結婚指輪をつけるタイミングは決まっています。
結婚式を挙げた日、もしくは婚姻届を役所に出した日(入籍日)です。
それにたいしてペアリングには、「ふつうはこのタイミングだ」といった基準がありません。
ですので、どんな時期に買ってもOKです。
事実、世の中には交際スタートから2週間でペアリングを買うカップルがいます。
付き合って2週間で買おうが、交際1周年を待とうが、すべては私たちの自由です。
この記事では、
- 彼氏/彼女が重いと感じるリスク
- 急いで安物のリングを買うべきでない理由
など、「カップルがペアリングを購入するのに適したタイミングはいつなのか」をわかりやすく解説します。
時期が妥当なのかどうかを判断するため、ぜひ参考にしてみてください。
カップルがペアリングを購入するタイミングはいつ?
すでにお伝えしたとおり、ペアリングを買う時期はカップルによってまちまちです。
付き合って1ヶ月でお揃いのリングを買うカップルもいれば、交際3年目にしてようやく購入するカップルもいます。
もちろん、ペアリングを買わないカップルもいます。
もしペアリングを買うと決めたなら、もっとも避けたいのは「彼氏/彼女に引かれること」だといえるでしょう。
なぜなら、お揃いの指輪には、
- 真剣さ
- 誠実さ
- 真面目さ
こうした想いが宿っているからです。
お揃いのスニーカーと違って、ペアリングは重厚なアイテムです。
彼氏/ 彼女に引かれない時期
たとえば、私たちの愛情グラフが100(MAX)を指しているとします。
彼氏/彼女をこの上なく愛している状態です。
いっぽう、パートナーのそれは15を指しているとします。
つまり、ふたりの恋愛感情には温度差があって、気持ちが一つになっていません。
この状態でペアリングの購入話を持ち出すのはアウトです。
たとえるなら、まだ付き合っていない段階で「東京ディズニーリゾート1泊2日のお泊まりデート」に誘うようなもので、時期尚早だからです。
ひとりで勝手に突っ走るのは避けましょう。
置いてきぼりにされた相手は、間違いなく引きます。
そうではなく、ラブラブ度が過去最高に達しているときに買うのがコツです。
陸上の走り幅跳びとおなじで、ペアリングの購入にも「勢い」が欠かせません。
勢いが足りていないと、
- 重い
- 焦りすぎ
- 気持ち悪い
- ついていけれない
といって相手にドン引きされる恐れがあります。
この上なくラブラブで、愛が永遠に続くと確信している、いわばふたりの頭が"お花畑状態"になっているときを狙いましょう。
それが、ペアリングの買い時です。
交際から1年は経っていたい
具体的な交際期間を挙げるとしたら、目安は1年です。
なぜかというと、ペアリングをつけるには、お互いにそれなりの覚悟が必要だからです。
右手(もしくは左手)の薬指で輝く指輪は、「僕たち/私たちは真剣にお付き合いしている人がいます」というメッセージを周囲に発します。
ちょうど結婚指輪によって既婚者が「パートナーがいます。自由恋愛はできません」と周知するように、ペアリングもまた、他の異性に「ノー」を突きつけることになります。
だからこそ、中途半端な気持ちではつけられません。
ペアリングによって、お互い恋の可能性を限定することになるからです(指輪がなければ寄ってくる異性がいるかもしれない)。
ペアリングをつけるのであれば、カップルがお互いに「この人しかいない。他の人なんて考えられない」と思えるくらい愛し合い、信頼し合っていたいところです。
ただし、私たちが彼氏/彼女を「運命の人だ」と確信していても、向こうがこちらをどう思っているかはわかりません。
交際して1年が経っているなら、愛情・信頼ともにあるものと考え、ペアリングの話を持ち出して良いでしょう。
1年はあくまで目安なので、これに満たなくても構いません。
がしかし、
- 愛されているか
- 信頼されているか
これらの問いに自信を持って「イエス」といえない場合には、購入を待ってください。
まるでカップラーメンに熱湯を注いで3分経たないうちにフタを開けるようなもので、まだ早いといえます。
つまり時期尚早です。
周りの人から「落ち着いていて夫婦みたい」といわれるような親密度、安定感を目指しましょう。
記念日でもなんでもない日でも
ペアリングを買うと決めたなら、購入するのはいつでもOKです。
交際1年や3年といった節目を待つ必要はありません。
なんでもない日に誕生日プレゼントを買うカップルはいませんが、なんでもない日にペアリングを買うカップルはいます。
ただし、購入を急いで安物のリングを買うのだけは避けたいところです。
なぜなら安物のスニーカーがすぐボロボロになるのとおなじで、安物のペアリングはすぐ表面に傷がついたり、変色したりするからです。
しかもスニーカーと違って、劣化したペアリングをホイホイと新品に買い換えるわけにもいきません。
どうしてかというと、特別な想いがこもったアクセサリーだからです。
値段の目安としては、最低でも1つにつき1万円以上、できれば1つ2万円(2つで4万円)以上するペアリングを買いたいところです。
- 傷
- 変形
- 変色
これらに強い高品質なリングを買うには、それなりの金額が必要です。
もし予算的に厳しいとしたら、妥協して安物のリングを買うのではなく、良いモノを購入するためにお金を貯めることをおすすめします。
大好きな恋人と2人で「みすぼらしくてみっともないペアリング」などつけたくはないはずです。
低品質でショボいペアリングは、私たちの気分を萎えさせます。
そうではなく、視界に入るたびに胸が高鳴るような、美しいペアリングを買いたいところです。
ちなみに、一生つける結婚指輪の相場は、1つあたり10万円以上です(プラチナという耐久性に優れた高価な貴金属で作られている)。
まとめ
カップルがペアリングを買うのに推奨のタイミングは、
- お互い愛情と信頼を持っている
- それなりのお金を持っている
この2つの条件を満たしたとき、です。
すでに両方ともクリアしているなら、躊躇することはありません。
今週末にでも、2人でリングを選びに行ってはいかがでしょうか。
もし金銭的に余裕がなければ、まずはアルバイトや仕事で稼いだお金を貯めること、です。
ペアリングの代金は、彼氏が2人分を負担するのではなく、
- 彼氏は彼女のリングを
- 彼女は彼氏のリングを
それぞれが買い、プレゼントし合うのが一般的です。
女性用のリングにはたいていダイヤモンドなどの宝石が埋め込んであるため、男性のリングよりも少し高価です(だから彼氏のほうが負担が大きくなる)。
店舗へ指輪を見に行けば、そこにはペアリングだけでなく、夫婦用の結婚指輪も並んでいることでしょう。
お互い言葉にはしなくとも、結婚指輪を眺めながら「次はこっちを……」と想像し、期待に胸が膨らむはずです。
楽しいショッピングをカップルで満喫してきてください。
以上、カップルがペアリングを購入するタイミングはいつなのか、でした。
【結論】愛情と信頼とお金、これらが揃ったとき。交際から1年以上経っていて、貯金が2万円以上あるならたいてい問題ない。