この記事では「バスキア展の感想や混雑具合」などをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
バスキア展は六本木にて2019.9.21〜11.17の期間で開催しています。
バスキア展の感想・混雑具合
バスキア展は2019.9.21〜11.17の期間で開催しています。私が訪れたのは9/23(月)で、この日は3連休の最終日でした。
入館までに待ち列ができていて、入り口でスタッフが「バスキア展は約20分待ちです」と案内していましたね。
実際には10〜15分ほど並んで入館できました。
バスキア展開催直後にもかかわらず「思っていたほど混んでいなかった」というのが個人的な感想です。
なお、あらかじめコンビニでチケット(当日券2,100円)を買っておくこともできますが、やめておきましょう。
買うメリットがないどころか損をします。詳細は以下の記事に書きました。
館内の混雑具合は?
館内はさほど混雑しておらず、余裕を持って鑑賞できます。
どの作品も「たくさん人がいて見れない」などということはありませんでした。
バスキアの作品は大きなものが多いので、ある程度離れた場所からでも見ることができますよ。
※同日に訪れた「みんなのミュシャ展」のほうが混雑していました。
前澤さんが落札した123億円の作品について
館内でもっとも人だかりができていたのが、前澤友作さんが123億円で落札した作品(無題)の前でした。
ほかの作品にくらべてひときわ目を引きます。価格や話題性を抜きにしても、素直に「いいなぁ」と感じます。
こんな素晴らしい作品をいつでも自宅で鑑賞できるとはうらやましいですね。
私も自宅にバスキアの作品を飾りたくなり、お土産コーナーで思いきって800円のポスターを落札しました。
作品によっては写真撮影可能
バスキア展はいくつかの作品に限って写真撮影が可能です。
前澤さんが落札した絵画も撮影可能でした。
撮影してもいい作品かどうかは、そばに表示が出ているので一目でわかります。
勘違いして「撮影不可」の作品をスマホで撮っているおばさんもいましたが。
シャッター音に気づいたスタッフに注意されていたものの、写真を消すようにはいわれてませんでしたね(消さなくていいのだろうか……?)。
なかには、サッと写真だけ撮って立ち去ってしまう人も。
せっかく本物が目の前にあるのに、なんとももったいない気がします。家に帰って写真で見るくらいなら、いまじっくりと目に焼き付けたほうがいいのでは?なんて思ったり。
まぁ、個人の自由なのでいいのですが。
音声ガイドが無料
バスキア展は無料で音声ガイドを借りることができます。
作品に番号が振られており、その番号を端末に打ちこむことで、作品ごとの解説を聴けれるサービスですね。
借りる・借りないは個人で選択できますが、せっかく無料なので、ふだん音声ガイドを利用しない方もぜひ使ってみることをおすすめします。
作品の見どころや背景などを詳しく教えてくれるため、いっそう充実した鑑賞になりますよ。
なお、ナビゲーターは女優の吉岡里帆さんです。
耳元で語りかけてくれるので吉岡里帆ファンの方はぜひどうぞ。
六本木ヒルズからの眺めを堪能
バスキア展が開催されている森アーツセンターギャラリーは、六本木ヒルズの52階に位置します。
そのため、芸術鑑賞をしたついでに東京の景色を堪能することができるのです。
展望台はべつにありますが、どちらも52階なので景色に大差はありません(展望台エリアへ入るには別途料金が発生します)。
私は「ほうこれが成功者の眺めか」と思いましたね。2分間だけヒルズ族になれたような気がしました。
バスキア展入場料の2,100円で景色も楽しめるのはお得です。
バスキア展感想
バスキア展のために長野県から高速バスに揺られた甲斐がありました。
27歳で生涯を閉じたバスキアの作品を観て、26歳の私は、あと1年でなにが残せるだろうかと考えたり。
返さなきゃならない奨学金だけはたっぷり残っていたり。
作品はエネルギーに満ち溢れていて、目の前に立つと圧倒されます。
書き殴った文字からはバスキアの狂気すら感じました。
バブルに沸き立つ当時の日本に影響され、バスキアは「100yen」なんて文字をいくつかの作品に書きこんでいます。
彼の死後著しく評価が高まり、123億円で彼の作品を買う日本人が出ることなど、バスキア本人は予想もしていなかったことでしょう。
作中の文字が100yenではなく100okuだったら面白かったのですが。
以上、バスキア展を訪れた感想と混雑具合についてでした。