ホンダが販売している電気自動車Honda eは、フロントとリアのデザインが酷似しています。
ホンダeをパッと見たときに、いま見ているのがフロントなのかリアなのか、脳内で情報を処理するのに若干の時間を要します。
たいていの車はすぐ前後の見分けがつくが、ホンダeは前後がわかりにくい、ということです。
この記事では、
- 周囲のドライバーに迷惑
- 前進しているのかバックしているのか
など、「ホンダeのフロントとリアのデザインが同じで紛らわしい件」について書きました。
ぜひ参考にしてみてください。
ホンダeはフロントとリアのデザインが同じで紛らわしい
Honda eほど、前後のデザインが似ている自動車はありません。
ホンダeはフロントのデザインとリアのデザインが、ほとんどいっしょです。
ブラックアウトされたグリルの形状、大きさ、そのなかに配置されているライトの形状、大きさ、位置にいたるまで、前後おなじデザインをホンダeは採用しています。
前なのか後ろなのか判断しにくい、Honda eはなんとも紛らわしい自動車です。
ホンダeは迷惑な車
ホンダeが目の前を走っていたら、前進しているようにも見えますし、猛スピードでバックしているようにも見えます。
なぜなら、どっちが前でどっちが後ろなのか、ホンダeのデザインはイマイチわかりにくいからです。
猛スピードで車がバック走行する様は、まるで映画『TENET』の世界のようで、穏やかではありません。
時間が逆行する映画。紛らわしいホンダeを見たら『TENET』の世界に入ったのかと思っちゃう。
立体駐車場でクイッと曲がった先にホンダeを見つけたらどうでしょう。
ホンダeがこちらを向いているのか、あちらを向いているのか、判断するのに時間がかかります。
つまり、ホンダeは他のドライバーを混乱させる車だ、ということです。
周囲のドライバーへ迷惑をかけないためにも、ホンダeのフロントには「前」、リアには「後」という文字のでっかいシールをデーンと貼っておくべきでしょう。
高速道路で逆走してきたら
フロントとリアのデザインが酷似しているデメリットは、深刻です。
たとえば、ホンダeを運転するドライバーが、誤って高速道路へ反対方向から侵入してしまったとしましょう。
すなわち、逆走です。
高速道路を逆走しているホンダeを見たドライバーが、「ホンダeが逆走している」と気づくまでには、ほかの車種にくらべて時間がかかるに違いありません。
なぜならホンダeは、フロントとリアのデザインがほとんどおなじだからです。
マツダロードスターがこちらへ向かって逆走してきたら、「逆走している!危ない!」とすぐ気づいて対処できます。
ベンツCクラスもそうですし、日産リーフも同様です。
ただ、ホンダeは前後のデザインが紛らわしく、巡行しているのか逆行しているのかの判断にコンマ数秒の遅れが生じ、コンマ数秒の遅れがそのまま命取りとなりかねません。
車は人の命を奪う恐れのある、おっかないプロダクトです。
デザイナーがホンダeに宿した「遊びゴコロ」に殺されたくはありませんし、無駄な情報処理をさせられたくもありません。
ホンダeを運転しているドライバーは、「混乱させてごめんなさい」ステッカーを貼るべきです。
フロントのようなリアに。
まとめ
ホンダeのデザインについてお伝えしてきました。
端的にいえば、ホンダeのデザインは迷惑かつ危険です。
フロントとリアがおなじデザインをしたホンダeには、映画『ハリー・ポッターと賢者の石』に出てくるヴォルデモート卿のような、薄気味悪さ、気持ち悪さがあります。
頭部の前後に顔がついている。
ホンダeはデザインに「先進性」を出したかったのかもしれませんが、「見たことのないデザイン」って、そういうことではありません。
前後をおなじデザインにするのは、
- ダサい
- 危ない
- 紛らわしい
- 手抜き作業
といった理由から、他の自動車メーカーが避けていただけです。
いわば車というプロダクトにおけるタブーの領域です。
ホンダeの紛らわしいデザインが、人命に関わる大事故を招かないことを願っています。
以上、ホンダeのフロントとリアのデザインが同じで紛らわしい件でした。
結論。エコロジストもとい、エゴイストが乗る車。他者の脳を疲れさせる車。高齢化社会を走らせるには、危ない車。
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