障子ってどうなんでしょうか?
あったほうがいいのか、ないほうがいいのか。
和室は選択の余地がありませんが……。
そこでこの記事では「障子のメリット・デメリット」をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
障子のメリット
まずは部屋に障子があるメリットから。
部屋が明るくなる
カーテンよりも障子のほうが外光をよく通すので、障子を閉めていても部屋は明るくなります。
ちょうどレースカーテンのようなイメージですね。
障子があれば、外から部屋を見られることなく、つまりプライバシーを守りつつ室内に光を取り入れられます。
夜になって室内の明かりをつけた場合、レースカーテンでは中が丸見えになりますが、障子なら見えません。
飽きない
カーテンには柄や模様、それから色があるので、「なんだか飽きてしまった」なんてことも。
3年前にピンク色のカーテンを買ったけど、もうピンクの気分ではない、だとか。
その点、障子には「飽きる」ということがありません。
障子はどこまでもシンプルかつ洗練されたデザインで、和室の雰囲気にうまく調和しています。
私が住んでいるアパートは洋室にも障子がついており、こちらも違和感なくマッチしています。
いまのところ「オレンジ色の障子に貼り替えたい」などといった願望は湧いてきていません。
外気の侵入を防ぐ
障子は外気の侵入を防いでくれるので、快適な室温を保てます。
部屋に隙間風が入ってくるのを障子がブロックしてくれるんですよね。いわば2重サッシみたいなものです。
障子があるとないとではだいぶちがいますし、外気をシャットアウトする能力において、障子はカーテンをはるかに上回ります。
障子のデメリット
つづいては障子のデメリットです。
障子は破れる
障子のもっとも大きなデメリットは破れてしまうことですね。
私が住むアパートでも、小さな子供のいる家庭の障子はズタボロです。
直しても直しても子供に破られてしまうので放置しているのだと思いますが、障子を破れたままにしておくのはみっともなく感じます。
では大人だけで住んでいれば破れないかというと、そうでもありません。
掃除機が当たってしまったり、障子に物を倒してしまったりして穴が空きます。
20代夫婦だけで住んでいる我が家の障子も何箇所か破れていますし。
カーテンはそう簡単に破れたりしないので、耐久性の低さは障子ならではのデメリットだといえます。
メンテナンスが大変
破れてしまった障子は張り替えが必要です。
張り替え作業を自分でやれば時間と手間がかかりますし、業者に依頼すればそれなりの費用がかかります。
カーテンは洗うだけで綺麗に維持できますが、障子を綺麗に維持しようと思うと、なかなか大変かもしれません。
少し値は張るものの、破れにくい障子を検討するのもおすすめです。
なお、障子は経年劣化によって黄ばんでしまうので、どうしても数年おきに張り替える必要性があります。
……なにかと面倒ですね。
まとめ
障子のメリットとデメリットをご紹介してきました。
障子は見栄えがよくて実用性も高いので、個人的には気に入っています。
ドレープカーテンとレースカーテン双方の性能を兼ね備えている障子は、大変なスグレモノです。
とはいえ、いとも簡単に破れてしまうのはいただけません。
ボロボロだと貧乏臭く見えます。
小さな子供やペットがいるご家庭では要注意ですね。
以上、障子のメリット・デメリットでした。