真冬に屋根を開けて走るオープンカーを見たことありますか?
「運転手はアタマがおかしいのか?」なんて思ってしまいますよね。
でもじつは、冬に乗るオープンカーってけっこう快適なんです。
ダイハツのコペンローブに乗っていた私は、冬でもルーフを開けて走っていました。
(周囲からは「奇人」と呼ばれていましたが)
この記事では、
- 冬のオープンカーは寒くないのか?
- 乗るとどんな感じなのか?
など、冬のオープンカー事情について書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
冬のオープンカーは寒くない
冬のオープンカーは、みなさんが想像しているほど寒くはありません。
その理由は3つあります。
理由1. シートヒーターがついている
オープンカーには基本的にシートヒーターがついています。
スイッチを入れると、座席がじんわりと暖かくなってくるんですよね。
おかげで背中やお尻がポカポカと温まります。
一般的な車には装備されていないことも多いシートヒーターですが、オープンカーにはほぼ標準装備されています。
そんな「裏ワザ」を使って体を温めているので、真冬に屋根を開けて走っても平気なのです。
理由2. 風が当たらない
屋根を開けて走っても、ドライバーに冷たい風がドシドシ当たるわけではありません。
オープンカーは風の流れまで考えて設計されているため、乗員にはそれほど風が当たらないようになっているんです。
(サイドウインドウを下げれば風を存分に浴びれます)
ですので、みなさんが思っているほどは冷風を浴びていません。
風は頭頂部をかすめていく程度です。
ですので、気温0度でもオープンで走れますよ。私はよく走っていました。
耳当てもニット帽も不要です。信じられないかもしれませんが、まったく寒くないんですよね。
けっして奇人でも変態でもありません。
それだけオープンカーの作りが優秀なのです。
理由3. 暖房を使っている
これは人によりますが、なかにはオープンにした状態でエアコンを使う人もいます。
「暖気がすべて車外に出て行ってムダ」に思えますが、案外そうでもありません。
暖かい空気が足元にとどまって快適です。
先述のとおり風の巻き込みが少ないので、暖かい空気も逃げて行きにくいんですよね。
もちろん、ふつうの車には(屋根がないぶん)劣りますが。
エアコンの暖房を使うと、かなり快適です。
体が暖かくて頭部だけが冷たい。まるで露天風呂に入っているかのような気分になれます。
冬でもオープンにする理由
シートヒーターやエアコンを使ってまで屋根を開ける理由は、オープンにして走るのが気持ちいいからです。
けっして痩せ我慢でもなんでもなく、本当に気持ち良いんですよね。
まさに「露天風呂」という感じです。
周囲から見ればただの奇人ですが、(おそらく)奇人ではありません。
むしろドライバー本人は快適です。
これはいくら文章で説明しても伝わりにくい部分なので、ぜひ冬にオープンカーをレンタルして、実際に味わっていただきたいものです。
まとめ
冬のオープンカー事情についてお伝えしてきました。
ポイントは「冬のオープン走行はそれほど寒くない」ということです。
寒くないどころか、むしろ快適です。最高に気持ちいいですよ(冬は紫外線も少ないですし)。
まるで露天風呂に浸かりながら移動しているようなイメージです。
ただ、冬のオープンドライブにも1つだけ欠点があって、それは「周囲にジロジロ見られる」ということ。
それはまぁ見られます。まるで宇宙人を見るかのような目で。
ときには笑われることも……。
私は気にしませんでしたが、あまり目立ちたくないオーナーにとって冬にルーフを開けるのはハードルが高いようですね。
「冬のオープンカーは快適なんだ」という事実が広まって誤解が解ければ、冬でももっと乗りやすくなるのですが。
以上、冬のオープンカー事情についてでした。
ちなみに、マイナス5℃で屋根を開けると風邪を引くことがわかっています。
オープンカーに乗るがナルシストだと思う方は、ぜひこちらの記事も読んでみてください。