KDPで自分の電子書籍を出版したはいいものの、なかなか売れない。
ブログでも宣伝しているのに……。
そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では「ブログで効果的に自著の宣伝をする方法」をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
Kindle本をブログで効果的に宣伝する方法
以下は私の実体験です。
セルフ出版した電子書籍を読んでもらうために、ブログの目立つところに商品ページへのリンクを張っていました。
ですが、ブログ訪問者になかなかクリックしてもらえず。
電子書籍の売り上げも立ちません。
その理由はいたってシンプルで、私がブログに自動車関連の記事ばかりを書いていたからです。
読書好きを集めるべし
当然ながら、いくら車好きな人たちをブログに呼びこんだところで、電子書籍は売れません。
私がセルフ出版しているのはショートショートであり、車とはいっさい関係ないのです。
車好きのユーザーが「ちょっと読んでみようかな」と思ってくれることはまずありません(実際にまったく売れず)。
極端にいえば、熱心に男性ユーザーを集めてスカートを売ろうとしているようなもの。
どれだけブログを更新したところで、成果が上がるはずがありませんでした。
本の感想を書くことに
自著を読んでくれる可能性が高いのは「読書好き」な人々です。
では読書好きな人々がなにに興味を持っているかといえば、もちろん本です。
そこで私は、読んだ本の感想をブログにアップすることにしました。
するとしばらくして、私が書いた電子書籍が売れたのです。さらに、アンリミテッドという読み放題サービスで読んでくれる人もチラホラ現れました。
こうした成果はまぎれもなく「読書好きなユーザーをブログに呼びこんだから」だといえます。
男性にばかり声をかけていたけれど、女性に声をかけるようになったら、スカートが売れ出した。
……まぁ、当然の話ですが。
自著を持つブロガーは珍しい
見たところ、本を出版しているブロガーはそうそういません。
ですので、ブックレビューを書き、なおかつ自著も有しているとなると、それだけで貴重な存在となりユーザーに興味を持ってもらえるようです。
エッセイや自伝、ブログで稼ぐ方法みたいな本を出しているブロガーは一定数存在しますが、ショートショートを書いているブロガーはほとんどいない。
となると、「珍しいな。どれどれ」とブログを訪問した読書好きに読んでもらえるのですね。
出版したジャンルに合わせる
私はショートショートを出版しているので、小説の感想を書くように心がけています(ふだんはそれほど読まない)。
目的は、小説好きに興味を持ってもらうためです。
これは「どのジャンルでセルフ出版をしているか」によって異なります。
もしあなたが投資に関する電子書籍を出しているなら、投資に興味がある人を集める工夫が必要です。小説好きを集めてもあまり意味がありません。
同様に、自己啓発系の本を出版しているなら、「セルフイメージ云々」のような記事を書くのがいいでしょう。
自分が書いた本のジャンルを正しく把握して、そのジャンルに興味のあるユーザーを呼びこむ工夫が必要です。
まとめ
私は「セルフ出版している本を読んで欲しくて」ブログを書いています。
つまりブログの主たる目的は宣伝です。
ですが、とにもかくにもユーザーをたくさんブログに呼びこめばいいのだと考えて、自分が好きな自動車関連の記事ばかりを書いていました。
実際ブログには車好きなユーザーが訪問するようになりましたが、キンドル本は売れません。
これで「最強のエンジンオイル」でも作っていたらバカ売れしていたのかもしれませんが、私が売ろうとしているのはショートショートだったので、見向きもされませんでした。
「自著があるブロガー」はそれだけで珍しいので、ぜひ適切な人々に向けて、適切な方法でアプローチをしましょう。
まちがっても私のように、男性へ向けてスカートを売ることのないように。
以上、ブログで効果的に自著の宣伝をする方法でした。
正しい読者に正しい方法で届ければ、読んでもらえます。