堀江貴文、西野亮廣著『バカとつき合うな』を読んだ感想

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堀江貴文氏と西野亮廣氏の共著『バカとつき合うな』を読んだ感想をご紹介します。

バカなりにわかりやすくお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『バカとつき合うな』の感想

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一言でいえば、とても面白かったです。

本書はホリエモンとキングコング西野の共著です。

 

共著といっても薄っぺらい対談形式ではなく、それぞれが「こういうバカとは関わるな」ということを書いています。

で、ホリエモン、西野、ホリエモンという感じで交互に収録されている。

そのため、それぞれの考えや主張を端的に知ることができます。

 

バカは自分自身

タイトルこそ『バカとつき合うな』ですが、読んでみて「お前はこういうバカになっていないか」という両者からのメッセージだと感じました。

 

つまり、他人を見下して「こういうやついるいる!」と楽しむのではなく、自分自身が本書に書かれている「バカ」になっていないかを内省するのが、正しい読み方ではないかと。

「こんなヤツは避けたほうがいいんだな」ではなく、「自分はこうなるなよ」と自戒するのに本書はとても有効です。 

 

言い換えれば、「おれは天才で他の連中はみんなバカだ」と考えているような人は、たぶん読んでも意味がありません。

 

バカってたとえば?

本書ではさまざまなタイプのバカが紹介されています。

 

たとえば、「みんなとおなじことをやれ」というバカ

思考停止しており、「みんなとおなじことが正しい」としか思っていない。それを他人にも押し付けるから厄介、だとか。

 

あるいは、「無根拠な勘でブレーキばかり踏む」バカ

経験値が低いのに勘でブレーキを踏む、行動をしない、だから経験値がたまらない。

それで、他人にも「それは成功しない」などと口出しするから面倒なんだとか。

 

他にもたくさんのバカが列挙されています。 まるでバカ辞典です。

 

 

バカに共通していること

どのバカにも共通しているのは「自分の頭で考えていない」ということです。

 

常識だから、良いことだからという思い込みに基づいて行動していて、頭を使っていないんですね。だからバカ。

たしかに考えるのは面倒ですし、あらゆる物事をいちいち考えていたら疲れてしまいます。

でも、より良い人生にするには考えないといけないのだと思います。

 

その配分に納得しているか? 

ホリエモンは本書のなかで「人生の約4分の3を学校と会社に明け渡すのは長過ぎないか?それは自分で考えて納得した配分なのか?」と問いかけていました。

 

自分でいろいろな可能性を検討した上で「それでいい」と決定したなら問題ありません。

ただ、「学校を卒業したら定年まで企業に勤めるのがふつうだから」という理由だけでそうした人生を歩んでいるのだとしたら、それこそが思考停止であり、考えていない証であり、「バカ」である、ということです。

 

人生とは時間であり、いずれ幕を閉じてしまう有限なもの。

その人生の4分の3を他者に明け渡し、やりたくないことをやって生きていていいのでしょうか。

 

考えて出た答えがNOであれば、なんらかの方法を模索してみるべきです。

フリーランスや起業など。

ここで「どうせ無理だから」と考えてしまうなら、それこそ「無根拠な勘でブレーキを踏むバカ」になってしまいます。

 

まとめ

バカでいたほうがラクなので、つい考えることを放棄しがちです。

そうした現状を「マズい」と感じないほどの徹底的なバカであれば、あるいは幸せに生きられるのかもしれません。

 

が、「現状はなにかがちがう」などといった不満を抱えているなら、本書はきっとヒントを与えてくれます。

ぜひ自分自身が列挙されているバカの一員になっていないかを、本書でチェックしてみてください。

私はわりと該当していました。バカ界のエリートです。

 

そろそろ記事を終わりにするので詳細は書きませんが、ホリエモンの「いまを生きる」ための考え方はかなり参考になりました。

ぜひ読んでみることをおすすめします。

 

バカとつき合うな

バカとつき合うな

 

以上、『バカとつき合うな』を読んだ感想でした。