私たちが感じる「限界」は、ただの「思い込み」だといいます。
だからもっと自分を信じるべきなのだ、と。
この記事では、ジェイ・エイブラハム著『限界はあなたの頭の中にしかない』を読んだ感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『限界はあなたの頭の中にしかない』の感想
著者のジェイ・エイブラハムは、時給60万円を超える経営コンサルタントです。
わずか1時間の労働で私たちの月収を超えてしまうスゴい人物です。
そんな著者は"日本の若者の自殺率の高さ"を知って心を痛め、希望に溢れた人生を歩んで欲しいと願い、本書を執筆したといいます。
日本人の20代、30代の死因第一位が自殺ですからね。
将来を悲観せず、自分を信じて人生を歩もう。
そんな前向きなメッセージとともに、確実な成功への行動法則が記されています。
著者はかなりの読書家
著者はたくさんの本を読んでいて、とくに好んでいるのが伝記だといいます。
なぜなら、伝記というのはビジョンを持って、どんな逆境、不運、非難にあってもけっして自らのゴールを諦めなかった人たちの物語だから。
つまり、伝記を通じて彼ら/ 彼女らが持つ不屈のメンタリティに触れているわけですね。
人生で3回一文無しになり、2回離婚した著者がそれでも這い上がれたのは、伝記を読んで培った強靭なメンタルがあったからなのかもしれません。
ひとまず「できる」と信じる
ちなみに、偉人たちに共通しているのは「自分ならできる」と信じて疑わなかったことだとか。
あなたが持っている夢も、まずは「できる」と決めてしまいましょう。
私が抱いている「砂浜ではしゃぐグラビアアイドルの胸のように読者の世界観を揺らしたい」という"高尚な理念"も、「できる」と思うことにしました。
お金を稼ぐことを目的にしない
資本主義社会においては、個人が持つたいていの願望はお金で叶えられます。
スーパーカーに乗る。豪邸に住む。
軽井沢に別荘を建てる。ダルメシアンを飼う。
ダルメシアンを3匹飼う。やっぱり5匹飼う。
ぜんぶお金があれば叶います。
だから我々はついお金を目的にしがちですが、著者は「それじゃダメだ」といいます。
お金を稼ぐことを目的にしてもお金持ちにはなれない、と。
より良い価値を創出する
だんだん高尚な内容になってきました。
お金ではなく「価値を創出すること」だけを考えるべきなのだと著者はいうんですね。
そうすれば結果的にお金持ちになれるから。
だからお客様を恋人のように考えて、お客様の人生がよりよくなるよう努力する。
それが私たちのすべきことなのだとか。
つまりこのブログでいえば、読者のあなたを恋人だと考え、あなたの人生がよりよくなるように私が頑張る。
こういうわけです。……なるほど。
あなたにとって価値ある記事を書けるよう、精一杯努力させていただきます。
ビジネスについて
本書の後半は、ビジネスについて具体的に書かれています。
経営者や自営業者にとって役に立つのではないでしょうか。
なんといっても著者は時給60万円の経営コンサルタントですからね。
60万円支払うのはちょっとアレでも、1500円の本書で彼のアドバイスを知れるなら悪くない。どこかそんなお得感があります。
まとめ
本書の内容はどれも本質的なものばかりだと感じました。
とくに興味深かったのが、「人から興味を持たれたいなら、まずは人に興味を持て」という主張です。
YouTuberをはじめ、TwitterやInstagramなどのSNSにおいても、なんと目立ちたい人の多いことか。
あちこちで「おれを見てくれ!」「わたしを見て!」ってなもんです。
なかなか注目を集められずに悩んでいるのだとしたら、まずは「人に興味を持つ」ところからはじめてみても良いのかもしれません。
まずはそうですね、手始めにこのブログに興味を持つとか。
以上、ジェイ・エイブラハム著『限界はあなたの頭の中にしかない』を読んだ感想でした。
最後までお読みいただき感謝申し上げます。
恋人との別れはひどく切ないものですが、そろそろこのへんで。