肌、家計、お腹まわり、すべてに優しくないのがお菓子です。
コース料理でもないのに、食事の最後にクッキーやケーキ、アイス、チョコレート菓子など甘いものを食べていませんか?
それも時々ではなく、毎日の習慣になっていませんか?
甘いお菓子にしばしば含まれている糖質やショートニング、マーガリン、植物油脂などが体に及ぼす悪影響は、ここでは取り上げません。
「断つ方法」だけに焦点を絞ってお伝えします。
今後は甘いものをほとんど食べなくなるわけで、デメリットを詳しく知る意味がないからです。
ちょうど、完治してしまった病気について今さら学ぶ必要がないようなものです。
この記事では、
- 自宅に置かない
- どうすればお菓子に抵抗感を抱けるか
など、「食後の甘いもの習慣を断つ方法」をわかりやすく解説します。
理想の自分に近づくため、ぜひ参考にしてみてください。
食後の甘いもの習慣を断つ方法2選
大切なのは、意思の力に頼るのではなく、甘いものを食べるのを防ぐ仕組みを作ることです。
たとえば自宅にクッキーや芋けんぴがたくさんあるとして、食べちゃダメ……食べちゃダメだぞ、と誘惑に耐えるのは苦行でしかありません。
精神的ストレスが溜まり、心が折れて、「ちょっとくらいならいいか。ほら、我慢は良くないし」となるに決まっています。
だいたい気合いだけではどうにもならないからこそ、こうして悩んでいるわけです。
意思に頼らない仕組みとしては、
- 甘いものを買わない
- 歯磨きとフロスとマウスウォッシュ
この2つが有効です。
食後にやってくる「甘いものが欲しい気分」を、仕組みと環境のパワーで退けましょう。
対策1. お菓子を買わない
犬の目の前にチーズを置いて「食べちゃダメだよ」と命令するのは酷です。
だったら見せないでほしい、というのが犬の気持ちでしょう。
私たちもおなじで、"いつものあの場所"にお菓子がストックしてあると、つい誘惑に駆られてしまいます。
まるで経理担当者が会社のお金を横領したくなるようなもので、「それができる環境」にあるから魔がさしてしまうわけです。
そこで、自宅内を「甘いもの立ち入り禁止区域」にしましょう。
つまり、スーパーやコンビニで甘いものを買ってこないようにする、ということです。
部屋にお菓子があったらついつい食べちゃうけど、無いなら無いで我慢できる、これが実感ではないでしょうか。
そもそも、お菓子を買ってしまった時点で私たちの負けです。
というのも、「食べる」以外のエンディングがないからです。
まさか「クッキーを買って箱ごと捨てるのが好きだ」なんていう人はいないでしょう。
お菓子を買ってきたら食べるしかない……つまり「買う」と「食べる」はセットなので、食べるのを控えたかったら「買う」をストップするしかありません。
ちょうど、「走る」と「疲れる」がセットで、疲れるのが嫌なら走らないほうが良いのとおなじです。
原因(買う)と結果(食べる)の、原因のほうに働きかけましょう。
そうしない限り問題は解決しません。
今後は、スーパーへ行っても「お菓子コーナー」には立ち寄らないようにするべきです。
入ったら最後、手ぶらで出てくることはできません。
「だけど、食後の甘いものを一切やめたら楽しみがなくなる」
こんな場合には、無理をしなくても大丈夫です。
キッパリやめるのではなく、現在の量をちょっと減らすだけでもじゅうぶんです。
タバコではないので、完全にやめる必要はありません。
高価なお菓子をちょっとだけ食べて満足する、量を減らすにはそんな工夫もできます。
たとえばクッキーが好きなら、江崎グリコのこちらのクッキーがおすすめです。
ショートニング、マーガリン、植物油脂、どれも使用していません。
代わりにたくさんのバターで仕上げている"本格的なクッキー"です。
ふつうのクッキーより高価ですが、高級なお肉のように、少量で満足感が得られます。
良いものを少しだけ主義、いかがでしょうか。
対策2. 磨いて取ってすすぐ
「自分が買わないようにしても、家族がお菓子を買ってくるから意味がない」
そんな場合には、甘いものではなく、自分の歯へと目線を移しましょう。
お菓子買わない作戦につづいて、歯をピカピカにして食欲を抑える作戦です。
食事を終えたらすぐ洗面台の前に立って、
- ブラッシング
- デンタルフロス
- マウスウォッシュ
これらを済ませてしまいます。
つまり、歯を磨いて、歯の隙間をキレイにして、洗口液で口をすすぐわけです。
ここまでしたらもう、何かを食べる気にはなりません。
なぜなら、せっかく手間隙をかけた歯磨きやフロスや洗口液が、すべて無駄になってしまうからです。
ちょうど、お風呂上がりにジョギングをして汗だくになる人がいないようなものです。
入浴後に「もう汗をかいたり外気に触れたりしたくない」と思うように、歯の手入れ後は「もうクッキーもアイスも食べたくない」という気持ちになれます。
しかも無理矢理ではなく、自然になれます。
だからストレスがありません。
むしろ「すぐに歯磨きして、偉いな自分」といった良い気分に浸れます。
ふだん食後に何をしていますか?
- お菓子の誘惑と戦っている
- スマホを触って気を紛らわせている
- とくに何もしていない
といったことであれば、今後は「歯を磨く」をルーティンにしてみてはいかがでしょうか。
面倒くさいかもしれませんが、ご褒美として自己肯定感を高く保てます。
いっぽう、お菓子を食べている瞬間は幸せかもしれませんが、しばらくして罪悪感や後悔の念が芽生えてきます。
お菓子を愛するあまり自分を嫌いになるくらいなら、その逆のほうがマシだと思いませんか?
「そうだ」という方、食後は真っ先に洗面所へ向かいましょう。
まとめ
私たちの目的は、
- 食後に甘いものを食べないようにする
- もしくは食べる量を現在よりも減らす
このあたりです。
ダイエットのため、節約のため、美肌のため……人によって動機はさまざまでしょう。
問題を解決するには「意思力」ではなく「仕組み」を使うのが鉄則で(意思はアテにならない)、
- 甘いものを買わない
- 磨いて取ってすすぐ
当記事ではこれら2つの仕組みをお伝えしてきました。
どちらか片方だけでも効果を発揮しますが、両方とも行えば"鬼に金棒"です。
心に湧いてくる「甘いもの欲求」を、黒光りする金棒で木っ端微塵にできちゃいます。
ぜひお試しください。
「食後の甘いもの習慣」を断つのに、強靭な精神力はいりません。
欠かせないのは、食べないためのちょっとした工夫(仕組み)です。
もし自宅にお菓子のストックがあるなら、それらをすべて食べ切ってからスタートするか、誰かにあげてしまうか、です。
以上、食後の甘いもの習慣を断つ方法2選でした。
【結論】現状、食べちゃう仕組みが働いている。だったら食べない仕組みに切り替えてあげれば良い。具体的には、お菓子を買わないこと、歯を磨いて(これだけでは不十分)、デンタルフロスと洗口液で仕上げること。味、成分、パッケージ、お菓子メーカーのノウハウが詰まった商品に「精神力」だけで立ち向かうのは無謀。負け確定。
江崎グリコのバタークッキーには「キャラメル味」もあります。
"安くてパサついた肉の大量食い"から、"上質なお肉を適量"へとシフトしませんか?
満足感が高いのは後者です。
罪悪感で勝っているのが前者です。
口直しに最適です。
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