- ブログ名がぜんぜん決まらない
- 適当なブログ名にして後悔したくない
という人に向けてこの記事を書きました。
ブログ名に関していちばん避けたいのが、途中で何度も変えるということです。コロコロ変えてしまうと読者の混乱を招くからです。
昨日まで「ステーキハウスモーモー太郎」だったお店が突然「鉄板世界」に変わっていたら困惑しますよね。
あれ?って。「前のお店が潰れた」とかんちがいして、入店をやめてしまうお客も出てくるでしょう。
ブログでもおなじことが起こり得ます。ですので理想は、一度決めたブログ名を変えないこと。
そのために避けるべきポイントを紹介していきます。ブログ名を決める際の参考になれば幸いです。
ブログ名の失敗例
後悔する可能性の高いブログ名をまとめました。
以下の要素を含んでいると、「やっぱり変えたい」と思う日がやってきてしまいます。
変化しうる情報を含める
せっかくブログを始めるなら長く続けたいものです。そこでやってはいけないのが、変化しうる情報をブログ名に含めること。
状況が変わったときにブログ名も変えないといけないからです。
【例】20代OLのわがままブログ
たとえば「20代OLのわがままブログ」というサイトがあるとします。
書き手が20代であること、OLであることがすぐにわかります。読者にとって親近感を覚えやすいブログタイトルですね。
ですが、いつか必ずやってきます。
20代ではなくなる日が。OLではなくなる日が。(わがままを卒業する日が……?)
そのときにどう対処するかっていう問題です。
- 素直にタイトルを変更する
- 20代OLという設定のまま続行
前者が無難かと思います。後者はただの嘘つきなので(あるいは20代OLに外注するか。いや、タイトルを守るために普通はそこまでしない)。
というわけで、変化しうる情報はタイトルに含めないのが吉です。
他にも地域名だったり(引っ越したらどうする)、体重だったり(そもそもブログ名には含めないか)があります。
限定しすぎる
ブログの内容を限定しすぎてしまうのもアウトです。なぜなら、他のテーマについて書きにくいから。
【例】冬に入る朝風呂が大好き!
たとえば「冬に入る朝風呂が好き!」というブログを開設したとします。ほとんどの記事が冬に入る朝風呂についてです(マニアック!)。
ですが、ここのところは仮想通貨にハマっている。こうした場合に、自ら名づけた「冬に入る朝風呂が大好き!」が足枷のようになってしまいます。
こんなときにどう対処するかが問題です。
- しれっと仮想通貨の記事を書く
- タイトルを「おじさんの奮闘記録」などに変更する
前者は読者の混乱を招いてしまいますので(寿司屋でビーフ100%のハンバーガーを提供するようなもの)、後者が無難です。
というわけで、ブログ名が内容を縛りすぎてしまわないようご注意ください。
ただし専門ブログを立ち上げたのならこの限りではありませんが(ただし覚悟が必要)。
特徴がない・覚えにくい
インパクトのないブログ名はなかなか覚えてもらえない一方、特徴のあるブログ名はすぐに覚えてもらえます。つまり、平凡なブログ名は損だということ。
ですので、「これって損じゃない?」と気づいた瞬間に、変えたくなります。
【例】ほのぼの日記
具体的には「ほのぼの日記」などが挙げられます。
この上なく特徴のない、当たり障りのない、インパクトのない、味気ない、毒にも薬にもならないタイトル。ほのぼの日記。
もうすこし個性を出してもいいように思います。ただし絶対にダメなのは、「20代OLのほのぼの日記」としてしまうことです。
自分の名前+オフィシャルブログ
「シンプルが一番!」そう考えてか、自分の名前+オフィシャルブログと命名する人がいます。でも、これはやめておいたほうがいい。
オフィシャルは公式という意味で、某テーマパークを検索したときにサイト名の先頭についている【公式】とおなじ役割を果たします。
つまり、「他はすべてニセモノですよ」と。「みなさん引っかからないでくださいね。これが本物ですよ」と喧伝しているも同然。
芸能人ならともかく、一般人がこれをやる必要はどこにもありません。ニセモノは現れないんで。
【例】守屋雄太郎オフィシャルブログ
具体的には「守屋雄太郎オフィシャルブログ」ってな感じです。
オフィシャルが余計です。すぐさま取り除きましょう。
さもなくば、恥ずかしくなって変える未来が待っています。
まとめ
「こういうブログ名にするのが良いよ!」というのはありませんが、「こういうブログ名だけはやめておいたほうがいいよ!」は案外あります。
これからブログを始めようとしている人の参考になれば幸いです。
※ちなみにこのブログはかつて「コンクリートの奥歯が痛い」という意味不明な名前だった時期があります(黒歴史)。
インパクトを狙いすぎると、このタイトルのように「は?」となりますのでご注意ください。