まずはこちらの図をご覧ください。
男性のみなさんに質問します。トイレに誰もいない場合、あなたはどの位置で用を足しますか?
ちなみにAは手すり付きの小便器で、A側に入口があります。
さぁ、どこを選びましたか。
Aを使う方は少ないでしょう。とすると、残るB〜Cのいずれかを選んでいるはずです。
ここでBかDを選んだ方は問題ありません。
Cを選んだあなた。
問題はあなたです。
※イラスト上ではBやDを選んだ方も、実際には無意識のうちにCを使っている可能性があります。
この記事では、人がいない場合どの小便器で用を足すべきなのかという(どうでもいいようで重要な)テーマについて書いていきます。
男性はかならずお読みください。
なお、「混んでいたら男性用トイレの個室を使うことがあるわね」というおばさんは読む必要がありません。念のため。
公衆トイレで使ってはいけない便器
Aは手すりがあるから避けるとして、なんとなく奥のほうが落ち着くからBもスルー。
誰もいないのに一番奥まで行くのも面倒だし、とりあえずCの位置でいいや。
このように考える男性が多いのでしょう。
公衆トイレに入ると、Cの位置で一人で用を足している男性にしばしば遭遇します。
またかよというのが私の感想です。
男性であれば、手すりがついた便器を避ける感覚はお分かりいただけるでしょう。
もともと選択肢にないんですよね。補助を必要としていない場合、むしろ手すりが邪魔だったりします。
そうすると、選択肢はBからDまでの3つになるわけです。
Cを使われてしまうと、どうしても隣に並ばざるを得ません。
これまた男性なら共感いただけると思いますが、なるべく他人と並ばないように意識しますよね。公衆トイレに存在する暗黙のルールといいますか。
でも、Cを使われていたらアウト。並ぶしかありません。
ほらお互い気まずいやん?
という気持ちになります。
だから、もうちょっと考えて小便器をセレクトして欲しいんですよね。
他の男性が用を足しに来ることを想定したポジション取りをしておくべきなのです。
誰もいない公衆トイレではここを選ぶべし
Bを選んだ場合。後からトイレにやってきた男性はDを選ぶでしょう。
これなら、並んで不快な思いをすることなく用を足せます。
しかし、Bはあと一歩足りていません。
なぜなら「Aを使う人物」が来ることを想定していないからです。Aを使う人物というのは、高齢者や体の不自由な方などですね。
つまり、Aが使われる可能性まで考慮した場合、隣接してしまうBは最適解ではないといえます。
よって、もっとも賢いポジションはDということになります。
Dで用を足していれば、誰が入ってきても隣り合うことはありません。お互いにパーソナルスペースを侵害することなく存分に放尿できるわけです。
まとめ:トイレのポジショニングに思考力が出る
誰もいないトイレのどこで用を足すか。
些細なことに思えますが、ポジショニングであなたの「考える力」は露呈してしまいます。
おそらくたいていの人はなにも考えていません。
考えていないと、先述した思考回路をたどって、Cという誤答に行きつきます。
でも、ちょっと頭を働かせれば、Cがワーストポジションであることなどすぐにわかるはず。
パーソナルスペースを侵害しないために
隣り合った状態で用を足すのは、あまり気持ちのいいものではありませんよね。
ぜひ他人のパーソナルスペースを侵害しないために、そして自分自身のパーソナルスペースを守るためにも、位置取りについて考えてみてください。
そしてなにより、誰もいない状況でCの位置を選ばないでください。
並びたくないから仕方なくAを使っているのに、「お前元気じゃねぇか。手すりが付いた小便器使うなよ」みたいな視線を送らないでください。
誰のせいでこうなったと思ってるんですか。あなたが頭を使わなかったしわ寄せですよまったく。
以上、愚痴でした。
公衆トイレは賢くポジショニングしましょう。
この記事が全男性に読まれることを願っています。