短足はデメリットだらけです。
スタイルが悪くてダサい、車の運転席がやたら前、自転車が似合わない……もうやめましょうか。切なくなるだけですね。
そうではなくて、この記事では「短足にもメリットがある」ということをお伝えしたいのです。
短足に自信を持ちましょう。ポジティブになりましょう。短足だってスゴいんです。
短足のメリット2選
短足には2つだけメリットがあります。
1. 重心が低い
まず1つ目は、短足は重心が低いということです。
バスケやサッカーの経験者ならわかると思いますが、スポーツでは重心が低いほど有利なことが多々あります。
私が小学生のころにやっていたバスケでは、試合中にコーチがよく「重心が高い!もっと下げろ!」と怒鳴っていました。
そうすると脚を開いて姿勢を落とすわけですが、短足はデフォルトで重心が低いので難なくクリアできます。
ちなみに、重心が低いと当たり負けしないんですね。相手にぶつかっても、押されたり倒されたりしません。
短足は当たり負けしない
サッカーもおなじです。
重心が低いほうが当たり負けしないので、短足は体どうしをぶつけるラフなプレーにも競り勝てます。
私は中学でサッカーをやっていて、ポジションはディフェンダーでした。
自分でも怖くなるくらいフィジカルが強く、相手フォワードをバンバン倒していたのですが、いま思えばただ単に短足だったからですね。
短足に感謝です(短足ですが、足はかなり速いほうでした)。
短足がもっとも活躍できるスポーツは相撲でしょう。重心の低さは最大の武器になります。
事実、力士は短足が多いですよね。
というわけで、1つ目のメリットは「当たり負けしない」ということです。
自分がスポーツをやらない人でも、頑張っている力士(仲間)を見て、応援してみてはいかがでしょう。
彼らは短足界のレジェンドですからね。勇気をもらえます。
2. 運動量が多い
短足は健康維持に有利です。
たとえば2キロ歩くとした場合、脚が長い人よりも、短足のほうが歩数が増えますよね。
歩数が多いということは、それだけ運動量が多いことになるので、おなじ2キロでも「たくさん運動した!」となるわけです。
脚が長い人なら5歩で進む距離を、短足は7歩で進む。そういうイメージです。
「切ない」などと思ってはいけません。「めっちゃ健康!」と信じこみましょう。
これは紛れもなく短足のメリットなのです。
少し歩くだけで万歩計もどんどんカウントが増えていきます。
「1日1万歩が目標です?」
短足には朝飯前ですね。
というわけで2つ目のメリットは「ウォーキングの効率が良い」です。
歩かなければただの脚が短い人。ぜひ、積極的にウォーキングをしましょう。
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それから、ボートに乗れる。
あまりに特殊なケースだったのでメリットとしてはカウントしませんでしたが、ボートに乗れる、というのも短足の利点です。
かつて手漕ぎボートに乗ろうとしたときに、モデル並みに脚の長い友人だけ乗れなかったんですね。
「脚が長すぎてボート内におさまらない」と。
最初は冗談だと思ったのですが、本当に脚がおさまりきらないのです。どうやってもボートから脚がはみ出してしまって、とても乗れたもんじゃない。
彼は泣く泣く手漕ぎボートをあきらめ、ひとり岸で待っていたのでした。
私は思いましたね。
「嗚呼、短足で良かった」と。
まとめ
以上が短足のメリットです。
現在はまだ2つしか見つかっていませんが、これからもどんどん発見していく所存ですので、どうか短足のみなさん、希望を捨てないでください。
短足のメリットをもっとたくさん発掘して、「短足いいなぁ」の時代を到来させます!
ジュラ紀、白亜紀、短足いいな紀、ってなもんです。しばしお待ちを!