髪をシャンプーで洗っている際、抜け毛の多さに凹んでいませんか?
たくさんの抜け毛を見て、「このままでは薄毛になるかもしれない」と怯えている方もいることでしょう。
そこでこの記事では、
- 抜け毛が多いとハゲるのか?
- 抜け毛チェックはストレスが増えるだけ
など、「シャンプー時の抜け毛を気にしたら損する理由」について書きました。
ぜひ参考にしてみてください。
シャンプー時の「抜け毛」を気にしたら損する2つの理由
洗髪時に抜け毛が多いからといって、気にすることはありません。
なぜなら、「抜け毛が多いとハゲる」というほど単純な仕組みではないからです。
むしろ、抜け毛の数を数えると損をします。
抜け毛を数えても髪が増えるわけではなく、ストレスだけが増えていくからです。
1. 抜けるいっぽうで新しい髪は生えているから
髪の毛は抜けるだけでなく、新しく生えてきています。
したがって、抜けたぶんだけ髪が減り続けていくようなことにはなりません。
毎日100本の髪が抜けるとしても、新たに100本の髪が生えてきていれば問題ないといえます。
1日に抜ける髪の本数は、約50〜100本が一般的です。
抜け毛が増える秋には1日200本抜けるといわれている。
シャンプー時に10本かそれ以上の髪が抜けていても、異常ではありません。
それは普通です。
新しく元気な髪が生えてきていると信じ、抜け毛は無視するに限ります。
生えてきている髪の量は不明
抜けていく髪の本数は数えられますが、新たに生えてくる髪の数はわかりません。
抜けたぶんだけ生えてきているのか、あるいはトータルで髪が減りつつあるのか。
考えたり悩んだりしても把握できないものは、精神衛生上、考えないのがベストです。
ゆえに、「抜け毛が多いけど、そのぶん生えてきているから大丈夫」だと自分に言い聞かせることをおすすめします。
指に絡まった抜け毛、排水溝に溜まった抜け毛は、見なかったことにするべし。
2. ストレスが溜まるだけだから
シャンプー時の抜け毛をカウントするメリットは皆無です。
気が落ち込み、ストレスが増大し、高額なシャンプーやサプリメントに散財するだけで、ロクなことになりません。
嫌な気分になる行為はやらないのが一番です。
したがって抜け毛は数えないに限ります。
そもそも抜け毛というのは、太くて長いものほど目につくのではないでしょうか?
ですが、危険なのはソレではありません。
シャンプーの泡のなかに潜んでいる細くて短い産毛こそ、要注意なのです。
産毛が抜けていたら成長が不十分
太くて硬い髪が抜け落ちるのは普通のことです。
なぜなら、髪は一定サイクルで抜けて生え変わるようになっているからです。
太く硬い髪は成長しきった証なので、抜けても問題ありません。
いっぽうで、細くて柔らかい産毛がたくさん抜けているとしたら、こちらは問題です。
じゅうぶん成長しきっていない段階で抜けているからです。
じつはこちらが薄毛進行のサイン。
ですが、産毛はよく観察しないと見えないため、たいていの人は抜けていることに気付いていません。
つまり、ビビらなくて良い太い抜け毛にビビり、ビビったほうがいい細くて短い抜け毛にはビビっていないわけです。
太くてしっかりした髪が抜けても気にすることはありません。
ビビらなくてよい抜け毛ですので、放っておくのが正解です。
まとめ
ハゲたくない人が抜け毛を数えるというのは、矛盾しています。
抜け毛チェックは本人にとってストレスでしかなく、育毛にマイナスの影響を与えかねないからです。
髪が大事で、薄毛を避けたいと願うのであれば、自らストレスのなかに突っ込んでいく愚行は控えるべきです。
薄毛を予防しようと思ったら、
- 良質な睡眠
- 適度な運動
- ストレス発散
- 正しいシャンプー
- バランスの取れた食事
などを心がけたほうが良いのではないでしょうか。
ただし遺伝の影響もあるため、これで間違いなく薄毛を予防できるわけではない。
抜け毛を収集しても薄毛予防にはなりません。
すでにハゲかけていると感じる方は、薄毛治療の専門クリニックを受診するのがおすすめです。
AGA(男性型脱毛症)は治療できるからです。
フィナステリドあるいはミノキシジルといった有効成分を処方してもらえる。
以上、シャンプー時の抜け毛を気にしたら損する理由でした。
結論。風呂場で髪を洗っている最中に抜けた髪の毛は、気にしないのが一番。太く硬い髪が抜けているのは普通なので、ビビる必要なし。
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