職場の上司にたいして「良いお年を」といっていいのだろうか。
悩みどころですよね。
まず結論を書くと「ダメ」です。
失礼になってしまいます。
この記事では、
- 「良いお年を」の上司への言い方
- 「良いお年を」には続きがある
など、職場における年末の挨拶についてお伝えします。
ぜひ参考にしてみてください。
上司に「良いお年を」は失礼
いきなりですが、衝撃の事実を発表します。
「良いお年を」という年末の定番フレーズには、じつは続きがあります。
フルバージョンは「良いお年をお迎えください」なんですね。
知っていましたか?
けっして「良いお年をお過ごしください」ではありません。
残り数日しかありませんし。英語の「Have a nice day」とはニュアンスが違います。
「良い年を迎える」って具体的にどういうことなんだかイマイチわかりませんが、とにかく大事なのは「良いお年をお迎えください」というフルバージョンを覚えておくことです。
上司にはフルバージョンを
上司に挨拶をするときには省略バージョンではなく、「良いお年をお迎えください」のフルバージョンをお見舞いしてあげてください。
くれぐれも「良いお年を」以下を省略して、続きは「言わずもがな分かるでしょ」ってな、あいみょん的態度をとってはいけません。
上司「良いお年を」
あなた「良いお年を」
これはまるで、
上司「じゃあまたな〜」
あなた「おう!またな〜」
も同然です。なかなかにヤバいですよね。
上司に言うのは恥ずかしい?
それにしても、上司にむかって「良いお年をお迎えください」なんていうのも、なんだか小っ恥ずかしいものですよね。
普段は「お疲れさまでした」なのに、いきなり「良いお年を云々」だなんて、照れてしまいませんか?
たいていは上司もちょっと照れながら「良いお年を」っていってきますし。
ですので、個人的にはもはや言わなくてもいいと思っています。
それはそれで失礼なのかもしれませんが、べつに本気で上司に良いお年を迎えてもらいたいなんて微塵も思っていませんし、部下がフレーズを唱えるかどうかによって上司の来年が左右されるわけでもない。
ただただ恥ずかしいだけ。
だったらもう、言わなくていいでしょう。
やめやめ。
シンプルに「お疲れ様でした」と放ち、ササッと会社を後にしたらいいと思います。
「良いお年を」はキザなセリフだ
「良いお年を」はキザなセリフです。だから恥ずかしいんです。
これって恋人にLINEで「今夜も良い夢を見るといいね。おやすみ」と送るようなものです。
ロマンチストというかナルシストというか、なんにせよちょっと気持ち悪いですよね。
あるいは、友人と別れる際に「明日も君にとって素敵な1日でありますように」というようなものです。
おかしな宗教にでも入ったのかと疑われてしまいます。
ともかく、「良いお年をお迎えください」はキザです。
言霊のパワーを信じすぎています。というか、余計なお世話です。
したがって個人的には、言う必要がないと考えます。
もしも「常識だから」と注意されたら、「恥ずかしいから」と言いかえす所存です。
まとめ
上司にたいする年末の挨拶は「良いお年をお迎えください」が正解です。
ぜひフルバージョンでお伝えください。
もしこのキザなセリフが恥ずかしくてどうしても言えないという人は、べつに言わなくていいと思います。
あなたが「良いお年をお迎えください」と言わなかったからといって、正月早々、上司の家に隕石が落ちるようなことはありません。
大丈夫です。
以上、職場における年末の挨拶についてでした。
最後まで読んでいただき感謝申し上げます。
今夜はステキな夢を見れるといいですね。そして明日があなたにとって、どうかハッピーな1日でありますように。
せっかくなので、正月休みをダラダラ過ごさないための秘訣についても読んでいきませんか?
もしあなたがいま勤務中であれば、自宅に帰ってから「ブドウ糖の浪費」と調べてみてください。