車両価格が3,000万円以上するフェラーリを所有していれば、「お金持ち」だと周囲に自慢できます。
フィアット500もおなじで、乗っているだけでセンスの良さをアピールできます。
どうしてかというと、フィアット500チンクエチェントは、こだわりを持つ人だけが買う自動車だからです。
たとえば、
- 丸目ライトのかわいさ
- カラフルなインテリアのポップさ
これらは国産車が持っていない、フィアット500ならではの魅力だといえます。
ただし、チンクエチェントが日本車でなくイタリア車であることから、
- 維持費が高そう
- すぐ故障しそうで心配
- 自分ではメンテナンスできない
といった不安を抱えてしまい、スニーカーのように「気に入ったから買う」とすんなり決心できないのが現実です。
そこでこの記事では、
- 内外装のかわいさと魅力
- メーカー保証があれば安心
など、「憧れのかわいいフィアット500に賢く乗る方法」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
憧れのかわいいフィアット500に賢く乗る方法
フィアット500は、内外装ともにお洒落なクルマです。
コンパクトサイズゆえに、狭い道路でも運転しやすく、駐車はラクで、日常使いしやすい点も長所だといえます。
ただしフィアット500は、税制面で優遇されている軽自動車ではなく、普通車に該当します。
小さなフィアット500がどうして普通車なのかというと、
- エンジン排気量
- ボディサイズ
これらの数値が、いずれも軽自動車の規格(上限)をオーバーしているからです。
フィアット500は「軽」ではありませんので、ご注意ください。
エクステリアがかわいい
フィアット500のフロントマスクには、まるでアニメキャラクターのような可愛らしさがあります。
威圧感たっぷりのヤクザみたいな自動車ばかり走っている近ごろの交通社会において、フィアット500の顔は、平和そのものです。
ほかのドライバーを威嚇しませんし、誰も怖がらせたりしません。
フィアット500の存在をたとえるなら、ライオンの群れにまぎれた1匹の子犬です。
昨今のクルマはどれもオラオラ系のフロントマスクをしているので、フィアット500のかわいさが、2倍も3倍も引き立ちます。
- ドライブレコーダーで録画
- でかくてゴツいSUVが氾濫
こんな殺伐とした交通社会に癒しと安らぎを与えてくれるフィアット500は、走るセラピーだといって良いでしょう。
想像してみてください。
買い物を終えて駐車場に戻ると、自分が乗ってきたチンクエチェントが、お行儀よくご主人を待っています。
こんなかわいらしい愛車が目に入ったら、「待たせてごめんね」と思わず駆け出したくなるのではないでしょうか。
まるでペットのようにキュートで、ペットのように愛せるクルマは、フィアット500だけです。
さすがは、
- グッチ
- プラダ
- フェンディ
- ヴァレンティノ
- ドルチェ&ガッバーナ
といったハイブランド発祥の地・イタリアで造られた自動車なだけあって、フィアット500のデザインセンスは抜群です。
ちなみに、
- フェラーリ
- ランボルギーニ
これら1台3,000万円超えのスーパーカーもイタリア車です。
イタリアで生み出された自動車には(ブランド品にも)、人々を惹きつける魅力が詰まっているのでしょう。
インテリアもかわいい
フィアット500の真髄は、外装というより、むしろ内装にあります。
これほどドライバーの気分を明るく、華やかにしてくれる自動車は、他にありません。
- 丸いヘッドレスト
- カラフルなインパネ
- ハイセンスなシートデザイン
どれをとっても一流で、運転する私たちの気分をグッと盛り上げ、お出かけをいっそう楽しくしてくれます。
ポップでカラフルで、遊び心の感じられるインテリアデザインこそフィアット500最大の魅力であり、どうじに、オーナーだけが堪能できる裏の魅力であるともいえます。
それからフィアット500の内装を見て気づくのが、
- メーター
- スイッチ
- シフト回り
