あなたも部屋を片付けて、ついでに体重を落としませんか?
この記事では、勝間和代著『2週間で人生を取り戻す!勝間式汚部屋脱出プログラム』を読んだ感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『2週間で人生を取り戻す!勝間式汚部屋脱出プログラム』の感想
勝間氏はもともと散らかった部屋で生活していたそうです。
しかしある日、「こんな部屋では恥ずかしくて人を呼べない」と思い、一気にドカッと片付けたのだとか。
そうした体験を通して著者が感じたこと、得られた変化などを紹介しているのが本書です。
読んでいて「私も部屋を片付けようかな」という気になれました。
部屋を片付けるついでに贅肉も片付くとなれば、やらない手はありませんよね?
座りっぱなしは健康に悪い
「座りっぱなしは健康に悪い」とされているのをご存知ですか?
片付けと関係がないように思えるかもしれませんが、大アリです。
部屋をキレイにすることで、座りっぱなしを防ぐことができるのです。
著者は「こまめに動くことが健康にいい」と知り、モノの数を減らし、定位置を決めたといいます。
するとどうなると思いますか?
たとえばハサミを使おうと思ったら、わざわざ立ち上がって定位置まで取りにいかなければならないんですね。
こうしてこまめに動く仕組みを作り、座りっぱなしを防いだことで、ダイエット効果も得られたのだとか。
著者は1ヶ月で2キロ痩せたそうです。
「単機能の便利グッズ」は買わない
100円ショップなどで見かける、単機能の便利グッズ。
- トウモロコシの粒だけ取れる
- ニンニクの芯だけ取れる
こうした便利グッズがあなたの自宅にもありませんか?
著者はこれら単機能の便利グッズを処分したそうです。
- ほとんど出番がない
- 肝心なときにすぐ見つからない
わざわざスペースを取ってまで所有している意味がないということですね。
たしかに「ニンニクの芯だけ取れる」って、そんなに出番があるものではないでしょう。
隣人がバンパイアで、毎日ニンニクを食べていないと襲われちゃうわけでもあるまいし。
「代用できないか」を考える
モノを減らすには、「ほかのもので代用できないか」と考えるクセが大事ですね。
我が家では、ポン酢が必要になったら醤油とみりん、酢を混ぜて作っています。
だからポン酢は買いません。
たいていのことは、ほかのモノで案外どうにかなります。
専用品を買わず、代用できるモノを探す。
大事な心がけですね。
片付けもダイエットもお金も
勝間氏曰く、片付けもダイエットもお金も、インとアウトの管理が大事なのだそう。
せっかく片付けた部屋をリバウンドさせないために、モノの収支はかならずマイナスかフラットであるべきだといいます。
たとえば、新しいTシャツを1枚買ったら、持っていたTシャツを1枚処分する。
新しいコップを買ったら、食器棚からコップを1つ失くす。
このように管理していれば、ダイエットした部屋のリバウンドを防げます。
インとアウトを管理能力は、勝間氏がいうように、ダイエットやお金でも役に立ちますよね。
物量、体重、通帳残高をコントロールするために、ぜひとも養いたい感覚です。
まずはモノのインアウトを管理して、鍛えていきましょう。
まとめ
率直にいって、良い本だと思いました。
読んでいるうちに自分も片付けをしたくなったからです(読んだら行動しないと意味がありませんよね)。
実際にモノを整理し、いくつかの不用品を捨てました。
ミニマリストが書いた本ほど極端な内容ではないので、誰でも参考にしやすいかと思います。
まずはニンニクの芯だけ取れるアイテムと、タイヤのホイールだけ洗えるブラシを捨ててみませんか?
以上、勝間和代著『2週間で人生を取り戻す!勝間式汚部屋脱出プログラム』を読んだ感想でした。