相手にも好意があって、いけると思ったのに……キスを拒否されて落ち込んでいませんか?
ただし交際前のチャレンジだったなら、失敗したのも無理はないといえます。
どうしてかというと、順番が違うからです。
- まず交際
- それからキス
これが正しい順序です。
ちょうど映画館で映画を観るとき、
- まずチケット購入
- それから入場
このような手続きを踏むのとおなじです。
ところが今回は、チケットを買わずに上映館へ入り、椅子に座ろうとしました。
すなわち、告白もしないでいきなりキスを迫ってしまいました。
だから「ちょっと君、それはダメだよ」と止められてしまったわけです。
では、この後どのようにして失敗をリカバリーすれば良いのでしょう?
キスをキッパリ断られたということは、お相手はこちらにたいして恋愛感情を抱いていないのでしょうか。
この記事では、
- 好きじゃないから無理
- 好意はあるが軽いヤツと思われたくない
- 早まった行為について謝る
など、「付き合う前のキスを拒否されたらどうするべきか」をわかりやすく解説します。
お相手に"下心の塊"なんて致命的なレッテルを貼られないよう、ぜひ参考にしてみてください。
付き合う前のキスを拒否されたらどうする?
キスできそうだと思っていたのに、なぜ「ダメ」だと拒否されてしまったのでしょうか。
キスを拒まれた理由は、
- こちらへの好意がないから
- まだ付き合っていないから
このいずれかです。
こちらに気があると思っていたけれど、それは勘違いで、実際には「友達のひとり」としか見られていなかったのかもしれません。
つまり、恋愛感情がなかった、脈なしだった、ということです。
好きでもない人にキスを迫られたら、気色が悪いので、誰だって拒否するでしょう。
たとえば電車に乗っていて、見ず知らずのオジサンないしオバサンに「ねぇキスしない?」と声をかけられたら、背筋がゾッとするはずです。
「いいね、キスしよう」とはなりません。
「現金10万円がもらえる」ならともかく、好きでもない人にタダで接吻させてやるメリットはありません。
ところで、お相手には何といってキスを断られましたか?
- そういう対象として見れない
- まだ付き合っていないから
前者は脈なしですが、後者なら、まず交際してその後でキスできる可能性があります。
ただし、あなたに交際する気があるなら、です。
キスがしたいなら告白する
ここまで「好意がないからキスを拒否した」パターンを考えてきました。
ここからは、「好意はあったけど交際前にキスをしたくなかった」可能性を考えていきます。
もしお相手がこちらにたいして恋愛感情を抱いていたなら、気持ちを確かめたくてキスを拒んだのかもしれません。
つまり、恋心を弄ばれやしないかと恐れた、ということです。
好意に気づいている私たちが、その恋心を利用してキスやらペッティングやらをしてやろうと目論んでいる……そんな可能性にお相手が怯えたのだと考えられます。
それもこれも、告白する前にキスを迫ったから、です。
付き合って恋人同士になっていれば、相手はいくらでもキスに応じてくれたでしょう。
がしかし、2人はまだ恋人になっていません。
だから、お互いに好きなのかどうか、付き合う気があるのかどうかわからない状態です。
こんな"霧のなか"みたいな曖昧な状態でキスを許したら、交際未満のふしだらな関係(付き合っていない性的な関係)に終始するかもしれません。
そこで、都合のいい軽いヤツにならないよう、お相手はキスを拒んだのでしょう。
あるいは、相手の男性/女性はとにかく真面目なタイプで、「恋人じゃない人間とキスするなんてあり得ない」という貞操観念の持ち主なのだ、とも考えられます。
キスとかそういう行為は交際相手とだけする、付き合っていない人とはしない、このように線引きがハッキリしています。
このタイプは真面目で浮気しにくいので、交際したらとことん信用できる「メンタルにやさしい恋人」になることでしょう。
ただし、そんな真面目なタイプだからこそ、今回の"交際前のキス未遂事件"に幻滅したり、ショックを受けたりしている恐れがあります。
チャラい人だったとは……という具合です。
もし相手のことが好きで、交際する気があるなら、キスを試みた件について謝ったほうが良いかもしれません。
交際する気がない(あわよくば……的思考だった)なら、これ以上の関係は望めません。
- 好意がない
- ガードが硬い
お相手がどちらだとしても、キスやそれ以上の行為を求めるだけムダです。
マイナス評価を挽回する
あなたが映画館のスタッフだとします。
チケットを買わず堂々と上映館へ向かって歩く客がいたら、どう思いますか?
