あなたはトイレットペーパーの「ミシン目」に騙されている

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トイレットペーパーには、一定間隔でミシン目が入っているものがあります。

あなたが自宅で使っているトイレットペーパーにも入っているのではないでしょうか。

 

ミシン目はペーパーを切る際に役立ちますが、それだけではありません。

消費者のみならず、製造メーカーの売上にとっても「ミシン目」は重要なのです。

 

この記事では、

  • ミシン目の間隔について
  • ミシン目を無視する人はいるのか

など、「トイレットペーパーのミシン目」について書きました。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

あなたはトイレットペーパーの「ミシン目」に騙されている

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ミシン目が入っているトイレットペーパーは切りやすくて便利ですが、いっぽうでワナもあります。

ミシン目でしか紙を切らないようになってしまうこと」です。

 

ほんとうは紙が10センチ分だけあれば良いところを、つい、ミシン目が現れるまで引っ張り出してしまいませんか?

 

私たちがトイレで「紙をちょっとだけ使いたい」と思ったときの「ちょっと」は、製造メーカーによって決められています

まず、この現実を知っておかなければなりません。

 

最低単位を決められている

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トイレットペーパーをどれだけ使うかは、各人の自由です。 

状況によって変わりますし、「ほんの少しでいい」というシチュエーションだってあります。

 

ところが、トイレットペーパーを使う最低単位は、企業が設けたミシン目によってコントロールされているのです。

多くの人が、ミシン目からミシン目までの十数センチを最低使用量だと思い込んで使っています。

 

結果として、ほんとうは10センチ分のトイレットペーパーがあれば足りるところを、ミシン目が現れるまで(余計に)使うハメになります。

 

 

ミシン目を無視してもいい

トイレットペーパーをどこで切るかは、本来自由です。

ですが、ミシン目の入ったトイレットペーパーを使いつづけることで、ミシン目以外の場所で切るという概念が、いつしか失われていきます。 

 

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ミシン目がない場所でちぎってもなんら問題ないわけですが、そうはしません。

私たち消費者は、思考停止状態でトイレットペーパーを引き出しつづけ、ミシン目が出てくるのを待ちます。

 

「それがどうした」

そう感じている読者の方もいるでしょう。 

 

つまりお伝えしたいのは、企業がミシン目の間隔をいまよりも空けたら、私たちはすっかり騙されてしまうということです。

 

トイレットペーパーの売上を伸ばすには?

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トイレットペーパーを製造する企業が、売上アップを考えた場合、どのような手段があるでしょうか?

  • 商品値上げ
  • ライバル駆逐
  • 全国民の便通改善 

このほかにも「ユーザーがトイレットペーパーをたくさん使うようにすること」が挙げられます。

 

だからといって、国民が腹を下すよう、ヘリコプターから街へむけて下剤を散布するわけにはいきません。

違法です。

 

では、合法的にトイレットペーパーの使用量を増やしてもらう方法はないのでしょうか。

あります。ミシン目の間隔を広げることです。

 

ミシン目の間隔を15cmから17cmへ、そして20cmへというように拡大してけば、「ミシン目で切るもの」と盲信している私たちユーザーは、まんまと戦略に乗せられてしまいます。

ひいてはトイレットペーパーの消費量が増え、すなわち購入量が増え、企業の売上アップへとつながります。

 

企業に騙されないためには、ミシン目がないところで切る習慣を身につけるべきです。

いっそ、ミシン目の入ってないトイレットペーパーを買うのが良いでしょう。

 

企業が一方的に押し付けてくるミシン目に、踊らされず済みます。

ミシン目は消費者のためなのか、製造側のためなのか。

 

まとめ

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トイレットペーパーのミシン目についてお伝えしてきました。 

些末な問題といえば、些末な問題です。

 

かりに家計に占めるトイレットペーパー購入費用の割合が増えたところで、お金を失って破産するわけではありません。

ゆえに、ミシン目の間隔を企業に操作されたところで、私たちへの実害はないといえます。 

 

ただ、企業が消費者へしれっと植えつけている思い込みは、これだけではありません。

トイレットペーパーのミシン目は、氷山の一角です。

しかも一番かわいい部類。

 

知らず知らずのうちにお金や時間を搾取されないようご注意ください。

シャンプーボトルを「完全に下まで押すのがワンプッシュ(最低使用量)」だと思っている方は、搾取されやすいので注意が必要です。 

 

以上、トイレットペーパーのミシン目についてでした。

結論。自由になる上で最大のハードルは、お金でなければ、地理的制約でもない。思い込みである。

 

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大便を置き去りにしていく人は、いったい何を考えているのでしょうか。

 

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