あなたが車を運転しているとき、後続車がやたら車間を詰めてくるとイライラしませんか?
後ろの車が近いと、
- ムカつく
- 不快になる
- ぶつけられないか不安になる
など、心中穏やかではありません。
車間が近い後続車を離れさせることはできませんが、ざわついている気持ちを鎮めることなら可能です。
そこでこの記事では、
- なぜ不快な気持ちになるか
- 後続車ドライバーに期待しない
など、「後続車の車間距離が近くてムカつく気持ちの鎮め方」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
後続車の車間距離が近くてムカつく気持ちの鎮め方
後続車の車間が近いと感じるとき、不快な気分になるのはどうしてでしょうか。
車間を空けない後続車ドライバーに腹が立つのは、「車間距離を空けて走ってくれること」を、あなたが後続車ドライバーに期待しているからです。
あなたの期待どおり車間をとって走ってくれるドライバーもいますが、いっぽうで、やたら接近して走るドライバーも世の中には存在します。
老若男女さまざまな人間が車を運転している以上、すべてが期待どおりにならないのは仕方がありません。
初対面で心の距離をグイグイ詰めようとしてくる(馴れ馴れしい)人がいるように、車間距離もまた、グイグイと詰めてくる人がいます。
後続車ドライバーに期待しない
ムカつく原因は、後続車ドライバーの運転だけではなく、あなたの心にも存在します。
先述のとおり、期待です。
あなたはすべての後続車ドライバーにたいし「車間距離を空けて走ってくれること」を期待しているのではないでしょうか。
期待している(理想を思い描いている)からこそ、期待どおりにならなかったとき、あなたは腹が立ちます。
「どうして車間を空けてくれないんだ。危ないじゃないか」ってなもんです。
後続車ドライバーに期待するのは、ストレスが溜まるだけでおすすめしません。
なぜなら、あなたにとって後続車ドライバーは、見ず知らずの他人だからです。
マラソン大会に出場する知人にたいし「お前なら優勝できる。期待しているからな」の期待とは、まったく毛色が異なるわけです。
知らないオジサンドライバー、知らないオバサンドライバーに期待するのは、お門違いだといえるでしょう。
期待は裏切られる
後続車ドライバーに「車間を空けて走ってくれるだろう」と期待するデメリットは、期待が裏切られたときに怒りの感情が湧いてくることです。
自動車の運転に限った話ではありません。
- 家事を手伝わない夫
- 勉強をしない息子
- プレゼントのセンスが悪い彼女
などにムカついてしまうのも、すべて心のなかに期待があるからです。
期待どおりにならないからこそ、私たちは不機嫌になったり、腹が立ったりします。
やたら近くを走る後続車にイライラしないための秘訣は、後続車ドライバーにいっさい期待しないことです。
期待していなければ、どれだけ接近されても腹は立ちません。
バックミラーを眺めつつ「いろんなドライバーがいるんだなぁ」と思うだけです。
なぜなら、ハナから後続車ドライバーが離れて走ってくれるなどとは期待していなかったからです。
期待していたラーメンの味が普通だとガッカリしますが、フラッと立ち寄った店のラーメンが普通の味でも、たいしてガッカリしないのとおなじです。
まとめ
後続車の車間距離が近くてムカつく気持ちの鎮め方をお伝えしてきました。
後続車が近くてイラッとしたときには、「俺/私はなぜ後続車ドライバーに期待しているんだ?」と自問してみてください。
見ず知らずの他人に期待しているおかしさに気づければ、冷静になれます。
「どうして車間を空けて走ってくれないんだ」と腹を立てるのは、「どうして誰もぼくをチヤホヤしてくれないんだ」と拗ねているのと変わりません。
つまり、滑稽だ、ということです。
後続車ドライバーへの期待を手放せば、イライラせず、心地よくドライブを楽しめるはずです。
もし後続車が近いと感じても「そういう人もいるよね。いると思ってたよ」ってなもんです。
後方録画中ステッカーを探したい方はこちらです。
以上、後続車の車間距離が近くてムカつく気持ちの鎮め方でした。
結論。車間が近い後続車ドライバーに腹を立てるのは滑稽だ。なぜなら、知りもしない他人に期待していることそのものが滑稽だからだ。大人になってもサンタクロースがやって来てくれると期待しているようなもの。
後続車を牽制するために、「後方録画中」というステッカーを車のリアに貼る人がいます。
ダサくいだけでなく他者に失礼なので、あなたは、貼らないことをおすすめします。
後続車に煽られにくい車の特徴はこちらです。
「期待しないだなんて、仏のような精神論は気休めに過ぎない」と思った方は、ぜひこちらの記事を読んでみてください。