寒くて勉強をする気になれない……。
そんなときはこたつでの勉強がおすすめです。
この記事では「こたつで勉強するメリット」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
こたつで勉強するメリット
こたつに入って勉強をするメリットは大きく2つあります。
1. こたつで頭寒足熱
あなたは「頭寒足熱」という言葉を聞いたことがありますか?
頭寒足熱とは、頭を冷やして足を温めることを指します。
この状態が健康に良いとされているんですね。
そんな頭寒足熱は健康だけでなく、勉強にも良いといえます。
もし部屋全体が暖かかったら、頭がボーッとして集中できません。
暖かい部屋にいると眠くなる
暖房の効いた暖かい部屋で過ごしていて、頭がボーッとしたことはありませんか。
なんだか眠くなってしまったり。
それは脳がリラックスしているからです。
暖かさでリラックスして、眠くなってしまうんですね。
ですので、エアコンやヒーター、ストーブで部屋全体を暖めるのはおすすめしません。
頭部までポカポカして眠くなるので、少なくとも勉強には不向きであるといえます。
(塾講師として働いていたころ、教室の温度が高いほど生徒は眠そうにしていました)
足元だけを暖めてくれるこたつなら、頭はシャキッとした状態をキープできます。
これなら勉強がはかどりますね。
2. こたつは目は空気が乾燥しない
こたつが他の暖房器具(ストーブやファンヒーター)よりも優れているのは、空気を乾燥させないことです。
ストーブやファンヒーターを使っていると部屋の空気が乾燥します。
空気が乾燥すると、目も乾燥して疲れやすくなります。
これは勉強をするうえで良くありません。
目が疲れると、人間は脳まで疲れているように感じてしまうんですよね。
実際に、脳の疲れは眼精疲労からくるものが多いとされています。
だからこそ、空気を乾燥させないこたつがおすすめなのです。
こたつはほかの暖房器具にくらべて目の疲れを抑えられるので、こたつでなら集中して勉強に励むことができるといえます。
「こたつは勉強に不向き」という意見はなぜ間違っているのか
どうやら、こたつで勉強するのは良くないと考える人もいるようです。
が、それは間違い。
こたつで勉強すると眠くなる?
たとえば、「こたつで勉強をすると眠くなる、緊張感が保てない」という意見があります。
それはこたつのせいではなく、ただの睡眠不足です。
こたつは悪くありません。
こたつは長時間座るのに不向き?
それから、「こたつは長時間座るのに適していない」という意見もあります。
いや、長時間座る必要はありません。
ずっと座っていると血流が悪くなり、脳のパフォーマンスが落ちます。
そもそも人間の集中力は15〜20分程度しか持続しないため、こまめに休憩を挟んだほうが、結果として長く集中できるんですね。
したがって20分おきに立ち上がったり、トイレ休憩をすれば良いので、「長時間座るのに適していない」ことはなんら問題ではありません。
だいいち、座り方が悪いだけです。
こたつを使えない事情がある場合
とはいえ、人によってはこたつで勉強できないケースもあるでしょう。
たとえばこたつがリビングにあって、つねに家族がテレビを見ているから集中できないとか。
もしくはこたつに入っていると勉強しにくい。勉強机とイスのほうが良い姿勢を保てるとか。
そんな悩みを抱える人には、フットヒーターがおすすめです。
フットヒーターがおすすめ
フットヒーターとは足元に置く暖房器具のことをいいます。
私も受験生時代から永く愛用しているスグレモノです(信州の冬は極寒なので)。
こたつと同様に頭寒足熱を実現できますし、部屋の空気も乾燥しません。
暖かいフットヒーターに足を乗せれば快適に勉強できますよ。
めちゃくちゃ寒い日にはさすがにストーブなどを使わなければ耐えられませんが、ある程度の寒さならフットヒーターと膝掛けで乗り越えられます。
成績アップのために快適な勉強空間を手に入れましょう。
記事はこれでおしまいです。
こたつを勧めるはずが、最終的にフットヒーターのおすすめ記事になってしまいました。
結論としては、どちらもおすすめです。
いちばん大事なのは頭寒足熱(部屋全体ではなく足元だけ暖めること)なので。
以上、こたつで勉強するメリットでした。
こたつで勉強をするなら、座椅子があると便利です。
高い集中力をキープしたい方におすすめです。
こたつが快適すぎて出られなくなったら、こちらの脱出方法をお試しください。