アパートの解約通知を出したものの、なんらかの事情により解約をキャンセルしたくなった。
そんなこともありますよね。
たとえば、会社の異動がなくなったりとか。
ただし、いったん解約通知を送ってしまうとたいていはキャンセルはできません。
この記事では、「アパートの解約を取り消し依頼した体験談」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
アパートの解約をキャンセルした体験談
アパートの解約届を出しました。
会社の都合により勤務地が変わることになったからです。
仲介業者(アパマンショップ)との契約にしたがい、解約日の1ヶ月前までに「解約通知書」を郵送します。
ところが、通知書を送ったあとで会社の異動が無期限延期になってしまいました。
事業所を移る話がなくなったため、引っ越す必要もなくなりました。
ここで一つ問題が発生します。
賃貸契約に「解約届は原則としてキャンセル・取り消しできない」と書いてあるのです。
つまり一度「解約します」とハガキを送ったら、もう取り消しはできない。
期日になったらアパートから出て行ってください。こういうわけです。
物件情報が掲載されている!
「もしや」と思い物件情報を調べてみると、ありました。
私が住んでいる部屋が、すでに賃貸物件一覧に載っていたのです。
入居可能日は、私が退去する日からおよそ1ヶ月後となっていました。
事情が変わり、1ヶ月後にも空き部屋にはなりません。まだ私が住んでいます。
(このままではどこかの誰かとの同居生活がスタートしてしまいます)
解約通知が届くやいなや、管理会社はすぐにつぎの入居者を探し始める。だから解約のキャンセルはできない。
そんな事情なのでしょう。
が、まだ情報が掲載されているということは、つぎの借り手が決まっていないということなのではないか。
そう思い、ダメ元で仲介業者(アパマンショップ)へ連絡してみることに。
ちなみにウェブサイトには「2人がこの物件を検討中です」と表示されていました。ピンチ!
解約の取り消しを依頼
電話にて解約のキャンセルを依頼したところ、1分ほど待たされ、「承知しました」との返事をもらいました。
原則不可とあったキャンセルが、例外的に認められたわけです。
なんというか、命拾いしました。
もしもつぎの入居者が決定していたら、キャンセルは受理されず、私はアパートを追い出されるハメになっていたのかもしれません。
そんなことになったら路頭に迷います。
意味もなくおなじ市内で引っ越すだなんて、もはや奇行です。
人気のない、魅力的に欠けるボロアパートに住んでいて助かりました。
まとめ
その後アパマンショップへ出向き、解約取り消しの書類にサインをし、押印し、おまけにキャンセルの理由を書きました。
「会社の異動がなくなったため」です。
解約を取り消しできたのはラッキーだったといえます。
基本的にはダメなので。
もしあなたもおなじ境遇にあれば、一刻もはやく解約取り消しの連絡を入れるのがいいでしょう。
つぎの入居者が決まってしまうと、解約キャンセルのハードルはグッと上がります。というか、まず無理です。
恋人と別れてやっぱり復縁したくなった場合。
恋人につぎのパートナーができていれば、復縁は難しいでしょう。
いっぽうでまだ恋人がフリーなら、ひょっとすると復縁できるかもしれません。
アパートの解約も恋人との別れといっしょですね。
キャンセルしたいならすぐに行動すること。
それから、お別れの告知はどうぞ慎重に。
どのツラ下げてと思いますが。
以上、アパートの解約を取り消し依頼した体験談でした。