オープンカーに乗っている人はナルシストなのでしょうか。
もちろん、なかには本物のナルシストもいるとは思いますが、少数です。
オープンカーに乗っているからといってナルシストだと決めつけるのは早計でしょう。
この記事では、世間に根強く広まっている「オープンカーに乗るヤツはナルシストだ」という固定観念を払拭していきたいと思います。
オープンカーに乗るのは楽しいから
オープンカーのオーナーは「楽しいから、気持ちいいから」という理由でその車を購入していることがほとんどです。
オープンカーを所有する知人が数名いますが、誰も「運転しているところをみんなに見られたいから」といった不純な動機で買った人はいません。
私がコペンローブを買った理由も「オープンドライブが最高だから」であり、「イケメンの僕を見て欲しいから」ではないのです。
見られたいなら原付が最強
もし「みんなに注目されたい」のであれば、オープンカーよりも原付のほうがいいでしょう。
購入費用は安く済みますし、顔も丸出しです。周囲からよく見えます。
ロードバイクでもいいかもしれませんね。道路を走っているだけで注目されるでしょう。
つまりいいたいのは、「イケメンな俺を見てくれ」という欲望を満たすのにわざわざオープンカーを買う必要はない、ということです。
「恥ずかしくないの?」という人こそ自意識過剰である
屋根を開けて走っていると、「よくオープンでなんか走れるね。見られて恥ずかしくないの?自分に自信があるの?」といわれることがあります。
私としては、こういった発言をする人こそ自意識過剰なのではないか、と疑ってしまいます。
なぜって、オープンカーが走っていても凝視したりしないからです。
「オープンだなぁ。気持ち良さそうだなぁ」とは思いますが、どんな人だろう?といちいち運転手の確認なんてしません。興味がないので。
誰も見ていない
私は他人もおなじだと思っているので(つまり自分のことなんか誰も見ていないと思っているので)、屋根を開けて運転しても平気なのです。
よって、「よく恥ずかしくないね」という発言をする人にたいしては、「この人はナルシストなんだなぁ」と心のなかで思うようにしています(返り討ち)。
自意識過剰だとオープンカーに乗れない?
友人を誘ってコペンでドライブに出かけようとしたことがあります。
ですが、屋根を開けようとした瞬間に彼がいいました。
「え、待って。まさか開けないよね?」
開けるに決まっています。そのためにドライブに誘ったのです。
「それは冗談抜きで無理だわ。スカートを履いて街を歩くくらい恥ずかしい」
彼はいいました。
誰も見ていないから、と15分ほど説得しましたが、ルーフを開ける許可は下りず。
屋根を閉めたままのドライブとなりました。
「なんて自意識過剰なんだ」と思いましたね。どうせ誰も見やしないのに。
こんなヤツはナルシストだ
というわけで、ほとんどのオープンカー乗りはナルシストではないことがお分かりいただけたかと思います。
ただ純粋にオープンカーという乗り物を楽しんでいるだけなのです。
とはいえ、一定数のナルシストが混在しているものまた事実。
そこで最後に、「こんなヤツがオープンカーに乗っていたらナルシストだ」という人物の特徴を挙げてみたいと思います。
100%偏見であることをご了承ください。
帽子を被っていない
オープンカーに乗っていると日光で頭皮が焼けます。頭皮がダメージを受けて抜け毛が増えることもあるんです。
ですから、たいていのドライバーは帽子を被っていますね。
もし帽子を被っていないドライバーがいたら、家に帽子を忘れてきたか、顔をよく見て欲しいかのいずれかです。
ちょっぴりナルシストの匂いがします。
助手席に美女を乗せている
助手席に美女を乗せていて、かつ外車のオープンカーである場合には、99%ナルシストと見ていいでしょう。
ただし、妬みの感情が含まれていることをお察しください。
まとめ
一部の例外を除き、オープンカーに乗っている人はナルシストなんかではありません。
純粋にオープンカーに魅せられて、オープンドライブを堪能しているだけなのです。
どうか「うわ、ナルシストじゃん!」などと非難しないでいただけると幸いです。
だいいち、オープンカーに乗っているのはほとんどがオッサンですよね。
ですので、「そもそもナルシストに見えますか?」という話でもあるのですが。
オープンカーの購入を後悔するリスクに関して、当サイトにはこんな記事があります。