自動車のマフラーは丸型が一般的ですが、なかには長方形のマフラーも存在します。
あの四角いマフラーのなかに、「細くて丸いマフラー」を見つけてしまったとき。
見てはいけないものを見てしまった気分になりませんか?
この記事では、
- 長方形のマフラーはお洒落なのか
- 詰めが甘いんじゃないか
など、「四角いマフラーの中に細いマフラーが見えるダサさ」について書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
おなじことは、太くて丸いマフラーの中に細いマフラーが見えている状態にもいえる。
【車】四角いマフラーの中に細いマフラーが見えるのはダサい
メッキで装飾された長方形のマフラーが、リアの左右に2ヶ所。
「いかつくてカッコいいな」なんて思いながらよく見てみると、四角いマフラーのなかから、細くて貧弱なマフラーが顔を覗かせている。
これ、萎えますよね。
カツラを外して頭皮を拭いている部長を見てしまったような。
着ぐるみを脱いで水分補給しているスタッフを見てしまったような。
「見たらマズいもの」を見てしまった感を覚えます。
どうしてダサいのか?
長方形のマフラーの中に細いマフラーが見えているダサさについて考えてみます。
これがダサいのは、「カッコつけようとしている感」が出てしまっているからでしょう。
そこに「カッコつけきれていない中途半端さ」が輪をかけます。
デカいマフラーだぜ。どうだ!とやっておきながら、本当はショボいマフラーをメッキで長方形に囲っているだけ。
排気量2000ccのSUVに、極太のマフラーは必要ないわけで。
身長を高く見せるためにシークレットブーツを履いている男、みたいなズルさを感じますね。
実際に太いマフラーが必要なわけではなく、あくまでもファッションである。
必要もないのにデカくて四角いマフラーを装着している。
そこがダサいっていう。
「ショボいマフラーが見えてしまう」詰めの甘さ
最大の問題は、長方形のマフラーのなかに本来のショボいマフラーが見えてしまう点です。
自動車メーカーの詰めが甘い。
信号待ちをしていて、何気なく前の車のマフラーを見たら、四角いメッキのなかでちくわみたいなマフラーが震えていた、みたいな。
完全に隠していないために、こういう事態が起こってしまいます。
デカくて四角いマフラーを演出するなら、本来のショボいマフラーが見えないよう、徹底的にやって欲しいところです。
中途半端に装飾するくらいなら、四角くメッキで囲わないほうがマシ。
細くてショボいマフラーを堂々と晒しているほうが、潔くて好印象です。
薄毛でたとえるなら、ハゲてしまった頭部をカツラでごますのはいいんです。
でも、カツラがズレている。詰めが甘い。
これとおなじことが、長方形のマフラーから覗くショボいマフラーにもいえます。
やるなら徹底的にやってくれないと、見ているこっちが恥ずかしくなる。
まとめ
一部のSUVやセダンが、件のダサいマフラーをつけて走っています。
排気量の小さい車に大きなマフラーは必要ありません。
それなのに、身の丈にあわないデカいマフラーに見せかけようとする。
でも、カッコつけてるわりに詰めが甘い。
結果として「カッコよく見せたい」という邪な狙いだけが見え透いてしまい、後続車ドライバーは冷笑し、オーナーは恥をかく。
こういう状況を招きます。
購入するオーナーのセンスもどうかと思いますが、販売するメーカーのセンスもどうかと思います。
低身長を気にしている男が、彼女とのデートに厚底ブーツを履いて登場する、みたいな。
そういうダサさです。
長方形のメッキで囲むのはやめるか、徹底的に作り込むか。
いずれかで本件が解決することを願っています。
以上、四角いマフラーの中に細いマフラーが見えるダサさについてでした。
結論。ハリボテ感丸出し。車の格が2ランク下がる。
後方録画中ステッカーのダサさも看過できません。
それから、フェアレディZのダサさも。