「待て待てなんだコイツは?」とその非常識さにドン引きするのではないでしょうか。
映画が観たいならまずチケットを買ってこい、という話です。
ところが自分自身がいま、キスを迫ったお相手にとって、この非常識な客に近い存在になっている恐れがあります。
つまり、キスがしたいならまず告白してこい、という話です。
したがって現状、キスの一件でマイナス評価を受けているかもしれません。
- 付き合う前にキス求めるんだ……
- もしキスを許したらどこまで……
- 性的関係を持ちたかっただけ?
- 本気の恋じゃなくて遊びの恋?
- 誠実な人だと思っていたのに……
このようにイメージがよろしくないといえます。
せっかく築いたプラスのイメージや信用が崩壊し、お相手の目にはいま"下心の塊"としてケダモノのように映っているかもしれません。
だからこそ、早まった行為(キスの打診)についてまず謝るべきです。
「不快な思いをさせてしまったかもしれない、ごめんなさい。反省してます。好きな気持ちを抑えきれなくて……」
こんな感じで、相手にお詫び申し上げます。
- 嫌な思いをさせた点を謝罪
- 好意がある点を強調
この2つの要素を盛り込むのがポイントです。
謝罪が済んだら、あらためて告白します。
「気持ちが昂ってつい順番を間違ってしまったけど、ほんとうならまず告白するべきだった。だから告白します……」といった具合に、気持ちを伝えてみてください。
交際できるかどうか、結末はお相手しだいです。
「告白してくれるのを待ってた……」とOKがもらえるかもしれません。
「誰にでも軽々しくキスを迫ってそうで、ちょっと信用できない……」といってNGを喰らうかもしれません。
告白するまで結果はわかりませんが、告白しなければキスできないことは明らかです。
まとめ
付き合う前のキスを拒否されたとき、私たちには2つの選択肢があります。
- 告白して交際を申し込む
- キスを諦める
このどちらかです。
そもそもお相手は、(気があるように見えるのは勘違いで)こちらへの恋愛感情がないのかもしれません。
脈なしなら交際はできず、キスもできません。
あるいはお相手は、好意があっても「付き合うまでキスはしない」ガードが硬い真面目なタイプなのかもしれません。
こちらが「キスはしたいけど交際するほど好きではない」と考えるなら、お相手とのキスは叶わないことになります。
- 相手:交際したらキスOK
- 自分:交際はしたくない
このように考えがズレているからです。
たとえばここにプレミア付きの珍しいスニーカーがあるとして、
- 持ち主:50万円で譲っても良い
- こちら:欲しいが50万円出すほどではない
このようにお互いの条件が合わず、交渉が決裂するようなものです。
早い話が、付き合う気がないなら(その人物との)キスは諦めるべきだ、ということです。
もしキスもしたいし交際もしたいというなら、
- 早まった言動を謝罪
- あらためて告白(軽い気持ちでないと証明)
こんな流れで、気まずさや申し訳なさを払拭しましょう。
カップルになれたら、キスし放題です。
以上、付き合う前のキスを拒否されたらどうするべきか、でした。
【結論】交際する気がないなら手を引く。粘っても再チャレンジしても無駄だから。交際する気があるなら、まずキス未遂の件を謝罪してから告白する。成功すればキス獲得。失敗したらキスは未来永劫お預け。交際前にキスを迫ると(信用など)失うものが大きいので、今後は控えるが吉。早まったせいで好きな人にチャラい、遊び人、下心性欲モンスターと思われたら損。
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