この記事では「2シーターのオープンカーで旅行をすると恥をかく理由」をイラストを交えて解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
2シーターオープンカーで旅行をすると恥をかく
2シーターのオープンカーに2人分の荷物を載せて旅行をするのはキビしいので、ここでは1人旅とします。
イラストは車内の様子だと思ってください。
運転手が一人で座っています。
せっかくオープンカーで旅行をしているので、屋根を開けてドライブしようと思います。
このとき、ルーフはトランクに収納されるので、トランク内にある荷物を助手席へと移動させることにしました。
(ルーフを格納したぶんだけトランクのスペースが狭くなります)
屋根を開けるため荷物を移動
助手席には誰も乗っていないので、収まりきらない荷物を助手席へ移動させます。
ところが、走り出してすぐにピーピーピーと警告音が鳴りました。
パネルを見ると「シートベルト未着用」のマークが点滅しています。
自分はシートベルトをしているので、助手席の荷物にたいして「シートベルトを着用しろ」という指示が出ていることになります。
重たい荷物を、人間が座っていると勘違いしているのです。
仕方なく荷物にもシートベルトを締めます。
警告音が鳴り止みました。オープンドライブを続けます。
寂しくなった?
この状態で、屋根を開けて運転しているわけです。
屋根を開けているということは、とうぜん周囲からも車内がよく見えます。
信号待ちをしていると、隣のレーンに止まった車のドライバーが、チラチラとこちらを見ていることに気がつきました。
隣レーンのドライバーは思いました。
「他県のナンバー。おそらくは旅行。見たところ一人。話し相手の不在に寂しくなって、ついにはリュックサックが人間に見えるようになったか。ご丁寧にシートベルトまで締めて……」
はい、これが2シーターのオープンカーで旅行をすると恥をかく理由です。
つまり、やむを得ず荷物をトランクから移動し、やむを得ずシートベルトを締めているだけなのに、側から見ると「めちゃくちゃ寂しいヤバい人」になってしまうという。
(荷物が話し相手に見えてしまうほど!)
恥をかかないための対策
対策としては、荷物を足元に転がす、という原始的な方法があります。
こうすればヤバい人にならずに済むでしょう。
あるいは、屋根を開けるのを我慢するか。
いえ、せっかくオープンカーで旅行をしておきながらオープンにしないのは邪道ですから、やはり「足元に転がす」でいきましょう。
もし汚れると困るリュックやバッグ(ブランド物など)であれば、恥を覚悟で助手席に載せるしかないですね。
「旅の恥はかき捨て」といいますし、いっそ開き直ってしまうのもいいかもしれません。
まとめ
私の実体験をベースに記事を書きました。
私は「小馬鹿にするドライバー」側の人間ではなく、「寂しくなったヤバいヤツ」側の立場でこの状況を経験しています。
「リュックサックが人間に見えている男」に自分がなっていると気づいたときは、とても恥ずかしかったですね。
穴があったら入りたいというか、屋根があったら閉めたいというか。
安物のバッグなので足元に転がしてもよかったのですが、7泊8日の旅行だったため荷物が多く、足元のスペースも空いていませんでした。
結果として寂しい男になったわけです。
「旅の恥はかき捨てじゃい!」と開き直り、リュックサックの相棒にシートベルトを締めたままドライブを続けましたが……。
みなさんはくれぐれもご注意ください。
以上、なぜ2シーターオープンカーでの旅行は恥ずかしいのか、でした。
参考にはならないかと思いますが、なにかを感じていただけたら幸いです。