近のスバルらしいまるでガンダムのようなルックスも、男心をくすぐります。
"いかつさ"があるので後続車に接近される不快さもありませんし、高速道路でも道を空けてもらえそうです(あくまで憶測ですが。私ならすぐにどくので)。
ブレーキの効きがイマイチ
とても完成度の高いレヴォーグSTIですが、ブレーキの効きがさほど良くなかったことが、マイナスポイントとして挙げられます。
スバルの公式サイトで確認したところ、STIのブレーキはノーマルのレヴォーグと変わらないようでした。
STIだからといって特別なブレーキを装着しているわけではないのですね。
これには正直ガッカリです。スポーツモデルなら、もっとガシッと効くブレーキにして欲しかったのですが。
(スポーツモデルどうこうを抜きにしてもブレーキがイマイチ。心許ない)
まとめ
レヴォーグSTI Sportを運転した感想をご紹介してきました。
短時間乗っただけでも「上質な車」だということがヒシヒシと伝わってくる、そんな車でした。
AVHに感動
個人的に気に入ったのが「AVH」というシステムです。
停止状態でブレーキから足を離しても、ブレーキのかかった状態を車がキープしてくれるんです(つまり車が前進しない)。
ブレーキを踏み続けなくていいので、信号待ちがとにかくラクでした。AVHはなんとも便利な機能です(STI、ノーマル共に標準装備)。
それからパドルシフト(同上)もグッドです。
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以上、レヴォーグSTI Sportを運転した感想でした。
購入した知人はたいへん満足している様子でしたね。オーナーがそういうんですから、レヴォーグSTI Sportは良い車なのでしょう。