付き合う前のデートでは、「話題にしてはいけないネタ」があります。
ちょうど世の中に、20歳になるまで飲んではいけない液体(お酒)があるようなものです。
早まって手を出したらマズい、ということです。
交際前のデートでは、
- 過去の恋愛
- 政治
- 宗教
これらの話題に触れないようにしましょう。
もしこうしたテーマについてデート相手に質問したら、冷められるか、嫌われてしまいかねません。
つまりデート失敗です。
この記事では、
- 恋愛遍歴にはノータッチ
- 政治や宗教は思想のズレが生じやすい
など、「付き合う前のデートで避けたい3つの話題」をわかりやすく解説します。
気まずい空気を避けるため、ぜひ参考にしてみてください。
付き合う前のデートで避けたい話題3つ
もし月曜が燃えるゴミの回収日だとしたら、その前日、日曜の夕方にゴミ袋を持って行ってはいけません。
というのも、まだ早いからです。
おなじことは、交際前のデートで話す事柄にもいえます。
ふたりが恋人同士になっていない段階で話すには「早すぎる」話題が、3つあります。
- 過去の恋愛
- 政治
- 宗教
これらのテーマはすべて、美術館に展示してあるアート作品とおなじで"Don't touch"です。
触れないようご注意ください。
タブー1. 過去の恋愛
好きな男性/女性の恋愛遍歴は気になります。
たとえば、
- 過去に交際した人数
- どっちから告白したか
- 何が原因で別れたのか
- どんなデートをしていたか
- 付き合っていて幸せだったか
- キス、ハグ……どこまでしたか
など、興味は尽きません。
興味はつきませんが、過去の恋愛をほじくるのはやめておましょう。
他人の墓をスコップで掘りかえすようなもので、不謹慎です。
「すでに終わった恋」は破局というバッドエンドを迎えているため、しゃべっていて気分の良い話ではありません。
過去の恋愛について尋ねるのは、まるで「亡くなったペットについて詳しく聞かせて」とせがんでいるかのようで、デリカシーに欠けています。
終わった恋は相手にとっての「黒歴史」だと考え、話題に挙げないほうが良いでしょう。
自分の恋愛遍歴も話さない
デート相手の過去を探ろうとして、まず自分の恋愛遍歴を話すのもアウトです。
「こっちが話したから、次はあなたの番」
こんな作戦はおすすめしません。
昔の交際について語ってしまうと、
- まだ未練が残っている?
- 元彼/元カノを恨んでいる?
相手にこうした悪い心象を与える恐れがあるからです。
少なくとも、過去の恋を語ったことで「ステキ!」と惚れてもらえる可能性はない、ゼロだといえます。
元彼や元カノとのエピソードというのは、舌の裏側とおなじで、わざわざデート相手に見せる(聞かせる)ものではありません。
もし相手の元彼/ 元カノについて気になっても、ペッティングしたのかどうか知りたくても、付き合えるまで聞くのは我慢しましょう。
親密な関係になってから、タイミングを見計らって尋ねてみてください。
タブー2. 政治
交際前のデートでは、政治に関する話題も避けておくべきです。
たとえば、
- 選挙に行っているか
- 誰に投票したのか
- いまの与党をどう思うか
- あの政策はおかしくないか
- 増税は間違っていると思わないか
- 富裕層にもっと課税するべきではないか
といったテーマは、どれもデート向きではありません。
なぜかというと、政治にたいして、人にはそれぞれの考えや思想があるからです。
自分の意見と、相手の考えが一致しているとは限らない、ということです。
もし「増税、増税ばっかりでイヤになるよね」と軽い気持ちで口にしたら、「だけど財源の確保がどーのこーの」と熱く反論されるかもしれません。
あるいは、考えの甘さを指摘されるかもしれません。
つまり、面倒くさいことになりかねません。
政治には無関心な人がほとんどですが、なかには自らの思想、自らのビジョンを持っている人もいます。
したがって、「あの映画は観たほうが良いよ」とおすすめするのは良くても、「あの政治家のマニュフェストは読んだほうが良いよ」とおすすめするのはNGです。
私たちはなにも、デート相手と議論がしたいわけではありません。
仲良くなって、好かれて、付き合いたいだけなので、デリケートな話題は避けておくに限ります。
タブー3. 宗教
政治よりもさらに禁忌なのが、宗教です。
日本人がみんな無宗教だと思っていると、痛い目に遭いかねません。
たとえば、何気なく「宗教ってなんか気持ち悪いよね」といったとします。
もしデート相手の家族全員が創価学会のメンバーだったなら、この瞬間この発言をもって、恋が終わります。
ほかにも、「この前しつこく勧誘されて困ったよ。病気が治ったとかいろいろ、胡散臭すぎ」などと口にするのもリスキーです。
お相手が、宗教と無縁だとは限りません。
ですので宗教の話題は避け、YouTubeでかわいい柴犬の動画を見つけたとか、キクラゲをずっとクラゲだと思っていたとか、もっと他の無難なエピソードを話しましょう。
もちろん、自分がなんらかの宗教を信奉しているとしても、デート相手の男性/女性を誘ってはいけません。
というのも、「宗教への勧誘が目的だったのか」と勘違いされ、好きな人に避けられるリスクがあるからです。
政治とおなじく、宗教もまたデリケートな話題です。
果物でたとえるなら、桃くらいデリケートで、取り扱いには気を遣います。
いずれも思想のズレが生じやすいテーマなので、あえて付き合う前のデートで語り合うことはありません。
まとめ
付き合う前のデートで避けるべきは、
- 過去の恋愛
- 政治
- 宗教
これら3つの話題です。
「何を話すか」とおなじかそれ以上に、「何を話さないか」が大事だといえるでしょう。
タブーを犯したら一発アウトだからです。
せっかく実りそうだった恋が、たったひとつの失言によって台無しになりかねません。
交際前のデートでは、
- 好きな映画
- 好きなブランド
- 欲しい車
- 過去の失敗エピソード
といった安心安全なテーマでおしゃべりするのが無難です。
以上、付き合う前のデートで避けたい3つの話題でした。
【結論】恋愛遍歴、政治的関心、宗教。恋人になっていない段階では話さないほうが良い。火が通る前に鶏肉を食べるようなもので、危ない。
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