スーパーやドラッグストアの駐車場など。
店舗の駐車場で、どこに車を止めていますか?
店の近くに駐車すれば、長い距離を歩かずに済みます。
ですが、その代償としてリスクを背負っていることを自覚しなければ、いつか痛い目に遭います。
この記事では、
- 近くに止めるのは賢い選択か
- 遠くに止めるはダメなのか
など、「駐車場で店の近くに車を止めるリスク」について書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
駐車場で店の近くに車を止めるリスク
店の近くに車を止めたい気持ちはわかります。
店舗まで歩くのは面倒です。
急いでいるから、という理由から近くに止めることもあるかもしれません。
ただし、「他の客に車をぶつけられるリスクが高まること」については、覚悟しておく必要があります。
下手クソなドライバーにぶつけられるリスク
店の近くに車を止めるデメリットは、ぶつけられるリスクが高いことです。
たとえば、車が1台もない奥のスペースに駐車した場合。
当て逃げやドアパンチの被害に遭うリスクはゼロに近いといえます。
なぜなら、隣に車を止める人がいないからです。
隣の駐車スペースに車が来ないため、ボディを擦られる心配も、ドアパンチを食らう恐れもありません。
「店の近く」は、これとは真逆。
店舗近くの駐車スペースが空いていれば、誰かが車を止めるでしょう。
その「誰か」は不慣れな初心者ドライバーかもしれませんし、視界がボヤけた高齢者ドライバーかもしれません。
あなたのように運転が上手いドライバーであるとは限らないわけです。
店舗近くは危険区域
店舗近くのスペースが空いていたらラッキーなのでしょうか?
いえ、そこは駐車を避けるべき危険区域です。
店の近くに愛車を止めるのは、賢明ではありません。
想像してみてください。
隣に車を止めていたオバサンが買い物を終え、後部座席のドアを開け、荷物を積み込んでいるところを。
そのドアが、あなたの車に接触しているところを。
そして、意に介さず走り去っていくオバサンの、白くて背が高い軽自動車を。
店舗近くの駐車スペースは、激しい争奪戦が繰り広げられる区域です。
なぜならこの世には、面倒くさがりで想像力に欠ける人ばかりだから。
車より高価な所有物ある?
誰にとっても車は高価な所有物です。
あなたが持っているどんな腕時計よりも、洋服よりも、バッグよりも、高い値段でクルマを買っているはずです。
高価な持ち物を危険に晒してまで歩数をセーブすることに、どんな意味があるというのでしょう?
200万円、300万円支払って買った自動車を、ぶつけられるリスクの高い「店舗付近」に止めるというのは、怠惰が過ぎます。
その自動車を買うために働くのは構わないけれど、傷を避けるために遠くに止めて歩くのは嫌だ。
これは矛盾しています。
当て逃げされた修理費用を払うために、残業を増やして働かねばなりません。
歩くのは嫌だけど働くのは好き?
最初から傷つけられないよう、誰も来ない遠くに駐車しておくのが賢明です。
リスクを冒してまで店舗付近に止めることなどないのです。
ちょっとラクをできる代償として、高価な資産に傷がつき価値が下がるリスクを取る。
これを合理的な判断だと思いますか?
まとめ
店の近くに車を止めるリスクをご紹介してきました。
店舗に近づくほど、下手クソで心ないドライバーに当て逃げされるリスクが上昇します。
店舗付近は、いわば危険区域です。
たとえるなら、歩行者天国の真んなかでジェンガをやるようなもの。
ぶつかって倒されるリスクが高過ぎます。
賢明な人は、歩行者天国の真んなかでジェンガなんてしません。
賢明な人は、店舗近くの駐車場に車を止めたりなんかしません。
ハイリスクローリターンの危険エリアは避けましょう。
以上、駐車場で店の近くに車を止めるリスクでした。
結論。店舗付近の駐車場は、想像力と身軽さに欠ける愚か者専用エリア。
店から離れた場所に止めるメリットは、リスク回避以外にもあります。