【なぜ】外出するとイライラする理由。2つの解決策で心にゆとりを

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犬はしっぽを振って散歩に出かけますが、人間はちがいます。

喜ばないどころか、ちょっと外出しただけでイライラする人さえいます。

 

もちろん、誰かに睨まれたわけでも、足を踏まれたわけでも、「変なコーディネート!」と罵られたわけでもないのに、です。

 

おまけに靴のサイズもぴったりだとしたら、どうして自宅から出ただけで、腹が立ってしまうのでしょう。

「何」にたいしてムカムカしているのでしょうか。

 

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怒りの感情、イライラの原因は「不一致」にあります。

 

この記事では、

  • 他人にムカついている
  • 自分のことが割と好き
  • 自宅にいながら買い物する
  • 人間は昼行性の生き物だと知る

など、「外出するとイライラする理由および解決策」をわかりやすく解説していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

「外出するとイライラする」を避けて生きる方法2選

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怒りの感情が芽生えるシチュエーションというのは、決まっています。 

  • 期待通りにならない
  • 思った通りになっていない

こんなとき、私たちは腹を立てます。

 

端的にいえば、不一致、です。

われわれの抱く理想と現実が一致していない、ということです。

 

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たとえば、思ったよりも道が混んでいてイライラしたり、気になる書籍のコーナーに突っ立っている先客を見て「早くどいてくれ」とムカついたりするのも、不一致が原因だといえます。

 

モノゴトすべてが思いどおりに、順調に、寸分の狂いもなく進んでいたら、誰もイライラしません。 

 

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外出時の怒りをたとえるなら、難易度が高すぎてちっともクリアできないゲームを、床へ叩きつけたくなる感情に似ています。

 

あるいは、レジで会計する客がいつまでも財布の小銭をあさっていて、待ちきれず、ドロップキックをお見舞いしたくなる衝動とおなじです。

 

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外出にともなう不快感やイライラは、他人の存在にムカついている、といえます。 

 

他者にキレている

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自宅と外出先のちがいは何でしょうか。

それは、他人がいるかどうか、です。 

 

自宅のリビングに見ず知らずのおっさんが寝転がっていることは、ありません。

 

ただし一歩でも家から出れば、そこにいるのは「見ず知らずのおっさん」たちです。

あるいは、5〜6人で群れている学生たちです。 

 

それぞれ自分たちの意思で動いている他者を、羊飼みたく、私たちが思い通りにコントロールすることはできません

「よし、全員どけ」といった融通が効かない、ということです。

 

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だからこそ、自分が望むとおりに行動しない(遅かったり、ジャマだったり)、うるさい、汚らしい、そんな他者にたいして腹が立つのだといえます。

 

外出するとイライラする、この性格をスコップでザクザク深く掘ってみると、

  • 自己肯定感が高い
  • 協調性に欠ける
  • わがまま
  • 自分を特別な存在だと認識している

こんな特徴が出てきます。

 

どうでしょう、当てはまっていませんか? 

「そこらへんの連中とちがって、自分はエラい」と、心の底から思っていませんか?

 

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自分が優先されるべきだ」という期待がどこかにあるからこそ、外出先で裏切られ、思惑通りにならず、ムカつくわけです。

 

もちろん、「自分エラい」は立派な自己愛なので、改める必要はありません。

というのも、自分を嫌いになったら私たちは生きていけれないからです。

 

だからこそ、似合わない「謙虚さ」を身につけようとするのではなく、行動様式をガラッと変えてしまうのが得策です。

 

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たとえるなら、もしホラー映画が苦手だったら「イヤだ、合わない」と切り捨て、観る作品のジャンルを変えれば済むようなものだといえます。

 

 

解決策1. ネットショッピングを使い倒す

外出といえば、買い物です。

 

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玉ねぎやらティッシュやら部屋の照明やら、私たちが買うべきものはいくつもあります。

これらを求めて 、

  • スーパー
  • 家電量販店
  • 書店
  • 飲食店
  • アパレルショップ

といった店へ出向き、遭遇した他人にイライラします。

 

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だとしたら、ムカつきの根源、買い物に出かける習慣を捨てましょう

代わりに、必要なもの、欲しいものはすべてネット通販で注文しましょう。

 

インターネットと買い物は、まるでお寿司と醤油くらい相性がバツグンです。 

事実、ネット通販大手のAmazonで売っていないものは、ほとんどありません。

 

Amazonは「違法なもの以外すべて売っている」といわれるほどで、その商品ラインナップには、食用のタランチュラ(デカい蜘蛛。自宅に出たら気絶する)さえも並んでいます。

品揃えにクレームをつけるユーザーはまずいないでしょう。

 

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しかも、「購入ボタン」をスマホの画面でタップするだけで、注文した荷物は、自宅の玄関まで届きます

