ホンダ新型ヴェゼルの「後部座席」はリクライニングできない

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2021年4月に発売されたホンダ新型ヴェゼル(2代目)の後部座席は、「リクライニング不可」となっています。

 

ちなみに、フルモデルチェンジする前の初代ヴェゼルでは可能でした。

つまり、新型になって後席のリクライニング機能が失われた、ということです。

 

映画館のシートとおなじで、新型ヴェゼル後部座席の背もたれは、角度を変えられません。 

つねに一定です。

 

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この記事では、

  • リクライニング不可のデメリット
  • 後部座席の乗員が体調不良を訴えたら

など、「新型ヴェゼルのリクライニングできない後部座席」についてわかりやすく解説します。

許容できそうかどうかを判断するため、ぜひ参考にしてみてください。 

 

 

新型ヴェゼルのリクライニングできない後部座席

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こんなシーンを想像してみてください。

新型ヴェゼルでドライブ中、後部座席に座っていた家族や友人が、不調を訴えてきたとします。

 

たとえば、

  • だるい
  • 頭が痛い
  • 車に酔った
  • 具合が悪い
  • ちょっと眠りたい

といった具合です。

ただし、体調不良を起こしたこの乗員に「ラクな姿勢」を取らせてあげることはできません

 

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なぜかというと、新型ヴェゼルの後部座席にはリクライニング機能が備わっていないからです。

 

もしこの人物を休ませるとしたら、助手席の乗員と場所を入れ替わってもらうしかないでしょう。

後部座席と違い、助手席のシートならリクライニングが可能です。

 

なぜリクライニング機能を採用しなかった?

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「リクライニング機能がなくても、新型ヴェゼルの後部座席は快適だ」

ホンダの開発担当者はこのように考えているようです。

 

つまり、後席のリクライニング機能を不要だと判断した、ということです。

 

私たちがときどきメールで「様」の敬称をつけ忘れるように、ホンダの開発担当者もうっかりしていて、新型ヴェゼルの後席にリクライニング機能をつけ忘れたわけではありません。

 

では、どうしてホンダは、後部座席の背もたれをあえて「固定」したのでしょうか。

 

それは、足元のスペースを確保したかったからです。

 

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新型ヴェゼルの後席位置は、先代よりも35mm後ろへ下がっています。

そのため、後部座席の足元スペースが先代とくらべて広くなりました。

 

ただし位置をズラしたことで、当然ながら後席後方のスペースは狭くなります。

結果として新型ヴェゼルは、後席をリクライニングするだけの空間的余裕を失いました

 

  • 得たもの:後席前方の足元スペース
  • 失ったもの:後席後方のスペース

こんな具合です。

 

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ホンダとしては後席のシートポジション、角度、座り心地に自信があるそうで、(リクライニングはしないが)後部座席は快適だ、といいます。 

 

「快適なのか、じゃあいいか」

とつい納得しそうになりますが、1cmでさえ背もたれをリクライニングできないのは、やはり不便です。

 

 

上体を倒して休みたいとき

もしも後部座席に座っている家族や友人が、

「横になって休みたい。頭がクラクラして、上体を起こしているのがツラい」

と訴えてきたとき、新型ヴェゼルではなす術がありません。

 

いくらシートが分厚くて座り心地が良いとしても無関係です。

 

なぜなら、体調不良を起こした乗員が求めているのは座面のクッション性ではなく、「リクライニング機能」だからです。

 

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これはまるで、喉が乾いているときに人から絶品サンドイッチを勧められているようなものです。

「違う、欲しいのはソレじゃない」と叫びたくなるでしょう。

 

もし後部座席にもリクライニング機能がついていれば、私たちは「シートを倒して休んでいって」と後ろの乗員に声をかけられました。

 

リクライニングできない新型ヴェゼルでは、

  • 我慢して
  • 窓開けな

これくらいしかアドバイスできません。

 

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もちろん、後席の座面に横たわるのはNGです。

というのも、クルマが走行している間は、後部座席に座る乗員にも「シートベルトを着用する義務」があるからです。

 

着けているシートベルトが引っかかって邪魔になるため、左右の座面を使って寝転ぶことはできません。

 

ですので、もし後部座席の乗員が「横になりたい」と言い出したら、助手席へ移ってもらうほかないでしょう。

 

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新型ヴェゼル内で休みたい人が2人以上出た場合には、"助手席争奪じゃんけん"をしてもらうことになります。

 

ジャンケンに負けた敗者は、リクライニングできない後部座席で我慢です。

ほぼ罰ゲームです。

 

まとめ

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2021年に発売された新型ヴェゼル(2代目)の後部座席は、リクライニングができません。

ただし、先代のヴェゼルなら、前席後席すべてリクライニングが可能です。

 

もし「後部座席のリクライニング」にこだわるのであれば、新型ではなく、先代のヴェゼルを中古で買うのも悪くないでしょう。

 

先代と新型でボディサイズはほとんど変わっていません。 

新型ヴェゼルのキャビンのほうが広いわけではない、ということです。

 

とはいえ、後部座席をリクライニングするシーンが限られているのもまた事実です。

背もたれを倒すのは、後席の乗員が体調不良を起こしたときくらいでしょう。

 

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年に1回あるかどうかの例外的なシチュエーションですので、「リクライニングなし」でも大問題にはならないはずです。

 

  1. しばしば遠出に使う
  2. 後席の乗員にもくつろいで欲しい

こういった条件や要望があるとすれば、そもそも新型ヴェゼルは適していません。

 

ミニバン(たとえばステップワゴン)など3列シートの広々とした車のほうが、誰も疲れることなく、快適な旅を楽しめます。 

どうしてかというと、2列目のシートも大きくリクライニングさせられるからです。 

 

つまり、眠たくなったら背もたれを倒して寝れる、ということです。

新型ヴェゼルが用途に適しているかどうか、再確認してみてください。

 

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ホンダのディーラーへ行けば、ヴェゼルの展示車に乗りこんで「どんな座り心地か、疲労が溜まりそうではないか」を確認できます。

 

以上、新型ヴェゼルのリクライニングできない後部座席についてでした。

【結論】新型は不可だが、初代は可能。とはいえ、先代も申し訳程度のリクライニングだが。緊急時に背もたれを倒せないのは不便。ただし緊急事態はそうそう起こらないから問題ないともいえる。そうでなく、「快適さ」のために後席を倒したいなら、新型ヴェゼルは適していない。

 

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