お金、貯まっていますか?
貯金ができていないとしたら、高価な新品を買っているせいかもしれません。
この記事では、加藤ひろゆき著『ベンツは20万円で買え! 1/10の値段で買って月100万貯める法』の要約と感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『ベンツは20万円で買え! 1/10の値段で買って月100万貯める法』の要約と感想
まずは本書の要約から。
人生においてもっとも大きな出費となるのが家とクルマ。
家とクルマを新品価格の1/10で購入できれば、これらのために働く必要がなくなる。
安い中古車に乗って貯蓄に励み、優良な中古物件を買って賃貸に出せば、不労所得を手に入れることが可能。
労働時間を減らし、自由時間を確保するためのノウハウを公開する。
以上がおもな内容です。
最終的には「労働からの解放」を目指しています。
不動産投資を考えたことがない方は、本書がそのきっかけになるでしょう。
実践するかどうかはともかく、「家賃収入で暮らす人生」を選択肢として持っていくのは悪くありません。
本書には、著者が実践している方法が書かれています。
中古車を買うススメ
新車を買っていませんか?
日本は優良な中古車が安い"中古車天国"であり、中古車を買ったほうがお得だといいます。
日本の中古車が安いのには、
- 自動車メーカーが多いから
- 島国で簡単に中古車を輸出できないから
- 車検制度があるため3年で新車に乗り換えられるから
- 車の寿命が伸びているから
といった理由があるそうです。
本書には、中古車を買う際のアドバイスや注意点が細かく載っています。
中古車選びの参考になるかと思います。
著者がベンツを推奨するのは、クルマ好きだからであり、合理的な理由はありませんでした。
大排気量のクルマを勧めているのも著者の趣味。
私たちは20万円で中古の国産コンパクトカー、あるいは中古の軽自動車を買っても問題ありません。
そうしてお金を貯めたら、次は「大家」を目指します。
根性と情熱があれば誰でも大家になれる
大家になろうと考えたことがありますか?
本書には、
- 著者が買った物件の詳細
- どのように修繕して貸し出したか
- どれくらいの家賃収入を得られているか
などが詳しく記されています。
再現性がある方法なので、読んでいるうちに「自分にもできそうだ」という気がしてきます。
いちばんの問題は、やるかどうかですね。
大家になって家賃収入を得るのか、大家になるのはやめておくか。
所有する物件を増やすことで、月100万円のキャッシュが自然と入ってくるようになるといいます。
働かずに得られる不労所得というやつです。
時間とお金に余裕を持ち、旅行をしようと書かれていました。
20万円でベンツを買うところからスタートして、最終的に悠々自適な生活にたどり着くとは、意外な結末でした。
執筆活動こそ最高の贅沢
お金と時間に余裕があったら、何をしますか?
著者は執筆活動をすすめています。
なぜなら著者曰く、自分が好きなことを表現できるのは何よりの贅沢だから。
本書も"贅沢"の一環で書かれたものでしょう。
(大排気量車への愛が溢れていました)
最終的に本書は、「文章を書くポイント」を列挙し、幕を閉じます。
中古のベンツを買うところから飛躍しましたね。
まさか最後に執筆活動をすすめられるとは。
ようは、「おれの生活をマネしてくれ」ってなことでしょう。
本書を読んだ限りでは、日々充実しているように感じられました。
まとめ
中古のベンツを買うコツについての本ではありませんでした。
不労所得を手にし、人生を謳歌する方法を説いた本です。
いわば"意識高め"の本です。
少なくとも、田舎のヤンキーがベンツ購入のために資料にするようなモノではないでしょう。
(先輩ヤンキーに教わりましょう)
中古車の魅力、不動産投資の魅力、悠々自適な生活の魅力など。
人生の選択肢を広げるために読むのも悪くないのでは?
以上、加藤ひろゆき著『ベンツは20万円で買え! 1/10の値段で買って月100万貯める法』の要約と感想でした。
ドイツ車がお好きですか?