ブログで稼ぐ！『完全ひとりビジネスを始めるための本』の感想

誰とも関わらずに自分ひとりで仕事をしたい。

そんな願望があるなら、ブログを書いてお金を稼ぐのがいいのかもしれません。

この記事では、右田正彦著『完全ひとりビジネスを始めるための本』を読んだ感想をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

『完全ひとりビジネスを始めるための本』の感想

タイトルにある「完全ひとりビジネス」というのは、誰とも関わらずにひとりで働くことを意味します。 

で、どんな仕事ならそれが可能かというと、ブロガーなんですね 。

ちょうどいまあなたが読んでいるこれ、このブログを使ってお金を稼ぐ方法について説明しているのが本書です。

誰とも顔を合わせずに、自分のペースで好きなように仕事ができる。場所に縛られない。

クライアントとの打ち合わせもなければ、納期もありません。 

ブロガーはどこまでも自由です。 

ブログをイチから説明している

本書はブログをまったく知らない読者を対象にしているため、「ブログとはなにか」といった説明から始まります。

すでにブログ記事をいくつか書いているブロガーであれば、冒頭は飛ばしてしまっていいでしょう。

ブログ運営について知らない読者は、無料ブログと有料ブログのちがいや、ブログから収益が生まれる仕組みなどについて理解できます。

まずはグーグルアドセンスで稼ぐ

本書で紹介されている収益化方法は、グーグルアドセンスと物販(アフィリエイト)です。

それぞれ登録方法や収益の目安について書かれています。

• グーグルアドセンス ：月3万 
• 物販：月7万

本書が目指しているのはここです。

で、さらに稼ぐためにクラウドソーシングを使ってWebライター業を行ったり、ブログに紹介記事を書いたり。

本書を読めば、ブログを使ってお金を得る方法を網羅的に知ることができます。

限界収入は30万円？

ブロガーとして頑張って得られる収入は、月に30万円が限界なのだそう。

月に30万円。

この金額、あなたはどう思いますか？

私は少ないと感じますね。

これじゃあ「柿の種を食べまくる」という夢の豪遊生活を実現できません。

フリーランスの収入は不安定なので、もっと稼げなければしんどいでしょう。

月に30万円では会社を辞めるかどうかも迷ってしまいますよね。

プロブロガーにはならず、副業としてブログで稼ぐ道を選んでしまいそうです。

と思っていたところへ、著者は新たな収益化方法を提示してきました。

月30万円の壁を越える

月30万円を越える代わりに失うものがあります。 

それは「完全ひとり」という条件。

30万円以上稼ぎたいのなら、「誰とも関わりたくないよぉ」などといってられないようです。

• セミナー
• コンサルティング
• コミュニティビジネス

著者はこうしたビジネスを紹介しています。 

セミナーは「ブログで稼ぐにはね」と偉そうに語るアレ。

コンサルティングは「君のブログはぜんぜんなってないよ」と余計なお世話を押しつけるアレ。

コミュニティビジネスはサロンを作って教祖様みたいになって崇められるアレ。

ひとりで稼ぎたくて手にとった本が、まさかのクライマックスを迎えました。

ブログを使いフリーランスとして独立して稼ぐには、ひとり閉じこもっていてはダメなのだそう。

まぁ「どんな方法があるか」を知っておくのも、悪くないといえば悪くないのですが。

まとめ

ブロガーの端くれとして本書を読みました。

内容はやや難易度が高い印象です。

グーグルアドセンスを使って月に3万円とサラッと書いてありますが、このレベルに達するのも容易ではないでしょう。

(苦戦しているのは私だけかもしれない)

ブログの書き方やテーマ選びについても本書だけでは物足りないといえます。

本書はおもに収益化の方法にページを割いているので。

「ブログで一旗あげてやる！」と決心したら、ブログに関するほかの書籍にもいくつか目を通したほうが良いです。

「ブログでどうやって稼ぐのか」

その方法を知るのに、本書は最適だと感じました。金額の目安が示されているのも親切です。

自宅にこもって完全ひとりでビジネス。

実現できたら最高ですね。

副業として小遣い稼ぎをするのでもいいでしょうし、うまくいったら会社を辞めてフリーランスになるのもいいでしょう。

「人と関わりたくない」

そう感じているのなら、ブログに可能性をかけてみてもいいのでは？ 

完全ひとりビジネスを始めるための本 自宅にこもったまま安定して稼ぎたい!

以上、右田正彦著『完全ひとりビジネスを始めるための本』を読んだ感想でした。