あなたの身近に「寝ている間に見た夢の話」をしてくる人っていませんか?
ぶっちゃけ、どうでもよくありませんか?
聞くに耐えませんよね。
この記事では、「他人が見た夢の話に興味ない(だから話さないで)」という持論を展開していきます。
共感していただけると嬉しいです。
他人が見た夢などどうでもいい
この世でもっとも聞くに値しないのは、「他人が見た夢の話」だと思っています。
本人にとっは最高におかしくて、ショッキングで、エキサイティングだったのかもしれませんが、こちらはまったく興味がない。
実際に起こった話ならまだしも、ただの夢ですからね。
つまりは空想というか、幻というか、錯覚というか。
「デカい蜘蛛に追いかけられたんだよ!」なんて興奮気味に語られても困ります。
「めっちゃエロい夢だったんだよ」って、知りません。
本人との温度差がキツい
わざわざ夢の話をしてくる人というのは、その夢がかなり強烈な内容だったからこそ、誰かに話したいわけです。
だから、たいてい本人はテンションが高めなんですね。
「聞いてよ!」って。
で、何があったんだろうと思ったら、二言目に出てくるのが「夢でさぁ」です。
この「夢でさぁ」が飛び出した瞬間に興味が失せ、前傾姿勢をやめ、そういえば爪が伸びていなかったかどうかをチェックします。
でも本人はどうしても話したいから、こちらの意向などお構いなしに話す。
で、案の定どうでもいい。
「ドアを開けたらまたドアがあってさぁ」って、そんなのフロイトの夢判断にも載ってないわ。
だけどやたら楽しそうに話すから、無下に対応するわけにもいかない。
なんともツラい時間を過ごすことになります。
他人が見た夢の話を聞かされるくらいなら、校長先生の話を聞くほうがマシです。
校長先生が全校集会で夢の話をしようものなら地獄です。
私の場合は事情が異なる
とはいいつつ、かくいう私も夢の話をしたくなることがあります。
ただ私の場合は「面白い夢だったから」という理由ではありません。もっと深刻です。
私が夢について話すのは、ある記憶が、夢か現実かわからなくなってしまうから。
だから妻に「この前お隣さんがさ、絶叫しながら庭でダンボールちぎってなかったっけ?」と訊きます。
で、「なにそれ」と妻に否定されたら、あぁアレは夢だったのかって。
だいぶヤバいです。
こうした事実確認は例外とさせてください。
夢の話は1分以内で
話を戻します。
夢の話は1分以内にまとめ、要点のみを簡潔に話すようお願いします。
話している最中に「あれ、それでどうなったんだっけ」と悩んでいる時間ほど、待っていてツラいものはありません。
「アンタが見た夢なんて確認のしようがないんだから、続きは適当に創作して、さっさと完結させてくれよ」って思います。
きちんと情報を整理し、脳内で2回ほどリハーサルを行ったうえで本番を迎えてください。
途中でグダグダになって、「もういいや」といわれたときなどは、最悪な気分になります。
そんなにあやふやな記憶でチャレンジすなよ、と思わざるを得ません。
それで語る気になれたことにたいして、畏敬の念を覚えます。
まとめ
「他人が見た夢に興味ない」という意見を述べてきました。
この記事は、あなたの身近にいる「夢の話するの大好き人間」へ送りつけることで真の威力を発揮します。
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これは、夢の話をする人間がいなくなることを願う私からのお願いです。
睡眠中に見る夢はとてもパーソナルなものであり、他人が知ったところで、なんの知識も得られません。
「なぜかデカい蜘蛛は油性マジックのニオイに弱くてさぁ」という情報を伝えられても、今後役に立つことはないでしょう。
私にとって、むしろ海馬の無駄遣いです。
「なぜか飛行機のパイロットになっててさ」
「藤原竜也と登山してたらさ」
「高さ5メートルのハンバーガーを買ったんだけど倒れちゃった」
なども同様です。海馬侵害罪です。
なんの価値もない情報をむやみに吹き込まないでください。
話すなら話すで、整理してから臨んでください。
続きを忘れたなら、創作してください。どうせこっちにはわからないので。
むしろ創作して面白おかしくしてくれたほうが、まだ聞いていられます。
脚色なし無編集の夢ほどしんどいものはありません。
以上、他人が見た夢の話に興味ない(だから話さないで)という意見でした。
本記事はあくまで私の考えであり、この記事をあなたへ送りつけてきた人物の思想、不満、鬱憤、苛立ちとはいっさい関係ないことをここに記します。