「LINEをつづけるための話題がほしい……」
そう思っているかもしれませんが、好きな人と毎日LINEをしても意味がありません。
なぜなら、「LINEが60日間つづいたら交際できる」なんて法則はどこにもないからです。
事実、3ヶ月ほど毎日LINEをしていたのに、だんだん好きな人からの返信が遅く素っ気なくなり、自然消滅したケースはザラにあります。
早い話が、LINEができているうちに好きな人をデートに誘うべきだ、ということです。
LINEはあくまでも(デートを実現するための)手段であって、目的ではありません。
学校の授業でたとえるなら、ノートを取る行為は「覚えるための手段」であって、(板書を書き写すこと自体が)目的ではないようなものです。
きれいなノート作りが目的の生徒はたいてい成績が悪いように、LINEの継続が目的だと思っている人は、たいてい恋に失敗します。
「とにかくLINEを途切れさせないようにしよう……」
などと間違った努力をしないようご注意ください。
終わりが見えない校長講話に私たちが飽きるのとおなじで、延々とつづくLINEの会話(交際したいのか何なのか目的がわからない)は、相手の男子/女子をうんざりさせるだけです。
この記事では、
- 久しぶりに会話を再開する場合
- 高校が違う相手に連絡したい場合
- LINEが途切れそうになっている場合
など、「高校生が好きな人とするLINEの話題」をわかりやすく紹介します。
あの人とカップルになるため、ぜひ参考にしてみてください。
高校生が好きな人とするLINEの話題6選
恋する高校生が交わすLINEの内容として、以下の6つが挙げられます。
- 今日〜にいた?
- 今何してる?
- 学校はどう?
- 勉強のこと
- 部活のこと
- 趣味のこと
いずれにしても重要なのは、「チャンスがあればデートに誘うこと」です。
たとえば、趣味の話で「お互いに映画が好き」だとわかったら、「いっしょに映画を観に行こう」と提案してみたり、です。
なぜなら、LINEで雑談をつづけているだけでは、いつまで経っても交際にたどり着けないからです。
LINEだけしてデートしないのは、まるで手だけ繋いで告白しないようなもので、相手を困惑させる恐れがあります。
いつまでもメッセージアプリでのやりとりにとどまるのではなく、デートへと進みましょう。
では、それぞれの話題を詳しく紹介していきます。
1. 今日〜にいた?
「好きな人とLINEがしたいけど、話す内容がない……」
そう困っているなら、「今日〜にいた?」と連絡するのがおすすめです。
たとえば休日に、
- 今日ユニクロの近くにいた?
- 今日マックの前歩いてなかった?
- 自転車で国道を走ってたでしょ?
こんな感じで目撃情報を確かめるメッセージを送ってみたり、です。
上のような確認のLINEなら、ごく自然に、好意がバレることなく会話を始められます。
「今日スシローの前歩いてたでしょ?」と訊かれただけで、「これは自分に惚れてるな」などと考える人はいません。
つまりメッセージを送る際に、好きだってバレたら恥ずかしい……などと心配する必要がない、ということです。
もちろん、目撃情報はウソで構いません。
相手に「それ自分じゃないよ」と否定されたら、「人違い? めちゃくちゃ似てたけどな。その時間帯ってどこで何してた?」などと会話をつづけるのが良いでしょう。
好きな人とLINEするためなら、嘘も方便です。
ニセの目撃情報を伝えて、休日の過ごし方や趣味へと話題をズラしてみてください。
「今日〜にいた?」は会話のとっかかりに最適です。
ウソの目撃情報から話を始めれば、わざわざ(好きだと怪しまれない)自然な話題を探す必要はありません。
2. 今何してる?
ある程度つづいているLINEが途切れそうになり、つぎの話題が見つからないときには、「今何してる?」と質問する手があります。
すると、相手から以下のような返事が得られるはずです。
- テレビ見てる
- YouTube見てる
- ゲームで遊んでる
- お風呂に入ってる
- 部屋の片付けしてる
仮に「テレビ見てる」と返ってきた場合には、「何の番組見てるの?」と返し、好きなテレビ番組の話題に繋げればOKです。
動物が好き、お笑いが好きなど、相手の意外な好みがわかるかもしれません。
もし「お風呂入ってる」と返ってきたら、スマホ用の防水グッズや、長風呂して家族に怒られた体験談などへ話題を広げると良いでしょう。
好きな人との話題がなくなったときには、
- 今何してる?
