【つらい】完璧主義な人が疲れる2つの理由

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完璧主義者は、そうでない人にくらべて心身ともに疲れやすいといえます。

 

なぜなら、物事を中途半端な状態で終わらせることができず、完璧さを求めてとことん自分を追い込んでしまうからです。

 

この記事では、

  • 100%を求める不要な努力 
  • 完璧を目指すプレッシャー

など、「完璧主義者が疲れやすい理由」をわかりやすく解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

【つらい】完璧主義な人が疲れる理由

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家事や仕事、勉強、食事など、あらゆる物事に完璧さを求めていると、やがて疲れてしまいます。

 

なぜなら完璧主義者は、

  1. 不要な努力をしてしまう
  2. 自分を追い込んでしまう

これらの理由により、心身を酷使しがちだからです。

 

1. 完璧さを求めて不要な努力をする

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完璧主義者は80点では満足しません。 

なぜなら、100点以外には価値がないと考えているからです。 

 

ゆえに完璧主義な人間は、あらゆる物事において100点を追求します。

  • 完璧な仕事
  • 完璧な掃除
  • 完璧な運動
  • 完璧な人間関係

といった具合です。

ところが100点を取るための努力というのは、80点を取る努力の比ではありません。

 

100点を目指す努力は疲れる

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たとえば、勉強で考えてみます。

 

学校のテストで80点を目指すなら、基本的なポイントや用語を押さえておけば十分でしょう。

なぜなら学校の試験はたいてい、8割の基本問題と2割の応用問題で構成されているからです。

 

基本さえ覚えておけば、テストで80点を取るのは難しくありません。 

ところが、100点満点を目指すとなると、事情がだいぶ変わってきます。

 

テストで100点を取るためには、教科書を丸々覚えるくらいのつもりで暗記し、テキストや問題集を何度も解かなければなりません。

80点を取るための努力にくらべて、100点を取るためには2倍近い労力がかかってしまうわけです。

 

勉強に限らず、仕事や家事においてもおなじことがいえます。

「これだけやっておけばOK」という及第点にさえ達していれば、それ以上の完成度(クオリティ)を求める必要はありません。 

 

が、完璧主義者は100点を目指し、どこまでも時間と労力を費やします。

そうでない人たちにくらべ、完璧主義者が疲れやすいのは当然だといえます。

物事を行う際、エネルギー、集中力、時間が必要以上にかかるので。 

 

 

2. 完璧以外ダメだと自分を追い込む

完璧主義者にとって、完璧でないモノには価値がありません。

 

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だからこそ完璧主義者は、「ミスや見落としがあってはならない」と自らにプレッシャーをかけつづけます

これでは精神的に疲れてしまうのも無理はないでしょう。

 

たとえば、学校のテストで80点を目指すよりも、100点を目指すほうが、感じるプレッシャーも大きくなります。

なぜなら、たった一つの間違いによって「求めている理想」ではなくなってしまうからです。

80点が目標ならテストで5〜6問はミスしてもOK。

 

完璧さを求め、自分を追い込み、プレッシャーをかけ、つねに緊張した精神状態で過ごしていれば、メンタルが疲れるのは時間の問題だといえます。

 

まとめ

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完璧主義者が疲れやすい理由をお伝えしてきました。

  1. 完璧さを求めて余計な努力をすること
  2. 自らにプレッシャーをかけていること

これらの要因が、心身を疲れさせているわけです。

 

完璧主義な人というのは、物事をオールオアナッシング(全か無か)でとらえがちです。

100点か0点しか存在しておらず、100点(つまり完璧)でなければ意味がないと考えています。

 

こうした極端な思考が、自らのココロとカラダを追い込み、疲れさせている犯人だといえるでしょう。

 

完璧主義が過ぎると、理想をストイックに追求し、どれだけやっても精神的に満たされず、自己嫌悪に陥り、うつに発展してしまうこともあります。

自らの完璧主義を「つらい」と感じている方は、完璧でなければ価値がない、という思い込みを手放す必要がありそうです。

 

以上、完璧主義者が疲れやすい理由でした。

結論。完璧主義者は、テストで100点以外に価値がないと考えている中学生のようなもの。勉強時間が長くなって体が疲れる。精神的プレッシャーがかかってメンタルが疲れる。つまり、心身ともに疲れるということ。

 

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