情報過多の時代において「注目」は希少な資源だそうです。
あなたは注目を集める方法を知っていますか?
この記事では、ベン・パー著『アテンション「注目」で人を動かす7つの新戦略』の要約と感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『アテンション「注目」で人を動かす7つの新戦略』の要約と感想
まずは本書の要約から。
いいモノを作っても客は来ない。注目される努力が必要。
それは決して「みっともない」ことではない。
関心を集めて信頼につなげるための7つの武器を紹介する。
これは、「何かを世に広めたい」と考えている人のための本である。
もしあなたが良いモノを生み出しているにも関わらず誰にも認知してもらえないとしたら、それは「注目される努力」が足りていないからかもしれません。
いえ、その具体的な方法を知らないだけ、ともいえます。
注目されるのは難しい
著者は「注目してもらうのは難しい」ことを理解しておくべきだといいます。
なぜなら、人々が注意を払える人やアイディアはごくわずかしかないから。
これは本当にその通りだと思います。
私はこうしてブログを書いていますが、ブログに注目を集めるのは至難のワザです。
ニュースサイト、YouTube、SNSなどと闘って、注目を勝ち取らなければなりません。
が、いずれも強敵なんですよね。
相手は巨大ショッピングモール。こちらは個人商店。そんな感じです。
本書から「戦略」を学ぶ
だからこそ、ただただ記事を書いているだけではどうにもならない。
もっと戦略的に「注目」を奪いに行くべし。
そんな状況の私にとって、本書の内容はとても参考になりました。
少なくとも、こうしてあなたの注目を引くことには成功しています。
「単純さ」はつねに複雑さを上回る
私はこのブログと、それから『ショートショートショートのビル1F』という小説に、注目を集めようとしています。
あなたが注目して欲しいモノはなんですか?
- 作詞作曲したオリジナルソング?
- 構想5年の長編小説?
- 類稀なる演技力?
- それともその美貌?
いずれにしても大事なのは、「シンプルであること」なのだそう。
情報を絞ってシンプルに
そのために、情報を提示しすぎないよう注意したほうがいいのかもしれません。
情報を出せば出すほど説得力が増すと考えるのは、どうやら誤りなんですね。
もしあなたがアイドルなら、特技をもっと減らし、どれか1つに絞るとか。
お尻を武器にしたいグラビアアイドルなら、お尻の画像ばかりをSNSにアップするとか。
フリーライターであれば、「コンビニのおにぎり」についてだけ書くとか。
とにかく不要な情報を削ぎ落とすべきだといいます。
まとめ
本書を読めば「注目を集めるための7つの戦略」を学ぶことができます。
もしあなたが誰からも注目されずに悩んでいるとしたら、本書を読むことで、なにか突破口を見つけられるかもしれません。
ちなみに著者はテクノロジー業界に属しており、次々にベンチャー企業が勃興しては消えていく様を見てきたそうです。
この世界では「注目」が明暗を分けます。
なぜなら、どんなに偉大なテクノロジーやビジョンを掲げていても、注目されなければ、資金調達や人材の確保が難しいから。
そうしたなかで著者が見つけた「注目されるための方法」が、本書に書かれているわけです。
私は本書を読んで、アドセンスの色をオレンジに変更しました(もう少し画面を下へスクロースすると出てきます)。
目立たせて注目を集めるためです。効果はまぁ、ぼちぼちですね。
以上、ベン・パー著『アテンション「注目」で人を動かす7つの新戦略』の要約と感想でした。