- 相手からの返事
- 返事へのリアクション
この流れで一時的に会話を"延命"できます。
ぜひ"瀕死状態のLINEのやりとり"に使ってみてください。
人は誰でも、好きな人から「今何してるの?」と訊かれたらドキドキし、興味ない人から「今何してるの?」と訊かれたら鬱陶しく感じるものです。
したがって、この質問にたいする相手のリアクション、テンション、おなじ質問を返してくれるかどうかで、脈の有無を推測することもできます。
脈ありの場合、あなたの質問にたいして相手は「俺に/私に興味を持ってくれてる」と喜んでくれるはずです。
LINEの文面にも「質問された嬉しさ」が滲み出ることでしょう。
「今何してるの?」と問いかけたら、好きな人がどう反応するか注目してみてください。
3. 学校はどう?
好きな人が別の高校に通っている場合には、「学校はどう?」と質問して会話をはじめる(つづける)のが無難です。
たとえば、元々おなじ中学に通っていた好きな人に連絡するなら、
- 学校はどう?
- もう高校には慣れた?
- 部活は何してるの?
- 授業とか課題はどんな感じ?
などと近況を尋ねるメッセージを送ると良いでしょう。
ある程度お互いの高校について話したら、「久しぶりに会って話そうよ。〜は予定空いてる?」などと食事デートや映画デートに誘うのがおすすめです。
好きな人と違う高校に通っている場合、校舎で顔を合わせたり、挨拶したりする機会がありません。
だから積極的に会う約束をしなければ、なかなか2人の距離は縮まりません。
恋愛感情があることを仄めかしたい場合には、「好きな人できた?」だとか「もう彼氏/彼女はいる?」などと訊いてみるのもアリです。
「彼氏/彼女はいない」と返ってきたら、「モテそうなのに、意外」などとリアクションして好きな人にアプローチしても良いでしょう。
心理学の世界には「好意の返報性」と呼ばれる心理反応が存在します。
人は自分を好きになってくれた人を好きになりやすい、それが好意の返報性です。
したがって、好きな気持ちを隠す必要はありません。
いえ、好意を隠すのは損です。
あえて恋愛感情が伝わるような発言をすることで、「もしかして俺のこと/私のこと好きなのかな?」とあなたの存在を相手に意識させましょう。
遠慮していたら、好きな人は、おなじ高校に通う生徒と付き合ってしまうかもしれません。
おなじ学校の教員同士が結婚したり、おなじクラス、おなじ部活の生徒が付き合ったりするように、人は身近なところにいる異性と恋に落ちやすいものです。
だから、好きな人と違う高校に通っているなら、遠慮は不要です。
もし仮に脈なしだったとしても、相手と顔を合わせることはありません。
デートの誘いを断られたら連絡をやめれば良いだけなので、気まずさ云々は気にせず積極的にいきましょう。
4. 勉強のこと
高校生のLINEの話題としては、ほかに勉強関連のネタが挙げられます。
具体的にはつぎのとおりです。
- 授業のこと
- テストのこと
- 課題のこと
- 進路のこと
- 自宅での学習方法のこと
たとえば、「英語の予習範囲って35Pまでだよね?」と確認したり、「期末テストの成績上位者に名前載ってたね」と好きな人を褒めてみたり、です。
数学の教師が誰々に似ている、古文の授業で居眠りした〜が先生に怒られてた、なんて話題で盛り上がっても良いですし、勉強を教えてほしいとお願いして、好きな人を図書館デートに誘ってみても良いでしょう。
ただし、自分がテストで取った点数を自慢するのはおすすめしません。
「賢さをアピールすれば評価が上がるのでは?」と思うかもしれませんが、それでも点数自慢はNGです。
というのも、自慢する人間は嫌われるだけだからです。
テストの点数を伝えるなら、あえて出来が悪かった教科を打ち明けて、親近感や親しみやすさを演出しましょう。
完璧な人間よりも、どこかに隙がある人物のほうが好かれるものです。
5. 部活のこと
お互い部活を行っているなら、部活動についてLINEで話すのもアリです。
たとえば、
- 練習内容
- 試合の結果
- 部活の大変なところ
- 部活中に起こったハプニング
こうした内容について話したり、相手に訊いてみたりすると良いでしょう。
「〜君/〜さんが部活してる姿見たい」
などと呟けば、恋愛感情を暗に伝えられます。
たとえば、「〜君がサッカーしてること見てみたい」や「〜さんってテニスのユニフォーム似合いそう」といった感じです。
好きだとバレるのは確実ですが、臆することはありません。
というのも、好意の返報性が働くかもしれないからです。
部活関連では、過去にやってきたスポーツや習い事を質問する手もあります。
