あなたはスマホなしでも生きていけますか?
「無理」だと即答した方は、こんな本を読んでみるといいかもしれません。
この記事では、米田智彦著『デジタルデトックスのすすめ』の感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『デジタルデトックスのすすめ』の感想
デトックスは「解毒」という意味を持ちます。
著者のメッセージは「ネットやスマホから離れるべし」というもの。
……まぁ、これだけだと「嫌だよ」ってなもんですよね。
では、スマホから距離を置くとどんな良いことがあるのか。
「スマホやネットを断つと幸せになれる」と著者はいいます。
承認欲求に縛られない
スマホやネットを断つと幸せになれるのは、自分らしさを取り戻せるからなのだそう。
友達よりもすごい写真を撮ってやろうと意気込んで豪華な食事をしたり、贅沢をしたり。
そうしたSNSでの自慢合戦に巻きこまれていませんか?
「それは本当にあなたらしい生き方なのか」と著者は問いかけます。
もしもスマホやネットに振り回される生き方に疲れているのだとしたら、少し距離を置いてみるべきではないでしょうか。
(あるいは、距離を置いてみて負担に気づいたり)
悩みの原因は他者との比較
現代人が抱える悩みの多くは「他者との比較から生まれる」のだとか。
SNSを覗けば、高級ブランド服を着た人の画像や、なんだかカッコいい車に乗った人の画像が目に飛びこんできます。
で、反射的に「いいなぁ〜」と思ってしまうんですよね。
こうやって他人を羨んでいる状態というのは、自分を否定していることにもなるわけです。
高級ブランドを買えない自分。スポーツカーを所有できない自分、ダメだなぁってな具合に。
だからスマホを断てというんですね。
スマホやネット、つまりは他者に振り回されず、自分が好きなように生きたらいいじゃないかと。
(スマホの解約を勧めるわけではありません)
週末はスマホを使わない
著者は「週末だけ使わないのはどう?」と提案し、自身が実践していました。
その様子は本書に収められています。
山に登ったり、泳いだり、やたらアクティブな活動をしていましたね。
「登山のススメ」ではないので、べつに山に登る必要はありません。
家でゴロゴロするとか、本を読むとか、そんなことでもいいと思います。
日常のなかで意識的に「スマホを使わない時間」を確保する。
そして自分が本当にやりたいことをやる。これが大事です。
まとめ:デカい綿あめ
私は大きくてカラフルな綿あめが嫌いです。
大きくてカラフルな綿あめを嬉しそうに食べているすべての女子が嫌いです。
たいして美味しくもないのにやたら高い。
そんなバカみたいにデカくて無意味にカラフルな綿あめを食べる女子を見ると、「それ本当に食べたいと思ったのかよ」と感じてしまうんですね。
「もし今日スマホを忘れたとしても買っていたのか?」って。
そんな女子にこそ本書を勧めたいと思います。
綿あめより先に買うべきはこっちだと。
すべてのアプリを削除
それから、本書には「すべてのアプリを消そう」と書いてありました。
著者は全アプリを消したそうです。
電話機能とウェブ検索機能だけが残ったスマホ……まぁ、使う気にはならないでしょうが(ずいぶん荒治療)。
本書には「自分らしく生きよう」という熱いメッセージが込められています。
ただ「スマホはあかんよ〜」を繰り返すだけではありません。
スマホを持っている方はぜひ一度読んでみては?
もしくは私のように、大きくてカラフルな綿あめを食べるすべての女子が嫌いなあなたにもぴったりな一冊です。
デジタルデトックスのすすめ 「つながり疲れ」を感じたら読む本
- 作者: 米田智彦
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2014/01/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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以上、米田智彦著『デジタルデトックスのすすめ』を読んだ感想でした。
まぁ私、1日トータル5分くらいしかスマホ使わないんですが。
まずは寝る前から始めませんか?