マスクを着けていても、口臭がキツいことは周囲にバレます。
口臭は、マスクでは誤魔化せません。
たとえるなら、パンツやズボンを穿いていても、おならをすれば周囲に臭うのとおなじです。
屁の臭いをパンツやズボンが抑えきれないのとおなじで、口臭もまた、マスクでは抑えきれず、周囲に漏れてしまうのです。
では、マスクを着けても封じ込められない口臭には、どうやって対処したら良いのでしょう。
この記事では、
- マスクが口臭に無力なワケ
- デンタルフロスは必須
など、「マスクで口臭を隠せない理由と口臭を消す方法」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
マスクで口臭を隠せない理由と口臭を消す方法
マスクで口臭を隠せない理由はシンプルです。
マスクをしていても口臭が周囲に漏れるのは、
- 布や繊維はニオイをキャッチできないから
- 顔とマスクの隙間から息が漏れているから
これらが原因です。
マスクの生地が布であっても不織布であっても関係ありません。
ドラッグストアなどで市販されている一般的なマスクで口臭を封じようとするのは、まるで、水鉄砲で火事に立ち向かうようなものです。
まったく話にならず、「無謀」の一言に尽きます。
マスクを着ける・着けないにかかわらず、誰にとっても口臭対策は必須だといえるでしょう。
というのも、口臭対策は最低限のマナーであり、エチケットでもあるからです。
「マスク着ければ口臭はバレないから、歯磨きをサボろう」
このような考えは誤りです。
「パンツとズボンを穿いてるからオナラしても臭わないだろう。しちゃえ」
と考え、ブッと放屁するようなものです。
歯磨きとデンタルフロス
口臭対策の基本は、食後の歯磨きです。
食後に歯を磨かずにいると、口内の食べカスを餌にして菌が繁殖し、この菌が悪臭の原因となります。
ゆえに、食後の歯磨きは欠かせません。
大便をした後にお尻を拭くのとおなじで、食後の歯磨きはマストです。
それから口臭を防ぐためには、1日1回のデンタルフロスも欠かせません。
なぜなら、歯ブラシだけでは、歯垢や食べカスのおよそ40〜50%しか除去できないからです。
つまり歯ブラシで歯を磨いているだけでは不完全で、歯と歯の間はデンタルフロスを使わないと綺麗にできない、ということです。
結果として、放置された歯垢は、そのまま口臭の原因になります(虫歯や歯周病の原因にもなる)。
デンタルフロスも毎食後できれば最高ですが、忙しければ、1日1回夜だけでも効果的です。
デンタルフロスを使う習慣が、歯石を防いでくれます。
くわえてデンタルリンス(口に含んでグチュグチュする液体)も使用すれば、口内がクリーンになり、もはや臭い息を吐くほうが難しいでしょう。
美人やイケメンにとって「モテないほうが難しい」ようなものです。
2〜3ヶ月おきに歯医者で歯石取り
口臭をとことん防ぐためには、定期的な歯石取りも必須です。
歯医者の予約を取り、2〜3ヶ月に1回のペースで通うと良いでしょう。
歯科衛生士が、あなたの歯についた歯石やステインを取ってくれます。
所要時間はおよそ30〜60分程度、費用は保険適用で3,000円強が一般的です。
歯を綺麗にしてくれるだけでなく、虫歯がないかどうかのチェックもしてくれるため、予防歯科という意味でも効果的です。
じつは、虫歯も口臭の原因になります。
虫歯ができている部分に食べカスが溜まり、腐敗し、ニオイを放ってしまう恐れがあるのです。
- 歯石を取る
- 歯のステインを落とす
- 虫歯がないかチェックする
このような点において、定期的な歯医者通いにはメリットがあるといえるでしょう。
口臭の原因に対処しなければ、ただマスクで口に「蓋」をしていても、根本的解決にはなりません。
まとめ
マスクで口臭を隠せない理由と口臭を消す方法をお伝えしてきました。
口臭は、マスクではブロックできません。
イメージとしては、オナラの臭いが、われわれのパンツやズボンを易々と通り抜けるようなものです。
ニオイは手強く、封じ込めるのは困難です。
ゆえに、そもそも口臭を発生させないこと、つまり口臭の原因にアプローチするほうが賢明だといえます。
- 歯磨き
- デンタルフロス
- デンタルリンス
- 定期的な歯医者通い
これらの習慣で口臭を防ぎましょう。
それから、口が乾燥すると口臭がキツくなりやすいため、口臭を抑えるには口呼吸ではなく鼻呼吸を心がけるべきです。
それでも息がにおう場合には、口臭外来を設けているクリニックなど、口臭を専門的に診てくれる医療機関を受診する手もあります。
プロに任せれば間違いありません。
ちょうど、ガスのニオイがするときに、ガス会社へ連絡するようなものです。
口から原因不明の悪臭がする場合には、口臭のプロに相談しましょう。
以上、マスクで口臭を隠せない理由と口臭を消す方法でした。
結論。マスクをしていても口臭は周囲に漏れる。息のクサさはバレる。「隠す」作戦ではなく、「根本からニオイを消す」作戦が有効。あらゆるデンタルケアグッズに加え、歯科医、口臭外来なども選択肢に加えておこう。
口臭について、当サイトにはこんな記事があります。
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