ジュースを飲むと、顔や体にニキビができてしまうのでしょうか。
炭酸飲料やミルクティーなどのジュースがニキビの犯人だとして、ジュースに含まれるどの成分がいけないのでしょうか。
この記事では、
- ジュースを飲むとニキビができるのか
- ニキビの心配がない飲み物は何か
など、「ジュースとニキビの関係性」についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
ニキビの原因は甘いジュースだった?
まず結論を書きます。
ニキビの発生を抑えたいなら、ジュースは控えたほうが良いでしょう。
というのも、甘いジュースは血糖値を上昇させ、皮脂の分泌を増やし、ニキビの原因となる「アクネ菌」を増殖させる恐れがあるからです。
ニキビの原因となるアクネ菌
近年、血糖値の上昇とニキビに関連性があることがわかってきています。
なぜなら、血糖値が急上昇すると皮脂の分泌量が増えるからです。
皮脂が増えると、それを餌にして「アクネ菌」という菌が増殖します。
これは皮膚常在菌といってもともと肌にいる菌で、アクネ菌自体は有害ではありません。
ただ、なんらかの関係で常在菌のバランスが崩れ、アクネ菌だけが増え過ぎてしまうと、ニキビにつながる可能性があります。
ジュースには糖質が多く含まれているので、ゴクゴクと飲まないほうがいいでしょう。
ニキビだけでなく、肥満の原因にもなるからです。
健康そうに思える果物ジュースや野菜ジュースも例外ではありません。
いずれも糖質が高く、血糖値を上昇させるので控えるべきです。
ホルモンバランスの乱れとアクネ菌
ところで、あなたはいま何歳でしょうか。
思春期であれば、そのニキビは「ホルモンバランスの乱れ」によるものだと考えられます。
思春期にできるニキビは、成長期に起こるホルモンバランスの乱れが原因です。
したがって、ジュース以前の問題です。
ジュースを飲んでも飲まなくても、ニキビはできていたでしょう。
思春期ニキビであれば、解決策は一つです。
ホルモンバランスが正常化するのを待つこと、です。
ニキビが気になったとしても、指で潰さないように注意してください。
ニキビを潰すと、一生消えないニキビ跡が残ってしまう恐れがあります。
ジュースは血糖値を急上昇させるので避けたい
ジュースの成分表示を見たことがありますか?
ジュースには、砂糖や果糖ブドウ糖液糖などといった甘味料がたっぷり含まれています。
これら糖質は血糖値の急上昇を引き起こし、皮脂を増やし、アクネ菌を増殖させ、ニキビを発生させる可能性があります
そもそもジュースの製造メーカーは、消費者の顔にニキビができるかどうかなど、考えていません。
甘くしたほうがよく売れるので、ジュースに糖質をたっぷり含ませているだけです。
商品パッケージのどこにも「飲み過ぎるとニキビができたり、太ったりするかもよ?」などとは書かれていないため、私たちが自分で気をつけるしかないのです。
ジュースを飲むとかならずニキビができるわけではありません。
が、ニキビができるリスクはあります。
したがって、ジュースを飲むのは控えたほうが良いでしょう。
まとめ
ジュースとニキビの関係性についてご紹介してきました。
肌のことを考えたら、ジュースを飲むのはやめるべきです。
炭酸飲料、スポーツドリンク、野菜ジュース、りんごジュース、ミルクティーなどなど、糖質が高いものは控えましょう。
もちろんジュースだけでなく甘いお菓子も。
ニキビを予防するのであれば飲み物は、
- 水
- お茶(無糖)
- ブラックコーヒー
など、糖質を含まないものをおすすめします。
ニキビ予防だけでなく、体重増加を防ぐ効果もあります。
以上、ジュースとニキビの関係性でした。
結論。ニキビを予防するなら、ジュースに限らず糖質の摂取には気をつけたい。とりあえず「果糖ブドウ糖液糖」は最悪なので避けるべき。