助手席に重たい荷物を載せて走行すると、車からピーピーといった警告音が鳴ります。
これは「助手席に座っている人がシートベルトを装着していない。危ない」と、クルマが勘違いしているためです。
たとえリュックサックや買い物袋であっても、それなりの重量があれば、車は「人間が座っている」と誤解してしまうのです。
では、騒々しい警告音を止める良い方法はないのでしょうか。
助手席の荷物にシートベルトを着けるしかないのでしょうか。
そこでこの記事では、
- 警告音は解除できる
- 便利なアラームキャンセラー
など、「助手席の荷物でシートベルト警告音が鳴るのを防ぐ方法」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
助手席の荷物でシートベルト警告音が鳴るのを防ぐ方法
助手席に重たいカバンや荷物を乗せたまま運転すると、シートベルト警告音が鳴ります。
「助手席の人間がシートベルトをしてないよ」という車からの合図です。
この煩わしい警告音を止めるには、
- 荷物を座席から下ろす
- 荷物にシートベルトを着ける
といった選択肢にくわえて、もうひとつ手があります。
アラームキャンセラーの使用、です。
アラームキャンセラーとは?
アラームキャンセラーは、車用の便利グッズだといえます。
自動車のシートベルト先端についているシルバーの金具を想像してください。
世の中では、あの金具の部分だけが「アラームキャンセラー」という名称で売られています。
もちろん、違法なモノではありません。Amazonでポチッと買えます。
使い方はシンプルで、助手席のシートベルト差込み口に、バックルをカチッとはめるだけです。
これで車は「助手席にはシートベルトがかけられている」と勘違いします。
ゆえに、重たい荷物を載せて走行しても、シートベルト警告音がなることはない、というわけです。
(人間が乗っていると)勘違いしている車を、アラームキャンセラーを使って(シートベルトを装着していると)ダマす、といえます。
警告音が鳴らないようにキャンセラーを使うあなたは、悪くありません。
悪いのは、買い物袋と人間を判断できないクルマのほうです。
たとえるなら、正当防衛のようなイメージです。
見知らぬ人を殴ったらふつうは逮捕されますが、相手がナイフを持って襲いかかって来た場合には、顔をぶん殴っても問題ありません。
なぜなら、非常事態だからです。
シートベルト警告音もおなじで、勘違いした車がピーピー騒いでいる非常事態には、アラームキャンセラーという秘密兵器をもって対処しましょう。
キャンセラーさえ差し込んでおけば、わざわざ助手席に身を乗り出し、荷物にシートベルトをかけてやる手間が省けます。
アラームキャンセラーの注意事項
ただし、助手席に荷物ではなくヒトを乗せる際には、かならずアラームキャンセラーを外し、通常のシートベルトを装着してもらってください。
なぜな乗員には、シートベルトを装着する義務があるからです。
もしキャンセラーで車を騙してシートベルトの装着を怠った場合には、
- 事故の際に怪我・死亡リスクアップ
- シートベルト装着義務違反で警察に取り締まられる
このようなデメリットが生じかねません。
助手席に人を乗せる際には、差込み口からキャンセラーを外し、ドアポケットにでも入れておきましょう。
誰も乗せないときにはふたたびキャンセラーを差し込んでおけば、助手席に荷物をドサッと置いても安心です。
キャンセラーにより「シートベルト装着中」と判断するため、車のアラームが鳴るようなことはありません。
まとめ
助手席の荷物でシートベルト警告音が鳴るのを防ぐ方法をお伝えしてきました。
バッグやカバンを載せただけでピーピー鳴る警告音を「鬱陶しい」と感じる方には、アラームキャンセラーの利用をおすすめします。
ちょうど騒いでいる人間の口を塞ぐのとおなじように、キャンセラーを使えば、音がピタッと鳴り止みます。
アラームキャンセラーを差し込んでおけば、シートベルト警告音のやかましさにイライラすることはありません。
助手席にまで手を伸ばし、わざわざ荷物にシートベルトを着けてやる必要もありません。
アラームキャンセラーは、あなたの手間とストレスを解消します。
シートベルトキャンセラー(アラームキャンセラー)を探したい方はこちらです。
以上、助手席の荷物でシートベルト警告音が鳴るのを防ぐ方法でした。
結論。アラームキャンセラーを使うのがおすすめ。ただし、助手席に人間を乗せるときにはキャンセラーを外し、シートベルトを装着すること。バッグや買い物袋といった荷物を載せるなら、市販のアラームキャンセラーでOK。
Amazonではこのようなアラームキャンセラーが販売されています。