ドライヤーはハゲ予防に有効なのか。
じつはこれ、専門家のなかでも意見が別れるところなんです。
お風呂上がりのドライヤーが薄毛対策になるという専門家もいれば、むしろドライヤーはハゲを加速させると主張する専門家もいる。
正反対ですよね。
こそでこの記事では、「ドライヤーとハゲ予防」に関する専門家の意見をご紹介します。
どちらの意見を採用するかはあなた次第です。
ぜひ参考にしてみてください。
「ドライヤーがハゲの原因になる」という意見
まずは、ドライヤーを「使わないほうがいい」とする意見からご紹介します。
頭皮に熱風を当てるのは良くない
小林弘子著『あなたは「髪を生やす」習慣を知らないだけ。』という本には、頭皮はとにかく繊細であると書かれています。
頭皮は顔の皮膚よりも繊細だから、叩いたり、ドライヤーで熱風を当てるのはダメなんだと。
それが著者である小林氏の主張です。
お風呂がりの濡れた髪の毛は、ドライヤーを使わずに自然乾燥させるのが良いのだとか。
頭皮は顔の皮膚よりも繊細
著者は「顔にドライヤーを当てますか?当てませんよね。だったらさらに繊細な頭皮にも当てるべきではありません」といった旨のことを述べていました。
が(反論させてもらうと)、顔にドライヤーを当てないのは「毛がないから」ですよね。
タオルで水滴を拭けるので、わざわざドライヤーで顔面を乾かす必要がありません。
いっぽうの頭皮には髪の毛が生えています。
だからタオルで頭皮まで拭くのは不可能。
「顔にドライヤー」のたとえが適切かどうかはわかりませんが、なんにせよ「頭皮が繊細」であることは意識したほうがよさそうです。
「ドライヤーがハゲ予防になる」という意見
いっぽうで、濡れた髪はドライヤーで乾かすべきだという意見もあります。
『髪は増える!』の著者である山田氏は、ドライヤーを推奨しています。
濡れた頭皮は冷える
お風呂上がりの濡れた頭皮や髪をそのままにしておくと(もちろんタオルでは拭きますが)、冷えますよね。
では、冷えた頭皮はどうなるか。
血行が悪くなります。
血行が悪くなった頭皮にはじゅうぶんな酸素や栄養が行き渡らず、髪の成長に悪影響をおよぼします。
これだけで即ハゲるわけではないものの、頭皮や髪にとって良くないことは確かです。
したがってドライヤーでしっかりと乾かし、冷えから頭皮を守るのが、薄毛対策として有効だといいます。
まとめ
ドライヤーと薄毛の関係についてご紹介しました。
- 繊細な頭皮に熱風を当てるべからず
- 頭皮を冷やすべからず
相反する主張に困ってしまいますよね。
が、どちらも間違ってはいないのでしょう。
ドライヤーのメリットとデメリットを把握し、判断する必要があるといえますね。
あなたは今後どうしますか?
ドライヤーを長時間使わないようにしてササッと乾かすなど、良いとこ取りをするのも悪くなさそうです(私はそうしています)。
安物のドライヤーはダメ
ただ、個人的な経験からいって「安物のドライヤー」は避けるべきだと思います。
というのも、風が弱くて熱いから。
それなりの値段がするドライヤーから出る風は、じつはそこまで熱くありません。
じゅうぶんな風量があるので、熱風ではなくとも乾かせてしまうのです。
が、チープなドライヤーは風が弱い。だから乾かすために、熱風を出さざるをえない。
これでは頭皮に良くないでしょうね。
もしあなたがいま使っているドライヤーを"安さ"だけで選んだとしたら、もう少しこだわってもいいのかもしれません。
薄毛対策、ハゲ予防の投資として。
以上、ドライヤーとハゲ予防に関する情報でした。
このクラスのドライヤーであれば安心して使えます(もしドライヤーを使うとしたら)。
「ドライヤー反対派 」の意見はこちらの書籍を参考にしました。
「ドライヤー推奨派」の意見はこちらの書籍を参考にしています。
当然ながら、ドライヤーだけで将来ハゲるかどうかが決定するわけではありません。
薄毛にならないために、バランスの良い食事、適度な運動、じゅうぶんな睡眠、規則正しい生活を心がけましょう。