怖いもの見たさから、ホラー映画に興味を持ったとします。
それでもなかなか観る勇気が出ないのは、
- トラウマになるかも
- 怖くて眠れなくなるかも
- 20時以降トイレに行けれなくなるかも
といった不安が生じてしまうからです。
あるいは、ホラー映画を観たせいで自分がどうにかなっちゃうかもしれない、そんな恐怖に怯えているともいえます。
100分間の鑑賞で嫌な思いをしそう(後悔しそう)なので、心霊系の映画を観る気にはなれません。
じつは告白もおなじです。
ここ数日を振りかえってみてください。
振られるかも……という不安に襲われながら過ごしてきたのではないでしょうか。
そのイヤな予感が、私たちから「告白する勇気」を掃除機のように吸いとります。
行動できずに躊躇してしまうのはそのためです。
そこでこの記事では、
- なぜ勇気が出ないのか
- どうすれば勇気を出せるか
など、「好きな人に告白する勇気が出ない理由と解決策」をわかりやすく解説します。
眠っている"勇敢な自分"をたたき起こすため、ぜひ参考にしてみてください。
好きな人に告白する勇気が出ない理由と解決策
私たちを告白から遠ざけている犯人は、イヤな予感です。
イヤな予感というのは、
- ダメかも
- 振られるかも
- 今の関係性が壊れるかも
- もう会話できなくなるかも
- 二度とデートしてもらえないかも
こうした「〜かも」というネガティブなイメージのことをいいます。
もし「告白は100%成功するに決まってる」と自信に満ち溢れていたなら、モジモジと思い悩んだりはしません。
サッサと恋人になるため、サッサと好意を伝えるはずです。
善は急げ、だからです。
だからまず、気持ちにブレーキをかけている「失敗しそうな予感」を払拭しましょう。
これが脳に埋まっている限り、いくら待っても告白する勇気は出てきません。
ただ月日が経過だけです。
その間にライバルが出現し、お相手を横取りされてしまうかもしれません。
恋の進展を妨げているのは、イヤな予感です。
これはちょうど、「腐っているかも」と感じるカレーを食べる気になれないようなものです。
真っ暗な未来が待っていそうだと感じている限り、行動する気が起きないのは当然だといえるでしょう。
大切なのは、良いイメージです。
ダメな予感を書き換える
告白する勇気が出ないということは、間違いなく「悪い予感」を抱いているはずです。
まずはそれに対処していきましょう。
頭から取り払おうとするのではなく、プラスの予感を抱いて上書きするのがおすすめです。
たとえるなら、観てしまったホラー映画を思い出さないように努力するより、コメディ映画を楽しんだほうが手っ取り早いのと似ています。
ネガティブをポジティブで上書きする、ということです。
告白の場合はたとえば、
- 付き合えるかも
- 向こうも好意を抱いてるかも
- 嬉しいと大喜びしてくれるかも
こんな具合です。
つい力が入って「付き合える」ときっぱり言いたくなるところですが、断定表現はおすすめしません。
なぜなら、「絶対にカップルになれる」と自分に言い聞かせようとすると、「でも無理かも」とイヤな予感が入りこむスキを与えてしまうからです。
よって断定はせず、あくまでも「〜かも」という予感の域にとどめておくのがポイントだといえます。
たとえば、
- イケるかも
- 大丈夫かも
- 成功するかも
といった形で結果をイメージしていれば、思考がネガティブになることはありません。
するとだんだん考えが前向きになり、エネルギーが満ちてきます。
そして現状とは打って変わって、好きな人に告白せずにはいられなくなります。
というのも、良い予感しかしないからです。
もはや告白しない理由がない、こんな境地にまで達するかもしれません。
どうせならポジティブな予感を
告白が成功するか失敗に終わるか、それは行動してみるまでわかりません。
明日の天気と違って、あらかじめスマホでチェックできたりはしません。
どうせ結果(未来)がわからないのであれば、ポジティブな予感を抱くに限ります。
ダメかも、無理かも、振られるかも……こうした後ろ向きな予感を抱くメリットは、皆無です。
試しに「あ、なんか付き合える気がしてきた。イケるかも」と声に出してみてください。
本心でなくても構いません。
100回くらいブツブツ唱えているうちに、ほんとうにその気になってきます。
つまり、告白する勇気が出てきます。
そしてなにより、自信がある人は誰から見ても魅力的です。
- 声
- 表情
- 態度
- 行動
- 話し方
- 雰囲気
- 使う言葉
など、自信はあらゆるところに現れます。
逆にいえば、自信がないとこれらすべてがナヨナヨしていて、消極的で、ヘナチョコになる、ということです。
そんな人物と交際したい人はいません。
まとめ
根拠はいりません。
山奥で修行をする必要もありません。
ただ「なんとなくだけど、付き合えるかも」と予感するだけでじゅうぶんです。
ポジティブな感情が、埋もれていた告白する勇気をグッと引っ張り出してくれます。
畑から大根を引っこ抜くようなイメージで、告白する勇気がスポーンと出てくることでしょう。
だから深刻になるのはやめにして、肩の力を抜いてください。
肩の位置が上がると首が短くなり、顔がデカく見えます。
そんな意味でもリラックスしてください。
ちょうど、傘を忘れた日に雨が降って「うわ、まー、だけど帰るときには止んでるかも」と予感するような、あんなユルい、なんとなくのイメージで問題ありません。
告白が成功する予感、それが抱けたなら、勇気は自然と湧いてきます。
以上、好きな人に告白する勇気が出ない理由と解決策でした。
【結論】決心がつかないのは、ダメかもといった消極的な予感のせい。これが犯人。だからポジティブな予感をぶつけて、脳内から弾き飛ばそう。イケるかも、好かれてるかも、ベストカップルになれるかも、フレーズはなんでも大丈夫。10回、20回と唱えているうちに、だんだん告白したくなってくる。ならなかったらあと50回、100回。
告白するタイミングについて、当サイトにはこんな記事があります。
好きな人とカップルになった後のこと、つまり告白が成功したケースについて考えておきませんか?
考えるチャンスは今しかありません。