 

ここがとくに重要で、配達員が「無料で」家まで運んできてくれるにもかかわらず、Amazonで売っているたいていの商品は、リアルな店舗よりもリーズナブルなのです。

 

たとえば、家電量販店で売っているほとんどの電化製品は(ドライヤーでも電子レンジでもなんでも)、ネット通販のほうが安く買えます。 

 

ネット通販と相性がいい決済手段

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ネットショッピングを使い倒すコツはひとつ、クレジットカードを持つことです。 

どうしてかというと、代金の支払いをカード決済にしておけば、ポチッと買ってすぐ、先方で発送手続きが開始されるからです。

 

わざわざコンビニのレジで代金を支払うよりスムーズで、そもそもコンビニまで「外出」する必要もありません(ネット通販で買い物した意味がない)。

 

自宅から出なくて良いので、実店舗にくらべて、ショッピングにかかる手間や時間を節約できます

 

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そしてなにより、家にいれば穏やかな気分で過ごせます。

厄介な他人がいないため、イライラしません。

 

世の中にはさまざまな人がいます。

ピーマンが苦手、高いところが苦手、勉強が苦手、集団行動が苦手、いろいろな人がいるなかで、ただ「外出が苦手」というだけの話です。

 

だったら、極力出かけないのがイチバンです。

ピーマンが苦手なら、食べなければ良いのとおなじです。

 

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ピーマンの代わりとなる野菜はいくらでもありますし、実店舗の代わりなら、ネットショップが山ほどあります。 

 

不快な思いをしてまで出かけるのはやめて、心落ち着く我が家でゆったりまったり過ごしましょう。

 

解決策2. 太陽が沈むのを待つ

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エゾフクロウは夜行性の動物で、昼間にはほとんど活動しません。 

 

私たち人間は逆で、昼行性なので、昼にたくさん活動して夜は休みます。

それならば、あえて太陽が沈んでから出かけるのも一つの手です。

 

というのも、昼にくらべて夜は、どこの店も道も、たいてい空いているからです。

 

出歩いている人の数が少ないため、

  • 期待通りじゃない
  • 思った通りにならない

こんな他者に遭遇してイライラするリスクが低いといえます。

日が暮れれば、他人の多くは、自宅でスマホをいじりながらダラダラと過ごしています。

 

  • ネットでは買えないものを買う
  • どうしても映画館で観たい作品がある

こんなのっぴきならない事情で出かけるとしたら、夜をおすすめします

昼よりもストレスフリーな環境で、あちこちサッサと移動して目的を果たせるからです。

 

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暗闇のなか出歩く……、気分はバットマンでいきましょう。

 

イライラしないので精神にやさしく、太陽光(紫外線)を浴びないので肌にもやさしい、夜間の外出は良いこと尽くめです。

 

まとめ

 

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イライラの原因は、不一致です。

外出するとイライラするのは、他人の存在がウザいからでしょう。 

 

もし、自分以外の人間が全員この世から姿を消してしまったら(SF映画みたいな世界になったら)、外出してもイライラしないはずです。

 

むしろ、寂しくて、切なくて、涙が出てくるかもしれません

 

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そんな「いとしくも鬱陶しい他人」と距離をとって過ごすためには、

  1. ネットショップ偏重生活
  2. 夜間外出バットマン型生活

こんなライフスタイルがおすすめです。

 

ただし、外出する機会が減ると運動量も減り、健康上よろしくありません。 

運動不足を避けるために、フィットネスバイクを自宅にドンと置きましょう。

 

有酸素運動を毎日の習慣にすれば、ココロにもカラダにも良い変化が現れます。 

それから、海馬の細胞がふえて頭が良くなります(とくに記憶力。運動によってストレス耐性もアップする)。

 

Amazonで注文して、ダンボール箱に入ったコイツを、自宅の玄関で受け取りませんか?

 

くわえて、もし「イライラしやすい性格をどうにか変えたい」と考えているなら、こちらの書籍を読んでみてください。

 

怒りの感情が芽生える心理的メカニズムと、アンガーマネジメントの手法(怒りをコントロールして抑える方法)が学べます。 

じつは当記事の「参考文献」としても用いています。

 

以上、外出するとイライラする理由および解決策でした。

結論。他人のせい。他人の行動や存在が、気に食わない、癪に障る、うっとうしいのでムカついてしまう。人が嫌い。もしくは人に興味がない。そして自分はエラい。そう思っている。イライラを避けるために買い物はネットで済ませ、出かける際は日が沈むのを待とう。自宅でエアロバイクを漕いで、待とう。

 

【参考文献】

安藤俊介『自分の「怒り」タイプを知ってコントロールする はじめての「アンガーマネジメント」実践ブック』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2016年

藤井雅子『人はなぜ怒るのか』幻冬舎、2009年