など、運転席に座って目に入るものほとんどが、マカロンのような「丸い形」をしていることです。
三角や四角とちがって尖ったところがない丸は、優しく、やわらかな印象を与えてくれます。
もし人間関係で嫌なことがあったとき、フィアット500があれば、運転席に乗りこんでどこかへドライブしたくなるかもしれません。
明るい内装、普段とちがった景色を見ているうちに、傷ついた心がだんだん癒されてくるのではないでしょうか。
「走るセラピー・フィアット500」は、かわいいルックスで周囲を笑顔にするだけでなく、ドライバーの精神をも穏やかにしれくれます。
- 走るセラピー
- 愛と平和のシンボル
- タイヤがついたハッピー
このクルマの呼び方はなんでも構いません。
故障に怯えずフィアット500に乗る方法
イタリア製のフィアット500は、けっして壊れやすいわけではありません。
たとえるなら、ルイ・ヴィトンのイタリア製バッグを買ったとして、使い始めて3日でストラップが千切れたりしないのとおなじです。
ただしフィアット500に不具合やトラブルが生じたとき、国産車にくらべて2〜3倍の修理費用がかかるのは事実です。
なぜなら、
- 部品代
- 作業工賃
いずれも国産車の2〜3倍するからです。
とはいえ、これはその他多くの外車にいえることで、フィアットに限った話ではありません。
修理費や点検代の高さを知ったとき、たいていの人は怖気づき、フィアット500チンクエチェントの購入を断念します。
そして妥協し、代わりに軽や国産コンパクトカーを買うのです。
だからこそ、フィアット500は他人と被りにくく、個性的でありつづけられる、ともいえます。
車両にメーカー保証をつける
安心してフィアット500に乗るための秘訣は、車両にメーカー保証(有料)をつけておくことです。
フィアット社のメーカー保証があれば、純正部品の不具合によって生じた故障は、ディーラーにて無償で直してもらえます。
ただしこの保証へは、新車購入時にのみ加入することができます。
中古車を買ってきて「メーカー保証お願いします」とはいきません。
もし中古で買うとしても、「新車保証継承」と記されている新古車を選ぶと安心です。
水泳にゴーグルが欠かせないのとおなじで、修理費が高いフィアット500には、メーカー保証が欠かせません。
この点にだけご注意ください。
メーカー保証のつかない中古車は、いくら車両価格が安くても「ナシ」です。
デュアロジックというフィアット特有のトランスミッションが壊れ、修理費用として30万円を請求されるリスクがあるからです。
ちなみに、かわいくてお洒落なフィアット500に乗っていれば、自分もいっそうオシャレになれます。
というのも、ハイセンスなイタリア車に合った服、靴、バッグ、腕時計が欲しくなるからです。
目的地はもちろん、私たちをおしゃれの高みへも連れて行ってくれるクルマ、それがフィアット500です。
その他大勢の人たちのように妥協し、軽や国産コンパクトカーに甘んじて良いのでしょうか。
一般道で他人のフィアット500を見かけるたびに、ため息をつく人生で良いのでしょうか。
答えはノーです。
ぜひ休日にフィアットのディーラーを訪れ、展示車をじっくり見て、さらに試乗車を運転してみてください。
ネットで情報収集しているだけではわからない「生の情報」がたっぷり得られます。
以上、憧れのかわいいフィアット500に賢く乗る方法でした。
結論。フィアット500は内外装ともにかわいいクルマ。デザインは文句なし。頭に浮かんでくる故障や維持費にたいする心配は、メーカー保証で打ち消そう。実際、フィアット500(チンクエチェント)に乗っている人は、そうして安心を得ている。だからディーラーへゴー。
フィアット500の購入を後悔するリスクに関して、当サイトにはこんな記事があります。
フィアット500の後部座席について、当サイトにはこんな記事があります。
フィアット500Cの雨漏り事情に関して、当サイトにはこんな記事があります。
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