ダイエットのために、お酒を我慢する必要はありません。
毎日お酒を飲んでいても体脂肪は落とせます。
つまり、晩酌をしているからといって太るわけではない、ということです。
事実、「ガリガリに痩せている大酒飲み」は世の中にいくらでもいます。
では、どんな点に気をつければ、お酒を飲みつつダイエットを成功させられるのでしょうか。
この記事では、
- アルコールは太るのか
- 痩せるためにすべきこと
など、「お酒をやめずにダイエットする方法」をわかりやすく解説します。
ダイエットと晩酌をバランスよく両立させるため、ぜひ参考にしてみてください。
お酒を飲みながらダイエットする
ケーキやクッキーとは違い、お酒をたくさん飲んでも太ることはありません。
ただ酔っ払うだけです。
ですので、ダイエット成功のためにアルコール飲料を断つ必要はありません。
痩せるにはまず、
- 間食
- 夜食
- ほとんど動かない生活
これらをやめるのが優先です。
中性脂肪はどこから来る?
私たちを太らせている犯人は、おもに糖質です。
エネルギーとして使われなかった血液中のブドウ糖は、中性脂肪として細胞に蓄えられます。
ブドウ糖が体内で余る理由としては、
- 糖質を摂りすぎている
- エネルギーの消費量が少ない
これらが挙げられます。
「入り」が多すぎるか、「出」が少ない、あるいはその両方だ、ということです。
ふだんの食生活を思い出してみてください。
パンや麺、コメといった炭水化物をたくさん食べていませんか?
炭水化物は食後血糖値をグッと高め、私たちの体を"太りやすい状態"へと導きます。
糖質過多な食事をとっているせいで、デブモードのスイッチが入ってしまうのです。
お酒の優れたエネルギー供給能力
話題を「お酒」に戻します。
食事をしながらお酒を飲んでいると、食欲はさほど湧いてこないのではないでしょうか。
ビールを飲みながら、高校生男子みたくライスを2杯も3杯もおかわりする人はいません。
枝豆など、ちょっとしたおつまみがあれば満足できます。
どうしてかというと、
- アルコール
- 中鎖脂肪酸(MCTオイル)
これら2つは、体内で糖よりも素早くエネルギーへと変換できるからです。
すなわち、パンやコメをガツガツ食べなくても、レモンサワーやハイボールを飲めば体にエネルギーが供給される、ということです。
だからお酒をよく飲む人は、(まったく飲まない人から見て)驚くほど量を食べません。
まるで小型犬のように小食です。
それもこれも、体内に入ったアルコールが、素早くエネルギーに変わっているからです。
エネルギーはじゅうぶん足りているので、たとえ胃袋がスカスカでも脳は満足して、食欲にブレーキをかけます。
お酒 is not デブドリンク
お酒はデブドリンクではありません。
ですので、痩せるための禁酒は不要です。
ダイエットのためにお酒を我慢すれば、日々の楽しみが減り、間違いなくストレスが溜まります。
ストレスが引き金となってドカ食いに走っていては、元も子もありません。
お酒が「まったく太らない液体」だとはいいませんが(糖質が含まれているので)、ワインやウイスキーよりも先に、
- 間食
- 夜食
まずはこれらの悪習を断ってみてください。
そして、ぜひ運動を習慣にしましょう。
ウォーキングやジョギングをして体を動かすのはもちろん、自宅でちょこちょこ動くだけでもダイエット効果があります。
たとえば、
- 人に頼まず自分で動く
- 家族の食器まで片づける
- 率先して家の掃除をする
といった具合です。
家族に感謝される上にダイエットまでできて、一石二鳥です。
事実、痩せている人は、家でちょこちょこ動いています(特別な運動はしていない)。
ハサミを取りに行く動作を面倒くさがったりしませんし、立っている人間に「ついでにハサミ取って」と甘えたりもしません。
「立っている者は親でも使え」の精神では痩せられない、ということです。
リバウンドしたら無意味
ダイエットをするなら運動は欠かせません。
ちょうど、車を運転するときに免許証が欠かせないようなものです。
というのも、体を動かさずに食事制限だけで痩せた人間は、高確率でその後リバウンドするからです。
つまり、ダイエットに失敗します。
ダイエットを食事制限だけに頼ってしまうと、
- タンパク質
- ビタミン
- ミネラル
これらの栄養素が不足します。
どれも生きていく上で欠かせない栄養素です。
タンパク質やビタミンが足りていないと、代謝が落ち、筋肉が落ちます。
筋肉量の減少は「太りやすい体になった」ことを意味していて、この状態でダイエット前の食生活に戻してしまうと、体脂肪がブクブク増えるのは明らかです。
ですので、ダイエットをただ「成功」させるのではなく、「健康的に成功」させることを目指しましょう。
そうしないと、一時的な減量で終わってしまいます。
栄養素はすでにお伝えした通り、
- タンパク質
- ビタミン
- ミネラル
これらがとくに重要です。
ダイエットを成功させるため、意識して摂るようにしてみてください。
タンパク質は、プロテインで効果的に摂取できます。
ビタミンやミネラルは、サプリメントから補給できます。
痩せようとして体を動かすと体内でビタミンBが消費されるので、不足しないようご注意ください。
もちろん、プロテインやサプリメントを取り入れれば、そのぶん月々の出費は増えます。
とはいえ、体脂肪が増えるよりはマシではないでしょうか。
以上、お酒をやめずにダイエットする方法でした。
【結論】間食と夜食はやめる。体を動かす。プロテインを飲む。サプリメントを飲む。それから体重を毎日測る。ストレスを溜めないために、お酒は我慢しない。
ネット通販サイトAmazonでは、ナウフーズのサプリメントが売れています。
オールインワンの「マルチビタミン」は各栄養素の含有量が少なくて話にならないため、サプリメントを買うなら、栄養素ごと個別に買うのがおすすめです。
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、鉄といった具合です。
上でご紹介したビタミンBには、
- 肌の健康維持
- 代謝サポート
- 免疫力アップ
- イライラ防止
- 脳や神経を正常に保つ
といった働きがあります。
ビタミンBは体内でいっさい作られないため、食事か、サプリメントから摂るしかありません。
食事で足りていればサプリメントは不要です。
が、栄養士を除いてそんな人は稀で、多くは隠れ栄養失調です。
毎日飲むプロテインはこちらがオススメです。
一般的なプロテインとの違いは、
- 人工甘味料不使用
- 消泡剤不使用
- 乳糖を除去してある
といった点です。
「WPIプロテイン」といって、原料となる牛乳から乳糖を取り除いてあるため、牛乳を飲むとお腹を下す体質(乳糖不耐性)だとしても飲めます。
チョコレート味やイチゴミルク味の「ジュースみたいなプロテイン」にくらべたら、ほんのりミルク味の本商品はマズいかもしれません。
消泡剤が入っていないため、ビールのような泡に戸惑うかもしれません。
ですので、健康志向でなければオススメはしません。
が、ダイエットを考えているなら健康志向に違いないはずです。
ノンアルコールビールを探したい方はこちらです。
以上、お酒をやめなくてもダイエットできるのか、でした。
【参考文献】
曽根博仁『すべての診療科で役立つ 栄養学と食事・栄養療法』羊土社、2019年
日本サプリメント協会『体の悩みを解決!ずっと元気に!サプリメント健康辞典』集英社、2015年
金沢和樹『まちがいだらけのサプリ選び』双葉社、2011年
オールフリーをAmazonで箱買いするメリットについて、当サイトにはこんな記事があります。
ストレスを溜めずに痩せるダイエットの秘訣に関して、当サイトにはこんな記事があります。
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