この記事では「ヨーグルトを凍らせるべきではない理由」を解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
ヨーグルトを冷凍すべきでない理由
ヨーグルトは冷凍せずに保管したほうが美味しく食べられます。
ヨーグルトを凍らせてしまうと、解凍したときに分離が起こってしまい、多量の水分(ホエイ)が出てしまうんですね。
結果としてヨーグルトの質が落ちることになります。
(実際に凍らせて解凍したことがあります。端的にいえばヨーグルトは不味くなりました)
1. 食感が悪くなる
解凍時に分離が起こることで、ヨーグルトの持つなめらかさが失われてしまいます。
つまり食感が悪くなってしまうのです。
分離して水分が抜けてしまったヨーグルトは、ボソボソとした食感になってしまい、美味しくありません。
ヨーグルトのなめらかな食感を楽しみたい方は、冷凍保存しないほうがいいでしょう。
2. 風味が落ちる
水分(ホエイ)が分離したヨーグルトは、風味も落ちてしまいます。
「栄養さえ摂れれば味はどうでもいい」という方は冷凍保存をして構いませんが、そうでなければ、10度以下で冷凍せずに保管するのがおすすめです。
なお、冷凍保存をすると「ヨーグルトが不味くなる」のであって、乳酸菌やその他の栄養素がなくなってしまうわけではありません。
あくまでも「美味しく食べたい」人は冷凍しないほうがいい、という話です(解凍したヨーグルトは残念な食べ物になってしまう)。
食べきれる分量だけ買う
そもそも賞味期限内で食べきれる量だけ買えば、ヨーグルトを冷凍させることもないわけです。
冷凍する・しない以前に、適量を買うよう注意すべきですね。
スーパーで買う際には、手前ではなく、陳列棚のなるべく奥から取るようにすると賞味期限の残りが長いものをゲットできます(店側は迷惑かもしれませんが)。
手前と奥のヨーグルトで賞味期限が5日ちがう、なんてこともザラにありますからね。
なるべく新鮮なものを買うように心がけましょう。
それでも冷凍したいときには砂糖を加える
それでもヨーグルトを冷凍保存する必要があるときには、砂糖を加えるのがおすすめです。
砂糖を足すことでヨーグルトの分離を防げるのです。
加糖タイプのヨーグルトであれば砂糖を加える必要はありません。
無糖の場合はかならず砂糖を(それも多めに)入れましょう。
そうすれば、解凍しても水分(ホエイ)が出るのを抑え、美味しく食べることができますよ。
ただし、砂糖を加えることでかなり甘くなってはしまいますが。
まとめ
ヨーグルトを冷凍すべきではない理由をご紹介してきました。
なお、分離したときに出る液体(ホエイ)は捨てずに食べることをおすすめします。
というのも、液体のなかにはタンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が含まれているからです。
分離した水分を捨ててしまうのは、栄養素を捨ててしまうのといっしょです。
残った固形のヨーグルトを食べてもただお腹が膨れるだけで、ヨーグルト本来の栄養はじゅうぶんに摂取できません。
冷凍せずとも、ヨーグルトを大きなパックで買うと水分が分離することがありますね。
あれもホエイであり、おなじ話です。捨てないようにしましょう。
以上、ヨーグルトを冷凍すべきでない理由でした。
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