中学まで空手をやっていた、小学生までピアノを習っていたなど、好きな人の意外な一面を知れるかもしれません。
部活ではありませんが、相手か自分がアルバイトをしているなら、アルバイトについて話すのも良いでしょう。
6. 趣味のこと
高校生が好きな人と交わすLINEの話題、ラストは「趣味について」です。
映画鑑賞や散歩、ゲーム、ショッピングなどの趣味はデートに繋げやすいため、ぜひ話題に挙げたいところです。
「趣味は何ですか?」とお見合いみたいな堅苦しい訊き方をするのではなく、「休みの日は何して過ごしてるの?」とフランクに質問するのが良いでしょう。
「あなたのプライベートを知りたい」という姿勢が、そのまま愛情表現になります。
なぜなら人は、興味のない人間に「休日の過ごし方」など訊いたりしないからです。
ここでも好意の返報性に期待できます。
「もし好きな人の趣味が寝ることだったらどうしよう……」
と不安に思う方がいるかもしれません。
たしかに「じゃあ、つぎの週末いっしょに寝ようよ」と誘うのは無理がありますし、デートに繋げるのは難しそうです。
このように相手の趣味がデートに直結しない場合には、あなたの趣味を「映画鑑賞」ということにするのがおすすめです。
「俺は/私はよく映画とか観るけど、興味ない?」と誘導し、映画デートに誘いましょう。
映画館デートは高校生にとって定番ですし、そもそも「ヘドが出るほど映画が嫌い」なんて人はいません。
だから良いアイディアが思い浮かばないときには、映画に誘っておけばOKです。
ちなみに人は、「自分と共通の好きなものがある人間」に好感を覚えます。
たとえば、おなじアニメが好きな人と意気投合する、おなじゲームにハマってる人と仲良くなる、という具合です。
したがって、相手がどんな休日の過ごし方をしていても、どんな趣味を持っていても、否定するのはNGです。
ウソでも良いので関心を示し、好きなことについて相手に喋ってもらいましょう。
それから人は、自分の話をよく訊いてくれる人(自分の好きな物事に興味を持ってくれる人)にも好感を覚えます。
なぜなら、自分を肯定されているようで嬉しく感じるからです。
だから、相手が小説好きなら小説について、YouTubeが好きなら登録しているチャンネルについて、あれこれ質問してみてください。
相手は嬉々として教えてくれると同時に、あなたへの好感度をアップさせてくれるはずです。
おすすめの本や映画、アニメ、YouTube動画を紹介されたら、すぐに見て感想を伝えると良いでしょう。
作品をベタ褒めすれば、意気投合して2人の距離がグッと縮まるかもしれません。
まとめ
あなたが高校生で、好きな人とのLINEの話題に悩んでいるなら、以下のテーマを活用してみてください。
- 今日〜にいた?
- 今何してる?
- 学校はどう?
- 勉強のこと
- 部活のこと
- 趣味のこと
ただし、ダラダラとLINEをつづけていても意味がありません。
なぜなら、「好きな人と3ヶ月LINEができたらカップルになれる」なんて決まりはこの世に存在しないからです。
それどころか、「この人は何が目的でLINEしてくるのかわからない。そろそろ飽きたし、疲れた」といって返信を疎かにされ、LINEが途絶えてしまう恐れがあります。
LINEはそれ自体が目的ではなく、あくまでも交際を実現するための道具です。
だからLINEという道具を使い、真の目的(デートして2人の距離を縮める)を果たしましょう。
好きな人とのLINEに満足してデートに進まないのは、ダンベルを買ったことに満足して筋トレしないも同然で、ナンセンスです。
手段と目的と取り違えないようにご注意ください。
LINEをつづけるために努力するのではなく、デートの約束をするために努力するべきです。
1回でもデートをすれば、(お互いについてよく知れるので)共通の話題が増えますし、「次回のデートをどうするか」というこの上なくハッピーな話題も生まれます。
結局のところLINEは、メッセージアプリではなく、ただのコミュニケーションアプリでもなく、"デート実現アプリ"だと捉えるのがおすすめです。
以上、高校生が好きな人と交わすLINEの話題でした。
【結論】ウソの目撃情報。今何しているかの確認。違う高校に進んだ好きな人との近況報告。勉強の話。部活動の話。バイトの話。趣味の話。なお、下ネタやお金、宗教の話題は避けたい。延々とLINEをつづけるのではなく、デートに誘って脈の有無を見極めよう。
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