釘を打ったり、何かを叩いたりするためには、金槌やハンマーを使うのが一般的です。
とはいえ、自宅に金槌やハンマーがなくても心配いりません。
バスタオルがなければフェイスタオルで代用できるように、金槌やハンマーがなければ、他のモノで代用すれば良いからです。
それも1回しか使わないのであれば、わざわざホームセンターや100円ショップでハンマーを買うことはありません。
脚立がないときに、テーブルや椅子に乗るようなものです。
大切なのは、頭を使って代わりになるものを見つけること、だといえます。
この記事では、
- 物質の密度が高いこと
- 金槌と同程度のサイズであること
など、「金槌やハンマーの代用品2選」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
金槌やハンマーの代用品2選
金槌やハンマーの代わりに使えるのは、以下の2点です。
- ダンベル
- 石
自宅に工具がいっさいなくても、いずれかがあれば代用できます。
もちろん、上の2つは具体例であって、これがすべてではありません。
金槌やハンマーの代用品として使えるのは、
- 密度が高いこと
- 質量が大きい(つまり重い)こと
- 金槌と同程度のサイズがあること
これらの要件を満たしているモノです。
リモコンはおすすめしない
世の中には、ハンマーの代わりにリモコンをつかう人がいます。
ですが、リモコンで釘を打つのはやめておきましょう。
リモコンの素材はプラスチックであり脆いため、高確率で壊れます。
リモコンよりも重量があり、リモコンよりもギュッと凝縮されているモノ(密度が高いモノ)を探してみてください。
たとえば、手近なところにダンベルや石があれば最適です。
1. ダンベル
もし自宅に筋トレ用のダンベルがあれば、ハンマーの代わりに使えます。
5kgのダンベルでゴツンと叩けば、壁や木材に釘を打ちつけられるはずです。
もちろんダンベルは、重量3kgや2kgのものでも構いません。
釘だけでなく、「絵画等をかけるフック」を壁に打ちこむ際にもダンベルは使えます。
ただし、ダンベルに傷がつく恐れがありますのでご注意ください。
タオルやハンカチを当てて、ダンベルと釘が直接当たらないように工夫するのがおすすめです。
2. 石
ダンベルを持っていない方は、石で代用しましょう。
家の外に出て、握りこぶしサイズの石を見つけてきてください。
自宅で熱帯魚を飼っている場合、水槽のなかに入れてある石(あれば)を取り出して、ハンマーとして使うことができます。
屋外で拾ってきた石は、水で汚れを落としてから使います。
ダンベルとちがい、拾ってきた石に傷がついてもわれわれには何の問題もないため、遠慮なくガンガン釘を叩けるのが、石で代用するメリットです。
まとめ
金槌やハンマーがないときに使える代用品をご紹介してきました。
- 密度が高いこと
- 質量が大きいこと
- 金槌と同程度のサイズがあること
これらの要件を満たしていれば、ダンベルや石でなくてもOKです。
たとえば、もし廃棄予定のフライパンや鍋が自宅にあれば、金槌の代わりに使うのも良いでしょう。
ただし、フライパンや鍋は体積が大きいため、釘を打つ場所や、叩きたい場所によっては使えない可能性があります。
ご注意ください。
ところであなたは自動車を所有していますか?
もしマイカーを持っているなら、この機にレスキューハンマーを購入してはいかがでしょうか。
レスキューハンマーは車に携帯しておき、水没時に窓ガラスを割ったり、シートベルトを切ったりするために使うアイテムです。
これがあるかどうかで、生還できるか息絶えるかの運命がわかれます。
ふつうのハンマーとして今回の件で使用後、車に入れておいてはどうでしょう。
尖っていないほうのヘッドでガンガン叩ける。
以上、金槌やハンマーの代用品2選でした。
結論。ダンベルと石で代用できる。もし今回の件だけでハンマーを買うのが惜しいなら、レスキューハンマーを買い、自動車に入れておく手もある。これなら損をした気分にはならないはず。