- 車のマフラーを交換したい
- マフラー交換の失敗談が知りたい
いや、ちょっと待ってください。
マフラー交換にありがちな後悔や失敗を知っていますか?
せっかくカスタムするなら後悔したくありませんよね。
お金をムダにしない秘訣は、リスクを知って正しく回避することです。
マフラーの交換なんてしなきゃよかった
マフラーの交換には失敗がつきものです。
でも、他人の失から学べば大丈夫。
失敗1. マフラーが揺れてダサい
段差を越えるたびに、マフラーがユッサユッサ揺れている車を見たことがありませんか?
適合していない社外製マフラーを取りつけると、振動で揺れることがあります。マフラーが外れて落下することもあります。
ただ、マフラーが揺れていても本人は気づかないんですよね。厄介なことに。
交換の際には型番や規格をよく確認しましょう。マフラーが揺れてたらダサいです。
失敗2. 排気音と速度が見合わない
マフラーを換えた知人がいます。排気音をデカくしたかったそうです。
でも、彼はすぐに純正へと戻してしまいました。理由は、スピードと音が合ってなくて格好悪かったから、だそうです。
バリバリバリバリ!
爆音のわりに時速30km……。
そうですね。たしかに格好良くはないですね。
失敗3. 純正と音が変わらない
純正と音がほとんどいっしょだった、という失敗もあります。
お金をかけた意味がありません。ドブに捨てたようなものです。
交換前に実際の音を確かめることをオススメします。
失敗4. 音質が好みじゃない
排気音が思っていたのとちがう、好みではないというパターンですね。
これも確認不足が原因です。
実際に音を聞くのが難しければ、ネットで動画を探してみましょう。参考になります。
いくら友人が「最高の音だから!」とオススメしてきたとしても、感じかたは人それぞれです。
後悔しないためは、自分の耳で確認するしかありません。
失敗5. 音楽が聴こえない
マフラーから出る音がデカすぎて音楽が聴こえない、という失敗です。
排気音を大きくするなら音楽はあきらめましょう。
音楽を楽しみたければマフラーをあきらめましょう。
「なにかを得るにはなにかを手放さなければならない」というやつです。
失敗6. 会話ができない
排気音がデカすぎて同乗者との会話ができない。じゅうぶんありえます。
デートだったら女子は引きます。大きな排気音を手に入れる代わりに、可愛い彼女をあきらめますか?
ふたたび「なにかを得るにはなにかを手放さなければならない」というやつです。
本当にマフラーを交換する覚悟はできているでしょうか。
失敗7. 耳が痛くなる
音楽は聴こえず会話もできない爆音に、耳をやられてしまうパターンです。
音響外傷やイヤホン難聴といった症状があります。
カンタンにいえば、騒音で耳がダメージを受けて難聴や耳鳴りが発生すること、です。
カッコいい排気音と引き換えに、音楽やら彼女やら聴力やらを差し出す……。
失うものが多い気もしますが。
失敗8. ご近所からのクレーム
「マフラーの騒音がうるさい!」とご近所からクレームが来るかもしれません。
困ってしまいますね。
「知るか!交換するんじゃ!」くらいの熱量と度胸があればノープロブレムです。
ただ、周囲の目が気になってしまって、純正のマフラーに戻してしまう人もいます。
あなたはどちらでしょう。
失敗9. 車検に通らない
マフラーを改造していると車検に通らないことがあります。
排気音がデカいと騒音基準をクリアできません。
マフラーは地上9センチメートル以上の高さになければならない、なんてルールもあります。地面に擦りそうなマフラーはNGということです。
それから、極端にボディから突出しているのもダメ。
マフラーにはいろんな制限があるんですね。事前によく確認しておきましょう。
まとめ
マフラーを交換して起こりうる失敗や後悔を紹介してきました。
すこしでも不安になった人は、よく調べて考えましょう。
俺は彼女が欲しいんだ!って人はやめておいたほうがいいってこと。
(「好きな男性のタイプは……車の排気音が豪快な人です!」という女性など宇宙に存在しない)