- もう虫歯で痛い思いをしたくない
- 歯医者に通うのが嫌い
- デンタルフロスが大事なのはわかるけど面倒くさい
という人に向けてこの記事を書きました。
フロスを使わないデメリットばかり紹介していきますので、読み終えたら「よし、フロスを買いに行こう」と思えます。
大切な歯を守るためにも、ぜひデンタルフロス(歯間ブラシ)を習慣にしましょう。
歯ブラシで除去できる食べカスは40%
食後に歯磨きだけで済ませていませんか?
歯ブラシでは食べカスや歯垢のうち40〜50%しかとれません。
つまり歯ブラシだけだと、半分近い食べカスや歯垢がまだ歯にこびりついている、ということになります。
歯の上だけピカピカ
歯ブラシで汚れを取り除けるのは、せいぜい歯の上部と側面です。歯と歯の間にたまった食べカスには届きません。
食べカスが残ったまま過ごしていれば、やがて虫歯になるのは明らかです。虫歯だけでなく、歯垢は口臭や歯周病の原因にもなります。
だからこそデンタルフロスが必要なわけですが、ほとんどの人が面倒くさがって使おうとしません。
「デンタルフロスが大切なのはわかるけど、でもねぇ」という感じでしょうか。
わかります。私もそうでした(そして痛い目にあいました)。
デンタルフロスを使いたくなる話
記事の本題に入ります。
ここからは、あなたが「デンタルフロスは必要だ!今日から使いはじめよう!」と思えるような話をしていきます。
レベル1〜3までを用意しました。レベルが上がるにつれて訴求力が高まります。レベル3まで読めば、たいていの人が「フロスが欲しい!」となります。
※レベル3まで読んでも「フロスが欲しい!」とならなかった人はもれなく虫歯になります。
レベル1. ボンネットだけ洗車
まずは車で例えてみます。
車の屋根とボンネットだけをスポンジで洗った状態を想像してください。それが歯ブラシしか使っていない人の歯です。
上部だけがピカピカでドアは泥だらけ。気持ち悪くないですか?
ボディの側面についた泥も洗いたくなりませんか?
もし答えが「なるなる!」であれば、このまま薬局へ向かってください。
歯と歯のあいだをキレイにするにはフロスが必要です。
デンタルフロスは歯ブラシコーナーにあります。
レベル2. 歯垢の画像検索
歯垢(しこう)で画像検索してみてください。吐き気を催すことを約束します。
歯垢の画像をバッチリ確認したら、嘔吐する前にこの記事に戻ってきてください。
(本当は貼りつけても良かったんですがやめました。想像を絶する画像たちのオンパレードだったので)
あなたの歯には歯垢がついてます。それもベットリと。
放置すると虫歯・口臭・歯周病の原因になります。
つまり、歯がボロボロでグラグラで息が臭い人になるかもしれない、という危機的状況です。
さぁどうしますか?
現実から目をそらしてベッドに入りますか?それとも、薬局に向かって走りますか?
レベル3. トイレを想像する
とうとうレベル3まで来てしまいました。まだ薬局に行っていない読者はいないと思いますが、一応書きます。
だいぶ汚い話になりますので、薄目を開けて読むくらいがちょうどいいでしょう。
最後はトイレです。あなたはスッキリとした顔で便座に腰掛けています。たったいま、大便をひねり出したんですね。
ウォシュレットはついていません。お尻を拭いたトイレットペーパーを一瞥します。
肛門周辺にはまだ50〜60%のブラウンマテリアル(茶色い物体)がこびりついている。そんな予感がします。
このままトイレを後にしますか?
しませんよね。肛門へ向けてトイレットペーパーの援軍を送るはずです。
そしてブラウンマテリアルをせん滅したのちにトイレを去るかと思います。
でも、肛門ベットリ状態でトイレを後にしているのがいまのあなたです。
歯垢と便なんてほとんどいっしょですし(消化管を通過する前か後かのちがいだけ)。
「うわ、最悪!」そう思ったのであれば、すぐに薬局へと向かいましょう。
「最悪なのはあんただよ」そう思ったのであれば、それはその……ごめんなさい。
(でもこれは愛です。虫歯で苦しむ人を減らしたいという愛なのです。表現方法が不器用なだけで)
まとめ:安いデンタルフロスはやめよう
フロスを買いに行く前に、1つだけ注意点があります。それは「安いフロスはダメ」だということ。
糸がすぐ切れてしまうんですよね。
私の母は安いフロスを使っては、「切れた糸が歯に挟まって取れない」と嘆いています。
で、それを別のフロスで取るっていう。コントみたいなことをやってます。
デンタルフロスはそれなりの値段の物を買いましょう(おすすめは小林製薬の糸ようじ)。
ただし買って満足してはいけません。洗面台に置いたところで、お守りのような効果を発揮するわけではないからです。
きちんと使いましょう。最低でも1日に1回は使いましょう。だんだん2日に1回、3日に1回、週末だけと頻度が下がっていきますが、ラクなほうへ流されてはいけません。
モチベーションが下がったら
フロスをサボり気味になってきたらこの記事を読んでください。下品なのでテンションは下がりますが、モチベーションは上がります。
ブックマークしておくか「ブドウ糖の浪費 デンタルフロス」で検索してください。そして繰りかえし読んでください。
以上、デンタルフロスを使いたくなる3つの話でした。
それでもまだフロスが面倒であれば、以下の記事を読んでみてください(きっと虫歯が怖くなります)。