持っているクレジットカードを解約する際には、カード会社へ電話をして解約手続きを行うのが一般的です。
この電話において、
- なぜ解約するんですか?
- もう少し続けてください
- 困ります考え直してください
- ねぇお願いだから嘘だといって
などと先方のスタッフに引き止められたり、説得されたりすることはあるのでしょうか。
答えはノーです。
「説得されたらどうしよう」などと心配することはありません。
この記事では、
- 解約の電話ってどんな感じ?
- 何か質問されたりする?
など、「クレジットカードの解約時に引き止められることはあるのか」についてわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
クレジットカードの解約時に引き止められることはあるのか
クレジットカードを解約するとしても、電話越しに説得されたり、引き止められたりすることは、まずありません。
ただ解約したい旨を伝え、オペレーターからの質問(氏名や生年月日など)に答えるだけでOKです。
この質問は、電話をしているのがカード所有者本人であるかどうかを確認するために行われます。
他人にイタズラで解約されたら困る。本人確認は必須。
オペレーターに聞かれるとしたら
オペレーターがあなたに聞いてくるとしたら、クレジットカードを解約する理由、です。
というのも、顧客の解約動機は、企業にとって把握しておきたい情報だからです。
クレジットカードを退会した理由には、サービス改善のヒントが隠れているかもしれません。
ですので、「理由が大したことなかったら説得してやろう」などとオペレーターが企んでいるわけではないといえます。
解約理由は「使わなくなったから」と伝えればOKです。
オペレーターは納得してくれます。
本人確認をし、(場合によって)解約理由を伝えたら、手続きは終了です。
クレジットカード管理会社のなかには、音声ガイダンスにしたがって操作するだけでカードを解約できるところもあります。
自動音声の指示通りに進めるだけですので、引き止めもなにもありません。
カード会社が引き止めない理由
クレジットカードの退会手続きは、あっさりしています。
部活動やアルバイト、会社を辞めるときのように説得されたりはしません。
クレジットカードに関しては、「やめるんですね。わかりました」ってなもんです。
そもそもクレジットカード会社というのは、顧客に代わって店にお金を支払い、後で本人に利用代金を請求しています。
この本人が「辞めたい」といっている場合、説得して無理やり続けさせたとしても、代金を回収できないリスクが生じます。
たとえるなら、「別れたい」と言い出した恋人を説得して無理やり交際をつづけていても、恋人に浮気されるリスクが高いようなものです。
つまり、どうせバッドエンドだ、ということです。
ゆえにクレジットカード会社は去る者を追いません。
先方があなたを説得したり、引き止めたりすることはまずないため、気構えず解約の電話をしましょう。
まとめ
クレジットカードの解約手続きについてお伝えしてきました。
「オペレーターに引き止められたらどうしよう。説得されたら拒否できる自信がない」
などと不安に思うことはありません。
なぜなら、引き止められる可能性はほぼゼロだからです。
イメージとしては、道を歩いていて隕石が直撃する可能性がほぼゼロなのとおなじです。
クレジットカード会社は、去る者を追ったりしません。
いっぽうで、来る者は拒みます。
その証拠に、クレジットカードを作る際には審査に通らなければならず、審査に落ちると、カードは作れません。
クレジットとは「信用」という意味です。
審査に不合格だった人間、すなわち信用できない人間の買い物代金は立て替えてられません、というわけです。
回収できない恐れがあるから。
ですので、クレジットカードの解約については「ほんとうに解約していいかどうか」を再度考えてみてはいかがでしょう。
恋人と別れるのは簡単でも、復縁するのは難しいのとおなじです。
クレジットカードの利用をやめるのは簡単でも、発行するハードルは高いといえます。
以上、クレジットカードの解約時に引き止められることはあるのか、でした。
結論、まずない。アルバイトや会社を辞めるときみたいな展開にはならない。だが、クレジットカードは作るのが難しく、解約は簡単なので、解約するかどうかの意思決定は慎重に。