「車が大事だからセカンドカーを買う」は愚か。損をするだけ

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憧れていたスポーツカーやSUVなどの車を買ったとき、「もったいないからなるべく乗りたくない」と考える人が世の中にはいます。

 

スニーカーを履いて歩けば靴底がすり減るのとおなじように、道路を走らせれば走らせるほど自動車が傷んで劣化すると思い、「乗りたくない」という感情が生まれるわけです。

 

そして大事な車を長持ちさせるために、彼/彼女らは、

  • 中古の軽自動車
  • 中古の国産コンパクトカー

などの自動車を安く手に入れ、気兼ねなく乗り回します。

これは愚かな行為だ、というのが本記事でお伝えするメッセージです。

 

この記事では、

  • 乗らない車に意味はない
  • 自動車の魅力は薄れていくもの

など、「車を大事にするためにセカンドカーを買う愚かな行為」について書きました。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

車を大事にするためにセカンドカーを買うのは愚かな行為

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たとえばある男性が、憧れていたスポーツカーを400万円で買ったとします。 

 

念願だったクルマを手に入れると、走らせるのが惜しく思えてきました

大事なスポーツカーに1日でも永く乗れるよう、彼はセカンドカーとして中古の軽自動車を買うことに決めます。

 

彼が通勤や買い物に使うのは、セカンドカーとして買った中古の軽自動車です。

隣県へのお出かけに使うもの、セカンドカーとして買った中古の軽自動車です。

 

なぜなら、400万円のスポーツカーで旅行をしてしまうと、そのぶんだけ走行距離が増え、機械製品としての寿命が縮まってしまうと彼は考えているからです。

つまり、大好きなスポーツカーに乗るのがもったいない、というわけです。

車の走行距離を、人間の寿命のように考えている。

 

乗らないほうがもったいない

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いずれそのスポーツカーを博物館に展示する予定でもない限り、大事に大事に保管しておく必要はありません。 

 

なぜなら自動車は移動するための「道具」であって、道具は使ってこそ価値を発揮するからです。

 

  • 保管してある包丁
  • 保管してあるドライヤー
  • 保管してある爪切り
  • 保管してある体重計
  • 保管してある家庭用シュレッダー

使っていないこれらすべて、無駄です。

使わない道具にわざわざスペースを与え、所有する意味はありません。 

 

車にもおなじことがいえます。

本人は「もったいなくて乗れない」と考えているのでしょうが、それは勘違いで、正確には「乗らないほうがもったいない」のです。

 

なぜなら自動車は、人をある地点からある地点へと運ぶための、タイヤが4つ付いた道具だからです。

 

もし新型のジャンボジェットを導入した航空会社社長が、「あの機体は大事だから、使っちゃダメ」といっていたら、あなたはどう思いますか?

 

 

どんな自動車も乗っているうちに慣れる

新品のスニーカーを買ったとき、履くのがもったいなく思えることがあります。 

車にたいするソレとおなじです。

 

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ただ新品のスニーカーには、履いているうちにだんだん慣れてきます。

そして、多少スニーカーが汚れたり、どこかにぶつけたりしたくらいでは、動じなくなります。

 

なぜなら、新品のスニーカーを所有するドキドキ感や新鮮さは薄れ、持っているのが当たり前だと思うようになるからです。

 

車にもおなじことがいえます。 

最初はボディにちょっとした汚れがついただけで、あわてて洗車をすることでしょう。

 

ただ、しだいに慣れ、車が汚れても平気になり、いつしかバンパーを擦り、もうなんだっていいやってな心境になるのが世の常です。

 

にもかかわらず、愛車を末長く乗るためにセカンドカーとして中途半端な自動車を買ってしまうと、

  • 愛車に乗らずもったいない
  • セカンドカーを買う費用がもったいない

このように、ダブルでもったいない行為をやらかすハメになります。

 

「お気に入りの車だから大事に乗りたい」といって微妙なセカンドカーを買うのは、うな重を食べるのがもったいないといって、目の前のうな重に手をつけず、1個120円の塩むすびを食べるようなものです。

 

大事な車になるべく乗らないようにするのは、得なのか、損なのか、よく考えてみる必要があるのではないでしょうか。

 

まとめ

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車を大事にするためにセカンドカーを買う愚かな行為についてお伝えしてきました。

 

車を2台持ちする場合、

  1. 高級セダン
  2. コンパクトスポーツカー

このように、実用性の高い自動車と、趣味としての自動車をわけて買うようなケースがほとんどです。

 

「セカンドカー」というのははたいていお金持ちと結びつく言葉であって、乗るのがもったいない、というセコい精神と結びつくことはほとんどありません。

 

「憧れの車を所有しているだけで嬉しいんだ」

そう考える方もいるでしょう。

 

ただ、その車がよほどの旧車、いわゆるクラシックカーでない限り、数万キロ走ったくらいでは壊れたりしません。

「所有したいのだ」なんてまるでスーパーカーをガレージに並べる大富豪のようなことはいわず、ガシガシと乗り倒すことをおすすめします。

 

以上、車を大事にするためにセカンドカーを買う愚かな行為についてでした。

結論。 乗るのがもったいないのか。乗らないのがもったいないのか。もちろん後者。ポンコツセカンドカーの購入費用こそトップオブ浪費。

 

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大事な車に乗るのがもったいないと考えるあなたは、車に関して「完璧主義」っぽさがあります

もしかすると、自動車を所有することに(性格が)向いていないのかもしれません。

 

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